高校生の学びを支えるコンソーシアムが立ち上がりました!

気仙沼ってどんなまち?高校生の学びを支えるコンソーシアムが立ち上がりました!

気仙沼市は高校生の学びを支えるために、地元の企業や高校と一緒に「気仙沼学びの産官学コンソーシアム」を立ち上げました。高校生が地元の経営者や幅広いテーマのスペシャリストから学び、その気づきをもとに思いっきり探究できる環境を整えます。高校生がプロジェクトを起こし未来を変える挑戦があふれる社会に向けて、気仙沼の新たなチャレンジを応援してください。

東日本大震災の復興から未来を創っていく力を

東日本大震災以降、気仙沼では人口減少など地域課題が一気に加速しました。子どもの数は激減し、学校以外の学びの場が急速に消えていっています。一方、コロナ禍をはじめ社会全体も複雑で先が見通せない時代に入りました。これからの時代を豊かに生きていくために、子どもたち一人ひとりの「未来を創っていく力」を育みたい。
その想いで、東日本大震災から11年経った今年立ち上げたチャレンジが「気仙沼学びの産官学コンソーシアム」です。小・中学生に加えて高校生の地域での学びの機会を整えるため、地域内外の大人の力を結集させます。

気仙沼学びの産官学コンソーシアム紹介動画

「学びが循環するまち」気仙沼から全国へ

コンソーシアムは今後、高校生だけでなく、小学生や中学生を含む学びの支援へと展開していきます。急激な少子化と価値観の変化によって、各地区の子どもイベントなど地域での学びの場が廃れてしまいました。この切れかかっている子どもと地域のつながりを、コンソーシアムがつなぎ直します。コーディネーターを育て、地域と学校を行き来しながら、人口減少時代に合わせた持続可能な仕組みを再設計します。また、もともと気仙沼市では「まちまるごと大学」という構想があり、若者や女性、シニアなど大人の学びの機会も豊富です。子どもからシニアまで、気仙沼のこの「学びの循環」が上手く回れば、全国で同じような課題を抱えている多くのまちのモデルになります。気仙沼で始まる取り組みが広がることで、全国の中規模の自治体の教育施策を底上げすることができます。

 

気仙沼の取り組みや制度