「子育て」に
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【開催レポート】MINATOのMeeting vol.2
みなさんこんにちは。ターンコーディネーターの根岸です。 2017年5月26日(金)にMINATOのMeeting vol.2を開催しました。 MINATOのMeetingは、気仙沼への移住者やUターン者、気仙沼で活動する若者や先輩たちをつなぐ場として、気仙沼市内で開催している交流会です。 今回は「けせんぬま生活へようこそ!2017〜」をテーマに、この春から気仙沼での生活を始めた方や、この2〜3年でUIターンした方々が多く集まりました!そうしたUIターン者だけでなく、彼らをサポートすべく集まった移住サポーターたち(気仙沼でさまざまな取り組みをしている気仙沼の先輩たち)もたくさん! 参加者は40人。そのうち「ここ2〜3年でUIターンした」という方は24人。 参加者同士を知る場として、UIターン者も移住サポーターも、みんなごっちゃのグループで自己紹介。自分の得意なこと、気仙沼で挑戦してみたいこと、を話しました。 みんなの緊張がほぐれたところで、移住サポーターのみなさんから、けせんぬま生活がより楽しくなる取り組みをご紹介いただきました。 <参加いただいた移住サポーターの活動一覧> ▶︎まち大学 海の市2Fにある会員制シェアスペース「□ship(スクエアシップ)」の運営をしています。お一人での作業やミーティングスペース、またはリラックススペースとして使用したり、イベントを行うこともできます!私たちスタッフは、少しでもそのお手伝いができるように話を聞いたり、必要に応じて誰かをご紹介することなどもしています。 ▶︎担い手育成支援事業 気仙沼に住む10代〜30代の若者を対象に、「気仙沼で何か自分でやってみたい」という気持ちを応援し、形にするプログラムを行なっています。地域の魅力や課題を発見し、気仙沼に住む若者一人一人が成長し、”やりたい!気持ちを形にして、地域に関わる若者、活躍するまちづくりの担い手を育みます。 ▶︎気楽会 「今ある気仙沼を積極的に楽しもう!」「気仙沼を自発的に楽しくしよう!」という想いを持つ、地元有志の集まりです。毎週「定例会」を開き、それぞれが普段考えていることや思いついたアイデアを気軽に出し合っています。アイデアが一つの方向に盛り上がれば、いざ実行!できることを自分たちですぐやってしまうのが気楽会のスタイルです。 ▶︎島がっこう 島がっこうは、気仙沼大島にて島内の小・中学生に対し、週に1回の学習サポートと、地域について学ぶワークショップを、実施しています。島内のあちこちを取材する壁新聞づくりや、自然や暮らし、文化に焦点を当てた体験活動など、子どもたちがより深く島について知る機会をつくっています。 ▶︎からくわ丸 唐桑のまちづくりサークルです。地元&Iターン者の20-30代が約20名集まって活動中。大震災の翌年2012年に設立して以来、唐桑地域でまち歩きや子どもたちの地元体験プログラムを展開してきました。地域を元気にするために、唐桑でやってみたいことができる「場」がからくわ丸です。 ▶︎八瀬の会 8のつく日は八瀬の日!毎月8日のつく日に行なう、八瀬地域内外の多世代交流を目的とした会です。昨年より、八瀬地域民の交流と外へのアピールを高めつつ楽しいことをやっていこうと、思いつきで発足しました!現在は20〜30代の若者や子連れ参加が多く、大人は会食・座談会をしている横で、子どもたちが遊び回るわいわい楽しい空間になっています! ▶︎プレーワーカーズ 子どもの遊び場づくりに長年取り組んできた、子どもの遊び場を始めとする環境づくりの専門家プレーワーカーで構成されています。子どもがいるならどこであっても、子どもが「もっと楽しく」「もっとのびのびと」「もっと安心して」いられるように様々な事業を組んでいます。気仙沼では、2017年5月27日より三日町に子どもの居場所・遊び場「こどまど」を本格オープンしました。 ▶︎ピースジャム ピースジャム工房には新生児や未就学児の親子が集い、育児をささえあいながらジャムやベビー用品の製造販売をし、その収益によって地域へ開放している広場の運営や、新たな親子の雇用へつなげています。持続的な育児コミュニティ作りだけではなく、この活動によって「子育てをしながら働ける基盤」づくりをし「産みやすく育てやすい環境」を社会へ波及することを目指しています。 ▶︎ちょいのぞき気仙沼 氷屋さんに函(はこ)屋さん、造船所に漁具屋。他のまちにはない港町ならではの職場に潜入できるほか、漁師体験やツリーハウスなど自然を満喫できる遊びもたくさん。学んで楽しめるコンテンツが満載のプログラムで、毎週末開催しています。気仙沼の玄関口「内湾(ないわん)」や、市北部にあり、自然がたくさん残る「唐桑(からくわ)」など、気仙沼のいろいろなところで実施しています。▶︎ば!ば!ば!プロジェクト 気仙沼ではびっくりした時に「ば!」と言います。ば!ば!ば!プロジェクトでは、自分たちが暮らすまち「気仙沼」の魅力をどんどん探り、発見し、面白さと人をつないでいきます。誰でも自由に参加できるから、いろんな人たちがやってきて、交流し、アイデアが生まれそれが新しい気仙沼の「ば!」を育てます! ▶︎気仙沼青年会議所(JC) 青年会議所(JC)とは、時代の担い手として「明るい豊かな社会の実現」を同じ理想とする20才から40才迄の青年男女の団体です。日本全国では701のJCの4万人が入会し、宮城県内には気仙沼JCを含め11のJCがそれぞれの地域で活躍しています。 ▶︎気仙沼商工会議所青年部(YEG) 商工会議所とは、地域商工業者の世論を代表し、商工業の振興に力を注いで椎木経済の健全な発展に寄与するための地域総合経済団体です。公共性、地域性、総合性、国際性を特徴として活動しています。気仙沼商工会議所では、カツオメカジキのブランドかを推進したり気仙沼の特色を生かした産業の発展に重点を置いています。 ▶︎わらすのわ 子ども支援者ネットワーク「わらすのわ」は、気仙沼で子どもの環境に問題意識を持つ団体・個人の集まりです。震災遺構、今日明日の事を考えるのに精一杯で、子どものことってどうしても後回し。子どもの事や自分の事を考えたり、同じ悩みを持つ人と話したいなと思いながらもどんどん時間が過ぎていく。県内外の方々で、子どもを中心に地域の事を話せていけたら、それだけで気仙沼が変わるのではないか?と思い、立ち上げました。 ▶︎パン工房 ひこばえ 一昨年10月に気仙沼に移住。環境に優しい仕事をしたいと考え、今年2月9日に個人事業をたちあげ、東北の農産物を活用したパンの製造・販売、パン教室をしています。また、現在子供の制服専門の古着事業の立ち上げに取り組んでいます。 どれも気軽に参加できて、地域を知ることのできる活動ばかり。 こういった活動がたくさんあるのも気仙沼の魅力のひとつです。 後半は懇親会へ。 この春から気仙沼へやって来たUIターン者同士はもちろん、先輩移住者や移住サポーターたちとも、つながります。 「今度やるイベントにおいでよ」「一緒に夏のお祭りに向けて太鼓の練習しよう〜!」と次に繋がる交流がたくさん生まれました。 最後に、移住サポーターの小山さんから締めの挨拶が。 「気仙沼って若者にとってはアミューズメント施設はない。どちらかと言えば夜も早く寝ちゃう。僕がUターンして来たころは、今みたいにSNSもなかったから、意外と限られたコミュニティの中でしか生きられない、と思ってました。だけど、それをブレイクスルーしてきたのは、いろんな興味をもつこと。とにかくなんにでも興味をもつこと。最初は住みにくい、暮らしにくい場所かもしれないけど、自らの行動によって、行動を変えることで、住みやすくて、超いいところになると思います。」 とてもすてきな先輩からのアドバイスでした。 仙台や東京と比べたら「何もない」と思いがちですが、自分の行動や視点をちょっと変えてみるだけで、おもしろいまちになるかもしれません。 参加いただいたみなさん、ありがとうございました!
