「唐桑」に
関する記事一覧
-
/
-
numa-tokyo vol.1「かずまるナイト」~気仙沼の新鮮メカジキを食べながら、これからの地域を考える~
気仙沼市唐桑町に住む伝説の漁師、「かずまるさん」こと佐々木夫一さんが獲った新鮮なメカジキを食べながら、これからの地域を考える交流会を実施します。 例えば・・・ ★ 三陸の新鮮なメカジキを食べてみたい! ★ 噂の一丸さんや漁業についてもっと知りたい! ★ 気仙沼の「今」がどうなっているか興味がある! ★ 漠然と地域について興味がある!などの思いがある方は、ぜひお越しください。 ■ 開催スケジュール 第1回 9月15日(木)18:00~22:30 第2回 9月17日(土)19:00~21:00 第3回 10月14日(金)19:00~21:00 ■ 開催概要 【第1回 ~スペシャル~】 9月15日の第1回は、唐桑からかずまるさんご本人にお越し頂き、じっくりとご本人のお話を伺うことが出来ます! (※漁の都合等により、急遽かずまるさんが会場にいらっしゃれなく可能性があります。予めご了承ください) 日にち:9月15日(木) 時間:第1部 18:00~20:00 第2部 20:30~22:30 (完全予約制/各回とも同じ内容になります) 会場:Tregion(港区赤坂3丁目21-4 サンライトビル1F) 定員:各回20名(先着順) 会費:4500円(ワンドリンク付き) 内容:かずまるさんが獲ったメカジキを使った特別コース(普段市場に出回らない希少部位をふんだんに使います!) 【第2回・第3回】 第2回、第3回では、同じくかずまるさんのメカジキを食べながら、震災後から活動を続ける移住者から、震災から5年が経過した気仙沼についてのお話をさせて頂きます。 日時:第2回 9月17日(土)19:00~21:00 第3回 10月14日(金)19:00~21:00 (完全予約制/各回とも同じ内容になります) 会場:Tregion(港区赤坂3丁目21-4 サンライトビル1F) 定員:各回10名(先着順) 会費:4500円(予定) 内容:かずまるさんが獲ったメカジキを使った特別コース ■ お申し込み ご希望をされる回のURLをクリックし、お申し込みください。 (※Googleフォームでの記入をもって申込完了と致します。) 第1回 9月15日(木)18:00~22:30 https://goo.gl/pZQTSu 第2回 9月17日(土)19:00~21:00 https://goo.gl/f7kBQz 第3回 10月14日(金)19:00~21:00 https://goo.gl/PMX8ad ■ Facebookページ https://www.facebook.com/events/760364180732932/ ■ 主催・お問合せ 気仙沼市移住定住支援センター MINATO(運営:一般社団法人まるオフィス) mail: info@minato-kesennuma.com
-
12月しごと場・あそび場 ちょいのぞき in 気仙沼
12月4日(日)に、 「しごと場・あそび場 ちょいのぞき in 気仙沼」を開催します。 今回ははじめて大島を舞台にプログラムを開催。 大島、内湾、八瀬、階上、そして唐桑…と、市内の広い範囲に渡っての開催となります。 寒い季節もまだまだ気仙沼には楽しい「しごと場・あそび場」がありますよ。 ■ 開催概要  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 開催日:2016年12月4日(日) 【離島満喫!ゆずと大島海鮮丼クルーズの旅】 時間:9:00~14:10 料金:一般6000円、小学生3,500円 未就学児無料 定員:10名 (最少人数5名) 【サメの骨キーホルダーをつくろう!】 時間:9:00~12:00 時間内参加自由 ※所要時間約15分 料金:一つ500円 定員:なし 【クリスマスプレゼントに!氷の彫刻づくり】 時間:10:00~12:00 料金:アイスオブジェ(フラワー入り)3,500円 アイスグラス2,000円 定員:6組 (最少人数3組) 小学生以上対象 【気仙沼スノードームをつくろう!】 