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【ママサークル紹介】ママの心と身体の健康サロン
気仙沼で話題のママサークルがある、とうわさを聞いて、行ってみました!その名も【ママの心と身体の健康サロン】 運営メンバーはみんなママ。ママと子が気軽に集まり、子は楽しく遊ぶ!ママは生活に役立ち、また、リフレッシュできる学びを得る!親子の心と身体の健康を維持することを目的とした気仙沼地域の団体です。 毎月1回程度、こどもとママが一緒に成長できる場を、ということで市内でさまざまな企画をやっています。参加者は子連れのママたちがメイン。もちろん、子連れママじゃなくても、参加できます◎ どんな活動をやっているのか、ちょこっとだけ、ご紹介しましょう! 今年の夏のおわりのある日。 こどもたちと唐桑半島の海で思いっきりあそぶ会。 気仙沼にいても、海にあまり触れる機会のないこどもたちは、おおはしゃぎ。 唐桑の海で、石をひろったり、波打ち際でパシャパシャしたり。 中には勢いよく全身入っちゃう子も。 夏のおわりとはいえ、ちょっと冷たい唐桑の海にもかかわらず、やっぱりこどもは元気です。 ひろってきた石にお絵描きしてあそぶ子も。 もちろん海は危険もいっぱい。 このときは唐桑のまちづくりサークル「からくわ丸」の協力のもと、大人たちは近くで見守ります。 こどもたちが唐桑の大自然のなかでのびのびと自由にあそんでいて、ママたちはママたち同士で交流もうまれていて、とてもすてきな時間でした〜。 ある日は、気仙沼市内で「目からウロコ!整理収納のコツ」セミナーを。 市外から先生を呼んで、みんなで整理収納のおべんきょうです。 この企画、子連れ・赤ちゃん連れでも、大歓迎◎ なんとセミナー中、子どもを遊ばせておくスペースがあったり、おむつ換えスペース、授乳スペースを完備しているのです。 さすがママが企画しているので、ママたちが参加しやすいようになってます。 ここで子どもたちは自由にあそび、ママたちは整理収納の技をまなぶ。 同じ空間で共に成長できるってすてきですね〜。 ほかにも、みんなで茜染め体験をしたり、 アートセラピーを体験してみたり、 と活動はさまざま。 でもどんなときもこどもはのびのび、お母さんもこどもと同じ空間で、のびのびと過ごしていました。 こうしたイベントを開催するたび、地域の人たちをはじめとした、たくさんの人たちの協力をもらいながらやっているそう。 地域の方々あってこその活動であり、地域と連携している形もすてきですね。 特に会員制ではなく、イベントごとに初めての参加者もいるそうです〜。雰囲気もとってもあたたかくて、初めてのひとでも参加しやすい企画ばかりです◎ 気仙沼の子育て環境ってどうなってるの?とか気仙沼でママのコミュニティはあるのかしら?という相談が、移住センターにも寄せられます。 気仙沼の子育て環境に不安をもっている方は、1度、気仙沼で子育てを実践している先輩ママたちに話をきいてみるのもいいかもしれません。もちろん、移住センターの相談窓口にきていただければ、ご案内もできますし、直接【ママの心と身体の健康サロン】にもお問い合わせいただけます。 詳しくはママの心と身体の健康サロンFacebookページまで! (ターン・コーディネーター 根岸えま)
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結婚・子育て
結婚サポート 新婚生活支援事業 気仙沼市は、『まち・ひと・しごと創生総合戦略』の政策目標“やさしさと安心に満ちたくらしを実現し、 若い世代の結婚、出産、子育ての希望をかなえる”の実現のため、 新婚世帯の住居費・引越費用に補助金を交付し支援します。詳細はこちら 妊娠・出産サポート 気仙沼市特定不妊治療費助成事業 県の助成対象となる体外受精および顕微授精(特定不妊治療)治療1回あたり上限15万円もしくは上限7万5千円を助成します。 詳細はこちら 妊婦歯科健康診査 妊娠中はホルモンの変化やつわり等で,むし歯や歯周病に罹りやすく、悪化しやすい傾向にあります。また、歯周病は低出生体重児や早産の原因になるとも言われています。元気なお子さんの出産のためにもぜひこの機会に歯科健診を受診しましょう。1回無料で受けられます。 詳細はこちら 誕生祝い金 気仙沼市では、少子化対策の一層の推進と子育て支援の拡充のため、2019年4月1日以降に誕生したお子さんの保護者の方へ誕生祝金を支給します。 詳細はこちら 子育て支援 気仙沼子育て情報ぽけっと 「気仙沼子育て情報ぽけっと」とは、出産前から中学生までの子育てに関する総合的情報サイトです。サイトはこちら。 子育て世代包括支援センター「すこやか」 妊娠期から子育て期までの様々なニーズに対し、ワンストップで切れ目のないサポートを行う包括支援拠点です。定期的な子育て相談会を実施していたり、オンライン相談も受け付けております。専門職(保健師,看護師,栄養士,歯科衛生士)の方へのご相談ができます! 詳細はこちら。 産後ママ応援事業「ファミリー・サポート・センター」 初めての育児をするお母さんや、保育所や習い事の送迎など上のお子さんのお世話との両立で悩むお母さんを支援します。産後1年間は利用料が無料です。詳細はこちら。 子育て短期支援事業「旭ヶ丘学園児童家庭支援センター」 保護者が病気や仕事の都合等により、お子さんの養育が困難な場合一時的にお預かりします。ショートステイ(24時間預かり)とトワイライトステイ(夜間預かり)があります。詳細はこちら。 一時預かり託児所「Omusubi」 生後3ヶ月〜就学前(年長児)までのお子さんを対象とした一時預かり専門の託児所です。同施設に女性専用のリラックスルームもあり、お子さんを預けて自分の時間を楽しむことができます。詳細はこちら。 子どもサポート 高校生以下の医療費全額助成 出生から18歳に達した最初の3月末までのお子さんの健康保険適用の医療費の一部負担金を、保護者の所得に関係なく全額助成します。 小学校入学祝金 気仙沼市では、少子化対策の一環及び多子世帯の負担軽減のため、令和2年度に第3子以降のお子さんが市内の小学校に入学される保護者の方へ、小学校入学祝金を支給します。詳細はこちら。 ひとり親家庭支援 宮城県母子福祉連合会では、令和4年4月に小学校へ入学するひとり親家庭の新入学児童にランドセルをプレゼントします。応募者多数の場合は抽選となります。詳細はこちら。 就学援助 小・中学生:就学が困難と認められる児童・生徒の保護者に対して、就学上必要な経費の一部を援助する。 詳細はこちら。
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【5月26日開催】第1回みやぎ移住フェア
みやぎを体験!体験ツアーとお試し移住 2019年度 第1回目の開催となる東京でのみやぎ移住フェア! 各自治体の魅力をたっぷりお伝えするべく、各自治体担当者がまいります! 移住までの流れや仕事、生活についてなど、移住にかかわる様々な不安な点なども直接聞いてみてくださいね。 気仙沼に行ってみたい、住んでみたい、気仙沼の暮らしを体験してみたい!など、個別にご相談承ります。 ぜひお気軽にお越しくださいね! 当日のご来場お待ちしております。 開催概要 【日時】2019年5月26日(日) 11:30~ 【場所】東京交通会館8階 ふるさと回帰支援センタ-内 セミナールーム 【主催】宮城県 【対象】全員 【イベント内容】みやぎの魅力をもっと知って欲しいみやぎの体験ツアーやお試し住宅をご紹介! ■プログラム 11:30~ オープニング「みやぎ県ってどんなとこ?」 11:35~ 各市町村PRタイム「体験ツアーやお試し住宅を知ろう!」 12:20~ 個別相談会「疑問や具体的な話を個別に聞こう!」 14:00~ 終了 ■参加自治体 気仙沼市:ゆっくりと暮らしたい、スキルを活かしたい、人の繋がりを大切にしたい 南三陸町:海と山の距離が近い、自然からの豊富な恵み、本気で目指すのは「いのちめぐるまち」 石巻市 :移住の実績多数。食と文化と芸術を楽しめる、チャレンジのまち 登米市 :農業・畜産に興味がある、子育て環境重視、自然が好き 栗原市 :農業に興味がある、田舎暮らししたい、起業創業したい、子育て環境、交流の場を求めている 加美町 :アウトドアが好き、音楽が好き、自然の中で子育てしたい 白石市 :歴史に興味がある、充実した交通アクセスと子育て環境 七ヶ宿町:自然の中で働きたい、米作りに興味がある、のびのびと子育てしたい チラシはこちら(PDF) お申し込み方法 参加希望の方は、みやぎ移住サポートセンターまでご連絡くださいませ。 営業時間: 10時~18時 月・祝定休 電話番号: 090-1559-4714 メール : miyagi@furusatokaiki.net お問合せ先 みやぎ移住サポートセンター 営業時間: 10時~18時 月・祝定休 電話番号: 090-1559-4714 メール : miyagi@furusatokaiki.net
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けせんぬましごとカフェvol.10 in 東京 「愛されて働くという選択肢~船を作る女の子の話〜」
今回のしごとカフェは、皆さんと一緒に「こんな働き方もあるんだね~」と発見し合えたらと思っています。 株式会社みらい造船の稲葉美羽ちゃんをゲストにお迎えして、移住センタースタッフとの女二人のかしましおしゃべり会となります。 美羽ちゃんは静岡県出身で、2019年に気仙沼の造船所に就職しました。事務職以外の仕事に女の人が着くのは美羽ちゃんが初めて。 紅一点、元気に働いています。一緒に働く先輩は、自分のおじいちゃんよりも年上の親方ばかり。 そんな美羽ちゃんをゲストにお迎えして、女性ってどう働けばいいんですかね?みたいなお話が出来ればと思っています。 「これからは女性の時代だね!」なんて言われて久しいですが、どうです?皆さん。 「自分らしく!」なんて大ブームですが、どうです?皆さん。 トークセッションを通じて、私たちががんじがらめになっている「○○じゃなきゃ、やっていけない」を美羽ちゃんと一緒に解いていければと思います。 女同士のおしゃべり会ですが、もちろん男性も大歓迎です。 「けせんぬましごとカフェ?聞いたことないです…」と思われる方も、もしかするといらっしゃるかもしれません。 Vol.10と書いていますが、東京では初開催です。 今まで仙台で「ローカルで、こんな働き方してる人がいるんだよ」というトークセッション形式のイベントを開催していました。 今回思い切ってのお上りさんです。なので、参加される方は皆さん漏れなく初参加ですので、土曜のお昼、お暇していらっしゃったら、どなた様もお気軽に! <イベント概要> 日にち:2020年1月25日(土) 時間:13:00~15:00 場所:リトルトーキョー(〒135-0022 東京都江東区三好1-7-14) 参加費:無料 お申し込みはこちらから ゲスト:稲葉 美羽(いなば・みう) 1996年静岡県生まれ、大学生時代に1年間休学し気仙沼にインターン。その時住んでいた気仙沼市唐桑町で子育てがしたい!と思い、気仙沼で暮らす事を決意。企業説明会で出会ったみらい造船に一目惚れし、全く勉強もしたことのない造船会社に入社を決意。決意系女子。 【株式会社みらい造船HP】
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【UIターンインタビュー】移住当初は後悔ばかりでした(笑)。
オヤツ食べたい的「ゲストハウスやりたい」。 それまで住んでいた横浜から気仙沼へと移住したのは、2015年の12月のことでした。24歳の頃です。いまもオーナーをやらせていただいている『ゲストハウス架け橋』が移住の決め手ではあったと思うんですけど、振り返ると浅はかでした。当時、前職を辞めて自転車で日本一周をしようと思いまして、たまたま寄った気仙沼で「ゲストハウスやりたい」と仲間内で言っていたんですね。でも、楽しいところしか見ていなかったというか、なんの覚悟もなかった。「おなかすいた。オヤツ食べたい」と同じレベルでの「ゲストハウスやりたい」で(笑)。 もちろん、学生の頃から、ひとり旅をすると必ずゲストハウスに泊まるぐらい好きではありました。岡山の『有鄰庵』さん、北海道の『waya』さん、ゲストハウスというよりはユースホステルですけど礼文島の『桃岩荘』さんなど、好きな宿もいっぱいあります。 