時間:14:00~15:00 料金:一つ800円 定員:15名 【八瀬そば打ち体験(ランチ付き)】 時間:10:15~12:30 料金:一般1,000円、小中学生800円 未就学児500円 定員:20名 【隠れたブランド「気仙沼いちご」農家体験!】 時間:13:30~15:00 料金:一般2,000円、小学生1,000円、未就学児無料 定員:15名 (最少人数5名) 【唐桑オイスター物語】 時間:11:00~13:30 料金:一般5,000円、小学生3,000円 定員:15名 (最少人数6名) 小学生以上対象(未就学児乗船不可) チラシ(PDF) ■ 主催・お問合せ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 気仙沼市観光サービスセンター tell: 0226-22-4560 HP: http://www.kesennuma-kanko.jp/ ■ 関連情報  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ちょいのぞき気仙沼サイト(http://cyoinozoki.jp/)
-
【Pen.turn女子ブログ】「こっちのお盆はいそがしい」
唐桑に住んで2年。 お嫁に行って唐桑で過ごす初めてのお盆はいそがしかった!(笑) わたしは奈良にずっと住んでいましたが,お父さんの実家は鹿児島。お母さんは福岡。だから親戚もお墓も,地元にはなかったので,お盆といっても夏休みの一部でした。 さらに,都会ではないけれど,大阪市内まで30分以内のベッドタウンだったので,まわりもほとんどそうなので,お盆が特別って意識は全くありませんでした。 そんなこんなでお盆の意識が薄かったさちをが今年の唐桑のお盆をレポートします!! 8月13日(土)------------------------------------------------------ この日からお盆がはじまります。『盆の入り』と言います。おうちによっては、この日の午前中までに、ひなまつりのひな壇みたく,『盆棚』を飾ります。 果物やお花,提灯など,すごく豪華?です。うちでは盆棚は飾りませんでした。仏壇にもお花を飾ったりして、ご先祖さまが帰ってきます。 わたしはまだ,お盆が忙しいと気付く1日前。(笑)一日ごろごろ~ 8月14日(日)-------------------------------------------------------- 朝8時に義ママと2人でお墓参りに行きます。唐桑では海の見える高台にお墓があります。みんな海が好きだから,ずっと海が見られるようにってことなんでしょうか。 唐桑半島の南側の人達はほとんどここのお墓に集まります。 お墓に行けば知り合いだらけ。(笑) 「孫ちゃんたち帰ってきたんだね~連れていいね~」 「これ,うちのお嫁のさっちゃん~よろしくね~」と知り合いいっぱい・友達いっぱいの義ママは声をかけます(笑) もちろんだてに唐桑をウロウロしてないわたしも,知り合いにあいました。(笑) 「ちゃんとお嫁ちゃんやってんだっちゃ~」 「さちをちゃん,今日の夜うちでBBQすっからね!」 お墓で今晩の予定が決まりました。(笑) さあ,これからが本題!!おうちに帰ってからが,大いそがし!! 午前中から夕方まで,入れ代わり立ち代わり親戚がやってきます。 仏壇に,お供え物と香典袋を持ってきます。(だいたい2千円入れるらしい) その度に,お茶を出して,おんちゃんおばちゃんとおしゃべりして。(笑) なんやかんやで15人くらい来ました。日曜日休む暇もなかったな~ 予定通り夜は近所のおうちでBBQにお邪魔し,その後は唐桑半島の真ん中あたりの中地区の盆祭りに行きました。 この地区のお祭りは毎年盛大で,スイカの早食い・ビールの早飲みが目玉です(笑) そのために?!仙台から帰ってきた,からくわ丸のだいちゃんも出場!!(笑) 8月15日(月)---------------------------------------------------- 平日なのでわたしは仕事でなにもしませんでしたが,大島の親戚のおうちに他の親戚の人達は行ったみたいです。 ママは昨日と逆で、各親戚のおうちを同じように回ります。 