じゃあなぜ、私がゲストハウスを好きかというと、あの場所には、本当にいろいろな生き方をしている人がいて、世間の正しいが必ずしも正しいわけじゃないんだなぁと感じたからなんです。大手企業に勤めている人もいれば、フリーランスで仕事をしている人もいたし、無職だけどずっと楽しそうな人もいた。楽しそうかどうかにキャリアなんて関係ありませんでした。 ところが私は……私の前職は看護師なんですけど……あの道は、学校に入学すると9割5分ぐらいは必ず看護師になるんです。就職活動もほぼない。しかも私は、小学6年生の頃からなんの疑いも持たずに看護師になるものだと決めていた。簡単に言うと視野が狭かったのだと思います。ところが、旅先でゲストハウスに行くといろいろな人がいて、様々な価値観があって、それが魅力的でした。 だから、前職をやめる時にもあまり悩まずにすんだのだと思います。 看護師の仕事そのものは楽しかったんですけど、シフトが出る、遊びや飲み会の予定を入れるという暮らしで。ある夜、飲み会終わりに終電に乗っていて、明日は仕事かぁ、こういう生活が30歳まで続くのかぁと想像したら急に嫌になっちゃったんですよ。その時にふと思い出したんです。そういえばゲストハウスにはいろいろな人が集まっていて、みんな楽しそうだったなぁ。まぁ、生きてくぶんにはなんとかなるでしょって(笑)。 <私はここですることがあるな>という予感。 移住を真剣に考えてらっしゃる方には、本当に申し訳ないんですけど、そもそ も私には住む場所へのこだわりが薄いのだと思います。旅と移住がほとんどイコールというか。それに、勢いで行動してしまうタイプでもありまして。気仙 沼へとつながる自転車での日本一周を決めた時もそう。 <仕事辞めよう、なに しよう、旅しよう>でしたから(笑)。 日本一周目指して自転車の旅に出た村松さん 自転車での日本一周は、仕事を辞めて、東京の友達の家に1ヶ月お世話になって、そこから北上していきました。 栃木通って、福島通って、気仙沼を通ってしばらくいて。そこからちょっと飛ばして青森に行って、北海道入ってぐるっとして、そこから1回気仙沼に帰ってきて。本当はそこから日本海側を南下していく予定だったんですけど、変更して岡山まで電車で行って、さきほどの岡山の『有鄰庵』さんで1ヶ月ぐらいヘルパーして、気仙沼に帰ってきました。 そうなんです。気仙沼には「帰ってきた」という感覚がありました。 先ほどのオヤツ食べたいぐらいの浅はかな「ゲストハウスやりたい」を聞いてくれた仲間とは、日本一周を始めた1ヶ月後ぐらいの、はじめての気仙沼で出会っているんですね。当時は、震災4年後ぐらいでしたから、業者さんも多くてホテルはどこもいっぱい。自転車旅に詳しい友人から、野宿はおすすめできないと紹介してもらったのが『ゲストハウス架け橋』でした。いまと名前は同じですけど、その頃はボランティアの方が主に宿泊されていました。旅を続けるなかで、気に入った街だと2週間ぐらい滞在したりもしたんですけど、なんなんですかね。なんで、気仙沼だったのか。 それはたぶん、『ゲストハウス架け橋』が魅力的だったというのではなくて、<あ、私はここですることがあるな>と感じたからだと思います。 それで、岡山から戻ってきたら、ボランティアの利用客の方が減ってきていて、これからどうしようという時期で。そのタイミングと私の「ゲストハウスやりたい」が、なぜかピタリとハマって現在に至るという感じです。 水出ない、トイレ流れない、めっちゃ寒い! そんな経緯で移住したのが、2015年の12月だったんですけど、正直言って、後悔ばかりでした。 何度も「横浜に帰りたい」と思いました。<なんでこんなに辛いの?><全然楽しくない!><やりたかったことと違う!>って。いえ、そもそも「ゲストハウスやりたい」が浅はかですから自業自得なんですけど、その頃は本当に逃げ出したくて仕方ありませんでした。 ひとり旅って、関わっているのが自分だけだから逃げ出せますよね?でも、『ゲストハウス架け橋』には関わってくれた仲間がいるし、クラウドファンディングもスタートするしで、私の勝手な言い分ですけど、まわりを固められた感がものすごくあって、逃げ出せませんでした。 でも、逃げ出せなかったから気づけたのが気仙沼の魅力でした。 感覚として、横浜にいた時は生かされていたと思うんです。24時間コンビニはあいてるし、テレビはいつでもつくし、水道の蛇口はひねれば水が出る。しかも私は、お父さんとお母さんに大切に育ててもらってきて、お金にも苦労せず、横浜でも新築の部屋にしか住んだことがなかった。自分で言いますね。育ちが良かった(笑)。 ところが気仙沼では、電気がつかないんです。ブレーカーを上げれば済む話なんですけど、育ちのいい私は、そのブレーカーを知らないっていう(笑)。ブレーカーだけならまだしも、水は出ないし、トイレも流れないし、めっちゃ寒いし。 そうなってはじめて頭を使うんですよね。家の外をまわって「あ、水って水道管があるから流れるんだ」と気づいて。でも、仕組みに気づいても水は出ないので、もうどうしようもなくて近所のじいちゃんを呼んでくるしかありませんでした。「お前、水抜きしたか?」と教えてもらえて、ようやく水が出たんです。 その時、<気仙沼では生きようとしないと生きられないんだ>と気づいたんです。しばらくは、いままで使っていなかった頭を使うのが苦痛だったんですけど、いろいろなことがわかってくるとおもしろくなって。ありがたいことに『ゲストハウス架け橋』の資金が集まって、建物は自分たちでリノベーションしようとなったんですけど、その頃には私、コンクリート打ちができるまでになっちゃいましたから(笑)。 ゲストハウス架け橋リノベーション時の様子 気仙沼の魅力のひとつに「人があたたかい」というのは多くの人が口にするし、私自身、何度、近所のじいちゃんばあちゃんに助けられたかわかりません。 その上で私が思う気仙沼の魅力があります。私、この町に来て、地域の人に否定されたことがないんですよ。「お前はなにをやってるんだ?」と怪しい目で見られたこともない。ゲストハウスなんて象徴的に怪しいと思うんです。住宅街にゲストハウスができる、誰が来るかわからないって、地元の方からしたらもう恐怖でしかないと思うのに、「よくぞ気仙沼に来てくれた!」だし、私のやりたいことを応援してくれるし、助けてくれる。迷惑かけてもそばにいてくれる。それって本当にすごいことだし、この町の素敵なところだと思います。 ひとつのことを続けるのが苦手だけれど……。 ゲストハウスにいると「地元の人ですか?」と、まるでテンプレートのように同じことを聞かれるんです。「違います」と答えると「どこから来たんですか?」「横浜です」「なんで移住してきたんですか?」「自転車で日本一周を……」という感じ。最初のうちは<なんで同じことを何度も答えないといけないんだろう?>と苦痛でした。 でも実は、話す相手によって会話って自由に広がっていくんですよね。移住に興味がある人もいれば、旅に食いつく方もいる。そのことに気づいてちゃんと頭を使って会話するようになってから、話をするのがおもしろくなったんです。同時に自分を見つめ直さざるをえなくもなりました。<なんで私は、ゲストハウスをやっているんだろう?><そもそも私ってどういう人間なんだろう?って。 実は、私にはずっと、コンプレックスがありました。それは、ひとつのことを続けるのがものすごく苦手ということ。 3年という単位で語られることの多い仕事も2年3ヶ月で辞めてしまったし、最初にお話した自転車で日本一周の旅も途中でやめている。じゃあ、そんな私でもずっと興味を持ち続けられていることはなんだと突き詰めて考えたら、人でした。私は、人が好き。人に興味がある。あぁ、だから誰かがやりたいことなら、誰かの頑張りたいことを応援する形なら続けられるんだって。 最近は、『ゲストハウス架け橋』内でやっている「絵本カフェ」(※子育てママの息抜きの場)をさらに発展させたことで、なにかできそうな気がしています。 私、小児科の看護師だったんですね。その頃は子どもが好きだと思っていたんですけど、本当はそうでもなかったんですよね、たぶん(笑)。好きじゃないというのではないんですけど、一番の興味がママたちにあったと最近気づいて。この子が泣かないでいられたらきっとママが喜ぶからというのが看護師時代の一番の興味だったし、やりがいでした。だから、「絵本カフェ」から広がるママさんのためのなにかには、ものすごく興味があるし、<自分にはきっとできることがある>という予感があります。 そうは言っても、「気仙沼の子育てを変えたい!」だとかの社会貢献を目指しているわけじゃないんです。どうもですね、「社会貢献」という言葉が自分にはピンときません。リアリティがない。もちろん、それができる人は本当に素晴らしいと思うんですけど、私はもっと近いというか、自分の声の届く範囲のことに興味があります。たとえば、うちで働いてくれてる女性が、知り合った当初は髪の毛もボサボサで2人の子どもを背負って、申し訳ないけど地味で暗かったんです。それが働くようになったら化粧もバッチリだし、生き生きとしていて元気で「誰?」というぐらい変わられたんですよ。そのママさんの変化を見た時に「これがしたい!」と思ったんです。 ゲストハウス架け橋と絵本カフェのスタッフみんなで撮った1枚 気仙沼はがんばってる人を応援してくれたり伴走してくれる人が、本当に多い町です。素晴らしいことだと思います。 でも、私は、そっちじゃないほうの人を応援したい。上にあがりたい人を引っ張っていくことは苦手だけれど、下に落ちそうな人をキャッチしてそれ以上落ちなくすることは、たぶん、向いていると思うので。がんばれなかったり、悪いことしちゃったり、怒られるようなことをしちゃった人でも必ず裏側には理由があるはず。そういう人たちに「この人だけは裏切らない」と思ってもらえる人になれたのなら……。 私自身も、日本一周だとかがんばれなかったことがたくさんあるけど、そういう自分も認めてあげることができるようになって、生きやすくなりましたから。
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【UIターンインタビュー】婿ターンで掴んだ、理想のキャリアと家族との時間。
テレビ越しに見た彼女の実家、気仙沼の惨禍 気仙沼内湾の復興のシンボルとして、立派な佇まいを見せる建物がある。市民のパートナーとして寄り添い、共に復興への道のりを歩んで来た気仙沼信用金庫の2017年3月に再建された新社屋。財政支援だけでなく経営者のパートナーとして気仙沼の復興に欠かせない役割を担ってきたが、ここで活躍する人のなかには、震災後に移住した人もいる。そのうちの一人が布田真也さんだ。 大学卒業後、地元・茨城の地方銀行に勤めていた布田さん。2011年3月11日もいつものように外回りの営業に勤しんでいた。突如、強く大きな揺れが襲った。 「お客さんのところで一緒にテレビを見て、震源地が東北だと知りました。その後電気が止まったので、カーナビのテレビをつけると、気仙沼が大火に見舞われている映像が流れてきました。『大変なことになっている』と…」 布田さんがテレビ越しに見ていた宮城県気仙沼市。そこは、のちに結婚することになる当時の彼女が暮らしている場所だった。そして震災前に布田さん自身も彼女とともに訪れたことのある、決して人ごとではない、縁の深い土地だった。 「彼女とは5日間くらい連絡もとれませんでした。『最悪のことがあったんじゃないか……』そんなことすら頭をよぎり始めたころ、連絡がとれて、ほっと一安心したのを覚えています」 「震災から2週間後に訪れた気仙沼はかつての面影がまったくなかったですね」 移住前にできた知り合いの存在が、決断を後押し 震災前、初めて遊びに来た気仙沼は「食べ物がおいしくて、やさしくて温かい人が多いな」という印象だったと振り返る布田さん。震災後、変わり果てた気仙沼の姿に寂しさを感じながらも、気仙沼で過ごす時間が増えていくほどに、そのよさもさらに実感していったという。そして、震災から1年が過ぎたころ、二人は結婚。茨城に呼ぶということも考えたというが、妻の実家が家業をやっていたこともあり、気仙沼への移住を決めた。 「気仙沼に何度か足を運んでいるうちに、この土地の空気感が気に入ったので、気仙沼でも地域に根ざした仕事ができればと思っていました。金融の仕事にもやりがいを感じていて好きな仕事だったので、移住しても金融業界と考えていました」 ちょうどそのタイミングで、現在働いている気仙沼信用金庫の中途採用の案内が出ているのをWebページで目にした。