仕事から帰って、夜は住んでいる松圃地区の盆踊りに行きました。 子ども達は外のくじ引きに夢中で,店番もお客さんも子ども達。 大人は集会所のなかでグルグルと盆踊り。 唐桑に来ていた福岡出身のイケメン大学生りょうくんも 「ふるさとの歌が聞こえたんで」と『炭坑節』のメロディにつられてやってきました。※炭坑節は福岡県で伝わる民謡。 さっそくりょうくんも,輪に加わるものの,手足がバラバラでガチガチ。(笑) 「ふるさとの歌踊られへんのかーい」と思わずツッコんだのはわたし。(笑) でも地域のおばちゃんたちが,イケメンと踊れてめちゃくちゃ楽しそうだったので,オーケーでしょう。(笑) 16日(火)--------------------------------------------------- 早朝,5時半に起きて,眠いまま近くの浜に向かう。 もちろんここでも知り合いに合います。(笑) ワラでつくった船に,お供え物を乗せて,海にぱちゃぱちゃしてから拝みます。 この船に乗って,ご先祖さまたちは帰っていきます。 そのまま浜の端で燃やします。 「じーさん,ほんでまたお彼岸にね~」と2年前に亡くなったじーちゃんに話しかけます。 ※関西弁の【ほんで=そして,それで,そしたら】だけど,唐桑の【ほんで】は関西弁の意味に合わせて【じゃあね,さよなら】としても使われる。 関西弁でいうところの【ほんで】と【ほな】をかけあわせた最強の言葉だと思ってます(笑) 浜からの帰り道に車の中で「お彼岸だともうすぐだね,その次はまた3月のお彼岸?」とママに聞くと「正月も御御霊(おみだま)拝みがあるから,また帰ってくるよ」と教えてくれました。 「なんだ,わたしが実家に帰るくらいじーちゃんも帰ってくるんじゃん~。じーちゃんもいそがしいね」 「じーさんもたまに帰って来ねぇと,オラたちちゃんとやってっか心配なんだべど。」 おうちに帰って6時過ぎ,仏壇でまた手を合わせて,これでお盆はひと段落。 ※20日には,『二十日盆(はつかぼん)』,30日『晦日盆(みそかぼん)』と言って,もう何がなんだが,どこがメインなのかわからないし,違いもわからないけど,お盆があるらしいですが。(笑) なにやら、提灯持って浜にいったりする地区もあるそうです。 やっぱり『漁師町・唐桑』では,昔から航海安全や大漁祈願をすることもあり,『神様事(かみさまごと)・御仏事(おほとけごと)』が昔から大切にされています。 どうでもいいと思わずに私たちの世代でも大切にしていきたいと,感じたお盆でした。 こうして、こっちのいそがしいお盆は、初めていっぱいで、あっという間に過ぎて行きました。
-
【Pen.turn女子ブログ】「唐桑に来たらぜひここへ♡」
それは、唐桑半島の海岸沿いに作られた遊歩道! リアス式海岸特有のこの絶景が続くみちは、全国にも珍しい。 山の中を歩いているのに波の音が聞こえるの。 1月19日(土)遊歩道を歩く会に参加しました~! 3年前から始まった年に1度のこの企画。 唐桑の外から来て、遊歩道に魅了された中井小学校の校長先生を筆頭に、公民館さんや観光協会さんの協力の元行われています。 当日は9時に中井小学校に集合し、近くの浜から遊歩道に入りました。 歩く途中のお楽しみは、湾が入り組むたびにある休憩所。 東屋とベンチが整備されていて、ついつい一服しちゃいますね。 歩くこと2時間。 途中の浜で、石をひっくり返すとカニを発見! 子どもたちは大はしゃぎでした。 2時間半後、唐桑半島の先端(御崎)に到着。 歩いた後は、みんなで豚汁をおいしく頂きました。 唐桑に来て、一番好きな場所になった遊歩道。 友達が来ると必ず一緒に行きます。この大自然の中だと色んな話ができるんです。そして気持ちもリフレッシュ。 でも、地元の人にとって遊歩道は普段ほとんど意識することはないそう。歩いたことのない大人の方も多いと聞きました。もったいないなあ。 この資源を最大限に生かしたい!地元の人にこの遊歩道の価値に気づいてほしい。 子どもたちにもっと自然の中で、遊歩道でのびのびと遊んでほしい。最後に遊歩道の魅力をもう少し。 朝日が最高です♡ 10月~11月はハマギクが満開です。 「百聞は一見に如かず」ぜひこの魅力をたっぷり感じてほしいです。 みなさん、唐桑の遊歩道を一緒に歩きましょ~!!!