これまで銀行で5年間、積み上げてきたキャリアをしっかりと活かしつつ、地元密着の仕事をしたいという布田さんの想いに合致した。「これだ!」と思い、すぐに連絡をいれたという。 しかし、生まれてから社会人まで一度も離れたことのない故郷を離れ、新しい土地での生活。そして、転職。不安がないわけがなかった。 「地元の友人と離れるのは寂しかったですし、この年になって新しい友達ができるかなって。外から来た人間が受け入れられるだろうかとも思っていました。ただ、実際に移住するまでに、妻の同級生と遊んだり、親戚のおばちゃんに覚えてもらったりと、知り合いができていたのは移住を決断するうえでは大きかったですね。みなさんオープンな気質の人が多く、心配はすぐに吹き飛んでしまいました」 移住するまで大学時代も社会人時代も含めて実家を出たことがなかった布田さん。「地元の友だちには本当に驚かれました」と笑う 「気仙沼は子育てもしやすい町だと思います」 現在、布田さんには二人の子どもがいる。震災から間もない気仙沼での子育てに不安はなかったのか——。 「地域みんなで子どもを見てくれるという安心感がとても心強かったです。横のつながりがとても強くて、子どもといっしょにいれば、町の人が気にして声をかけてくれる。妻の実家の家業である婦人服店を手伝っているのですが、そのお店に来た近所のおばあちゃんが知らぬ間に子どもの相手をしてくれていたり。本当にあったかい町だなって実感します。この町で家族と暮らすということに関してもこれまで大きく不便さを感じたことはありません。病院もあるし、日用品の買い出しなどにも困りませんからね」 休日は、家族で出かけることが多いという。「海もあるし、山もある。子どもが遊ぶ環境には事欠かないですよね。週末は毎週のように市内どこかでイベントをやっていて。『産業祭り』や『気仙沼みなとでマルシェ。』などで子どもたちといっしょに楽しんでいます」 今、家族との時間がいちばん幸せだと語る。 「気仙沼に来て、仕事と家族がしっかりと両立できていると感じています。以前は、仕事優先という感じでしたが今ではバランスがとれていますね。たしかに、地方への転職ということで収入面での不安はありました。実際に首都圏に比べれば表面的な収入では見劣りしますが、お金の豊かさを取るのか、暮らしの豊かさをとるのか、ということだと思います。今私自身がこの暮らしに満足していて充実しています。」 「週末は海に行ったり、市内で開催されるイベントに足を運んだり。こんなにイベントがたくさんある町はほかにないんじゃないかってくらい。それも気仙沼で暮らす楽しみのひとつ」と話す 仕事と家族を両立する理想の暮らしが移住後に実現 前職時代は投資信託や定期預金など法人個人関わらず外周りの営業を担っていた布田さん。現在、布田さんの所属する復興支援部、企業支援部は、地元企業とともに販路開拓を考えたり、起業支援を行ったり、まちづくりの事業に参加をしたり、いわゆる金融業の枠を超えた業務も多い。 同じ金融業への転職ながら、キャリアチェンジに近く、新たなチャレンジに難しさを感じているという。しかし、「地域住民と手を取り合いながら共に歩むキャリア」は、これまで以上に自ら描いていた理想に重なりあう。 奥さんの実家という縁あって地方移住を選択した布田さん。そのことによって、自身の描くキャリアから逸れるわけではなく、しっかりとキャリアを積み重ねていった。さらに、仕事と家族、そして地域活動をバランスよく充実した日々を過ごす—。 移住後の転職先で理想の暮らしを送る布田さんの姿は、ともするとキャリアダウンやリタイア後のセカンドライフ、もしくは単身者の起業家というイメージが抱かれがちな地方移住において、新しい風をもたらしているのかもしれない。 布田 真也(ふだ しんや)さん 茨城県筑西市出身。1986年生まれ。奥様とは大学時代のサークルで知り合い、卒業後、茨城と気仙沼の遠距離恋愛を育んできた。2014年に気仙沼に移住。趣味はランニング。岩井崎周辺を走って家に戻る約10キロのコースがお気に入り。溺愛する二人の子どもたちには「気仙沼で好きなことを見つけて、のびのびと育っていってほしい」と話す。
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【5/2~5/5開催!】高校生とつくる気仙沼バーチャル文化祭
GWに、気仙沼で文化祭が行われます。 え?この時期に…? そうです。そうなんです、文化祭やっちゃいます。 この時期「だからこそ」出来る文化祭。 オンラインでのバーチャル文化祭です。 気仙沼から発信しますが、オンラインだからこそ、場所は気仙沼からでなくとも参加可能です。 仙台からでも、東京からでも、海外からでも。 気仙沼の高校生の今がちょっと垣間見えるかもしれません。 市外に住んでいる高校生の方、地方での子育てを考えている大人の方、 こんな取り組みに興味のある大学生・社会人の方皆さんお気軽にどうぞ! だって文化祭ですから!皆でワイワイ盛り上がりましょう! 詳しくは、こちらから! 外部リンク『「じもとまるまるゼミ」高校生とつくる気仙沼バーチャル文化祭』の記事に飛びます。
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vol.03【気仙沼移住女子】みさとの場合
~みさとの場合~ 静岡から移住してきたみさと。 最初は震災ボランティアで来て、その後も気仙沼に通い続けました。 「私の夢は子育てだったんだよね~」と振り返る彼女は、今3児の母です。 地元と比べて、山と海がめっちゃ近い気仙沼で子育てしたい!と思ったのが、ひとつのきっかけ。 モデル業をしていた経験から、伝えること発信することが使命と感じています。 メッセージを伝える力、その行動力は、一見「凄い人」に見えます。でも、ゆっくりはなしてみると等身大の彼女とすぐに出会えるのです。 「子育てをみんなでできる環境ができて、自然の中で出産できて、自然の中でゆたかに育つ施設があって、のびのびすごせる学校があったらいいな。」 そんなみんなが共感するピュアな想いを行動で表している女性です。 そんなみさとさんの新しい挑戦が始まっています。 ぜひご覧ください。 不登校の子どもたちに自然体験を!【 旅する学校】 気仙沼移住女子みさとの回はこちら (掲載日/2020.9.16)
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仕事に関する支援制度について
求人情報 ⚫︎ 気仙沼市就職支援ポータルサイト「ぬまリク」 気仙沼市の企業のこと、そしてそこで働く人のことをより知ってもらうためのサイト「ぬまリク」。各企業の経営者の方のインタビュー記事が掲載されており、気仙沼で働く魅力を紹介しています。「事業で目指していること」、「求めている人材」、「入社のきっかけや仕事の面白さ」、「どんなつながりができたか」など、ぜひご覧ください。 サイトを運営する気仙沼市地域雇用創造協議会では、この地域の未来づくりを目指し、 企業と求職者の「より良いマッチング」のために雇用に関する事業を実施しています。何か相談事(企業は採用・人材活用等、求職者は就職・転職・移住等) ができましたら、お気軽にお問い合わせください。 また、気仙沼市に事業所を構える79社の企業を紹介したガイドブックを作成しています。職場の写真や各企業の先輩からのコメントなど、働くイメージをつけてもらえるような内容になっています。 企業ガイドブックページはこちら←ダウンロードページなし要確認 URL▶︎https://numariku-kesennuma.com/ E-mail▶︎ k.koyousouzou@gmail.com ⚫︎ 気仙沼市地域おこし協力隊 地域おこし協力隊とは、人口減少や高齢化などが著しい地方において、地域外の人材を積極的に受け入れ、地域協力活動を行ってもらい、その定住・定着を図ることで、意欲ある都市住民のニーズに応えながら、地域力の維持・強化を測っていくことを目的とした制度です。 現在気仙沼では12名の協力隊員が活動しています。 どのような活動をしているのかは、こちらからご覧いただけます。 <協力隊募集中> 現在募集中の情報はこちらから ⚫︎ 気仙沼公共職業安定所(ハローワーク気仙沼) 気仙沼でお仕事を探される際の相談窓口。求人や就職支援、雇用保険の受給手続きについてなどの情報もこちらからご覧いただけます URL▶︎https://jsite.mhlw.go.jp/miyagi-roudoukyoku/1/160/170.html 就職支援 ⚫︎ 宮城県移住支援金について 【みやぎ移住支援金制度について】 UIJターンによる首都圏から宮城県への就業・起業を希望する皆さまへ向けた移住支援金制度があります。 宮城県公式HP:みやぎ移住ガイド https://miyagi-ijuguide.pref.miyagi.jp/ 住所:東京都千代田区有楽町2-10-1東京交通会館8F(ふるさと回帰支援センター内) TEL:090−1559−4714 Mail:miyagi@furusatokaiki.net ⚫︎ 気仙沼市介護マンパワー確保対策事業 介護人材不足に対応するため、介護分野で働く方を応援するための助成金を支給します。 (1)移住費用助成金U、I、Jターンをした本人を含む世帯員1人あたり10万円を支給 (2)就職助成金 有資格者の場合:1人あたり10万円 無資格者の場合:1人あたり5万円 そのほかにも研修奨励金などが支給される場合があります。詳しい要件やお申し込み方法は、こちらのサイトをご確認ください。 URL▶︎https://www.kesennuma.miyagi.jp/sec/s039/010/010/010/010/020/030/20190422144738.htm ⚫︎ 気仙沼市保育士等確保対策事業について 気仙沼市内では、妊娠期や出産、子育て期の支援に関する各種施策に積極的に取り組んでいます。働くことを希望する保育士等の就職を支援するため助成金を支給しています。 (1)就職助成金助成金額:1人につき10万円 (2)移住費用助成金助成金額:1人につき10万円 詳しい要件や申請方法は、こちらのサイトをご確認ください。 URL▶︎https://www.kesennuma.miyagi.jp/kosodate/k006/002/20190408182432.html ⚫︎ UIJターン就活補助金 宮城県では,県外に在住する学生の方及び既卒3年以内の方が,宮城県内の企業へ就職活動又はキャリア形成活動を行う際に,住所地と宮城県内の目的地の間の移動にかかる交通費や宿泊費に対して,補助を行っています。詳しくはこちらをご覧ください。 URL▶︎https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/koyou/monozukuri-ijuturn.html 一次産業 ⚫︎ 気仙沼の漁業紹介 気仙沼市は水産業を中心として発展してきたまち。その中心には漁業があります。気仙沼の漁業といってもいろいろな種類の漁があり、獲れる魚も漁法もさまざま。そんな気仙沼の漁業を紹介する特設サイトができました。ぜひご覧ください。 こちらから▶︎「気仙沼の漁業」 ⚫︎ 気仙沼市産業部漁業振興係 気仙沼で漁業を始めたい方はこちらにご相談ください。助成制度をはじめ、就漁に必要な情報の提供や、各種相談に応じます。 宮城県水産業振興課 TEL:022-211-2935 ⚫︎ 農業 気仙沼で農業を始めたい方はこちらにご相談ください。助成制度をはじめ就農に必要な情報の提供や、各種相談に応じます。 気仙沼市産業部 農林課農政係 住所:宮城県気仙沼市八日町1丁目1−1 TEL:0226-22-3439 ⚫︎ 林業 「リアスの森応援隊」 森林整備のための林業技術研修や、森林保全啓蒙啓発イベント、自伐林業家支援を行っています。 NPO法人リアスの森応援隊 TEL:080-9252-6458(平日9時〜17時) FAX:0226−22−7339 Mail:riasunomori@gmail.com ⚫︎ 就農準備資金・経営開始資金(農業次世代人材投資資金) 次世代を担う農業者となることを志向する者に対し、就農前の研修を後押しする資金(2年以内)及び就農直後の経営確立を支援する資金(3年以内)を交付します。 URL▶︎https://www.maff.go.jp/j/new_farmer/n_syunou/roudou.html ⚫︎ 青新規就農者向け無利子資金制度(国) 新たに農業経営を営もうとする方に対し、農業経営を開始するために必要な資金を長期、無利子で貸し付けます。 青年等就農計画制度に関するお問合せ 農林水産省経営局就農・女性課 TEL:03-3502-6469 起業について ⚫︎ 気仙沼ビズ 気仙沼市内で事業を行っている、または起業を検討しているすべての方に向けたサポート拠点です。アイデアの提案だけでなく、アイデアの実践も含め、成果がでるまで継続してサポートします。 相談時間:1回60分。何度ご利用いただいても無料です。 詳細はこちらのサイトをご確認ください。 URL▶︎https://ksn-biz.jp/ ⚫︎ 商工会議所中小企業相談所 気仙沼地域での起業・創業の相談窓口です。助成制度をはじめ起業に必要な情報の提供や、各種相談に応じます。 住所:気仙沼市八日町二丁目1番11号 TEL:0226-22-4600 URL▶︎http://www.kesennuma.or.jp/ ⚫︎ 本吉・唐桑商工会 本吉・唐桑地域での起業・創業の相談窓口です。各種助成制度等をご案内します。 住所:気仙沼市本吉町津谷松岡47番地 TEL:0226-42-2028 ⚫︎ 「みやぎ創業ガイド」 宮城県内での起業の準備を進めている方向けのサイトです。起業に関する無料相談や起業環境の相談、実際に県内で起業した方のインタビューなどを掲載しています。 URL▶︎https://www.miyagi-sogyo.jp/ ⚫︎ リモートワークスペース 【□ship(スクエアシップ)】 新たな学びや交流・チャレンジが生まれる場所「スクエアシップ」では、色々な人が集まります。Wi-fi完備でフリードリンクもあり、リモートワークスペースとしてもお使いいただけます。 営業日:火曜 ~ 土曜(日月・祝休み) 営業時間:13 時 ~ 21 時 年間利用料:1000円 詳細はこちらのサイトをご確認ください。 URL▶︎https://machidai-kesennuma.jp/#squareship 【co-ba Kesennuma】 24時間OPENのコワーキングスペース。「あらゆる人のチャレンジのそばに。」をコンセプトに全国に広がるワークプレイスネットワークの一員です。登記もできるので、フリーランスのオフィス利用としても便利。時間に縛られず好きなだけ作業に没頭できます。 営業時間:[1DAY利用]10:00-17:00 ※要お問い合わせ URL▶︎https://co-ba.net/kesennuma/coba.kesennuma@gmail.com
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コミュニティ
気仙沼には、気仙沼を楽しんでいる仲間がたくさんいます。 気仙沼でのコミュニティが気になった方はMINATOまでお気軽にご相談ください。 コミュニティを探すには 気仙沼市民活動支援センター「市民活動見つかるブック」 気仙沼には市民活動を支えるセンターがあります。 市民活動みつかるブックをチェックして、あなたにぴったりの活動を見つけてください。 市民活動見つかるブックはこちら 会員制シェアスペース「□ship(スクエアシップ)」 新たな学びや交流・チャレンジが生まれる場所「スクエアシップ」では、色々な人が集まります。いろいろな人との出会いから新しいコミュニティができるかもしれません。 詳細はこちらのサイトをご確認ください。 移住・定住サポーターを利用する 気仙沼には移住生活を支えてくれるサポーターがいます。 移住者、地元民、経営者、漁師、農家、起業家、子育てママなど、サポーターの種類は多種多様です。 サポーターをお探しの方はMINATO窓口に相談ください! 問い合わせフォーム
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職場体験で見つけた「毎日が発見・気仙沼!」
みなさんが思う気仙沼の魅力は、どのようなものがありますか? 魚が美味しい、海がきれいなどが挙げられると思います。本当にそれだけ? そう思ったので、今回は実際に静岡から移住してきた梶原美羽さんと地元・気仙沼の農家の三浦茂さんに、気仙沼の魅力についてインタビューしてきました。 温かく親しみやすい人柄 「気仙沼は地域の方たちが温かく、親しみやすい人が多いです。」 「地域の方々はみなさん、温厚な人柄で、困った時には助けてくれる、頼れる存在です。私は以前お刺身を食べている時、わさびがありませんでした。なので近所の人に"わさび貸してー!"と言ったらわさびを貸してくれました。」と、美羽さんは話していました。 他にも「虫が出た時に、呼んだらすぐ来てくれた。」や「近所の人のお家に行ったとき、お茶だけではなく、ご飯まで出てきた。」などとお話していました。 子育てのしやすさ 美羽さんに、気仙沼での子育てについて聞きました! 美羽さんからは ①子育てをしている先輩移住者がいる ②出掛ける場所が多い という2点を聞きました。 ① 子育てをしている先輩移住者がいる 気仙沼には、美羽さんと同じく移住してきて子育てをしている人が多くいます。その分、何かあったときに頼ることができ、自分1人だけではないという安心感があるそうです。 ② 出掛ける場所が多い 気仙沼は、休日に子供たちが楽しめるようなイベントが時々行われています。イベントがないときは海で遊べます。その他にも、友達の家や公園など、身近な"当たり前"を、楽しく感じられると思います。インタビューから、こうした気仙沼の魅力が見えてきました! また、私たちは職場体験の中で、移住を考えるにあたって、教育の観点からも気仙沼を見つめてみました。気仙沼の教育は全国的に見て先進的な学習が進められています。例をあげると、松岩中学校の3年生が行なっている総合学習が挙げられます。その内容は、自分達で自由に課題を見つけ、それを解決するために自分で探究したり、それを実行しようと考えたりする学習です。 まとめ 今回は、職場体験で、たくさんの視点から気仙沼を見つめてみました。美羽さんと茂さんのお話を聞いて、身近に感じているものが当たり前ではないと感じました。地域の人の温かさや親しみやすさが移住してきた人たちにとって安心できる理由だということを実感しました。改めて私たちも、気仙沼の良さを見つけることがでに、良い機会になりました。 (この記事は2020年11月の記事です。)