-
【UIターンインタビュー】自分らしく、「楽しい」を積み重ねる
人生の方向性がなんとなく見えた学生時代 生まれは兵庫県で、大学まで一貫して兵庫県で過ごしました。兵庫での学生時代は全体を通してすごく楽しかった記憶があります。 ただ、自分が思う通り、好きなようになっていたので、あんまり真面目な生徒ではありませんでした。ここでは具体的に言えませんが(笑)。 高校時代はバドミントン部に所属していて、部活にはすごく打ち込んでいて、とても楽しかったです。 引き換えに勉強はまったくしていなかったので、成績は学年でも下の方でした。それを見かねて、部活の顧問だった先生が、自分の教科だった英語だけでもなんとかしたい、ということで、集中して勉強できる環境を作ってくれました。その先生は私の特性を見抜いて、「この子は耳から覚えた方が伸びる」と考えたようで、ALT(外国語指導助手)の先生と英会話をする時間を沢山作ってくれました。 そんなことを1週間続けていたら、なんと英語の成績が学年1位になってしまったのです!その経験から勉強に対して自信がついてきましたし、またその頃から漠然と、海外に行きたい、という将来の方向性も見えてきました。 大学で出会った「生き方」 大学時代に一番のめり込んだのは、韓国・中国でのワークキャンプでした。 大学1年の頃から、FIWCという学生団体に所属し、韓国や中国の山村部にある、ハンセン病の快復者の方が暮らす村に1週間程度滞在するボランティア活動を行っていました。 高校時代からあった海外に対する興味を大学で叶えたいと思い、色々なサークルや団体を探していました。そのなかで出会ったのがFIWCでした。 その団体は、学生だけでなく、社会人も多く参加している団体で、その場にいる一人ひとりがとても魅力的でした。加えて、まじめなボランティアというイメージよりも、参加している人がただただ楽しそうでした。そこに惹かれて、大学1年生の最初の頃から、活動に参加することになりました。最初の夏休みに初めて韓国でのキャンプに参加して、ワークキャンプの意義、自分たちが行く意味、村の実態など、たくさんのことを考え、感じました。 1回目のキャンプを終え、この活動にのめり込みつつありましたし、周りからも来年は全体のリーダーをやって欲しい、と言われるようになりました。自分が最初のキャンプで感じたことをもっと深め、より良いものにしていきたいと思っていたので、リーダーを引き受け、次の夏に向けて1年間かけて取り組むことにしました。 準備の一環として、秋から冬にかけては、仲間と韓国の別の村に行きましたし、FIWCのネットワークを通して、様々な人たちと会って話しました。FIWCは全国に支部があって、同じような活動を行っている人たちと沢山出会うことができました。そこで出会った人はみんな熱い人たちで、改めてこの団体はやばいな、と感じました。その繋がりを通して出会った先輩の一人が、中国で活動していたこともあり、その年の春に中国の村にも行きました。 そこでもたくさんの刺激があり、自分のプロジェクトを絶対いいものにしたい、という気持ちで帰国しました。そんな思いを持って帰国した数日後、東日本大震災がおきました。 真っ先に飛び込んだ気仙沼 震災が起きた当初から、FIWCとして気仙沼に行くという話が上がっていました。自分の周りでも、ボランティアに行くと言っている人が多かった。 しかし当時の私は、すぐに行こうとは特段思っていませんでした。明確な理由はないのですが、何か違う気がしていました。しかし、同じサークルの先輩と話していていた折、「今はボランティアにいくべきではない、ニュースなどでもそう言っている」という発言を聞いたときに、なぜか腹が立ち、現地にいく事に決めました。当時はメディアも声高に、「無闇にボランティアに行かないで、復旧活動の妨げになります」と報道していた時期で、その報道に違和感を感じていたことがその理由でした。現場の事は本当に行ってみないとわからない、又聞きの情報を鵜呑みには出来ない。中国での経験から、現場を知ることの大切さを身をもって感じていたので、そんな思いがこみ上げてきました。 そんなきっかけで、その年の3月24日、FIWCが行っている東北ボランティアの第1陣として気仙沼市唐桑町へボランティアに入りました。最初は短期間のつもりで入ったのですが、第1陣ということで、町内のことを調べたり、ボランティアの活動基盤を整えたりととても忙しく、結局1ヶ月ほどいる事になりました。最初の滞在のあとは、唐桑と兵庫を何度も行ったり来たりし、活動を行っていました。 ボランティアを通して同年代の仲間も数多く出来ましたし、何より地元の人達が名前を覚えてくれて、ボランティアに来る度に声をかけてくれるのがすごく嬉しかったです。その後3年生になり、学業や就活などが忙しくなってしまったので、唐桑に行く頻度は半年に一度くらいになってしまいました。そんな就活時に、一つの転機がありました。 移住を決めた「これ」 当時の私は、マスコミ関係を志望しており、普通に就活をしていました。そして、3年生の終わりに無事内定ももらい、進路が決まったと安心していたのも束の間、とんでもないことに気が付きました。単位が足りず、留年することになってしまったのです。当然内定も取り消し、さすがにその時は凹みました。しかし同時にそのタイミングで、「唐桑に移住しよう」と思ったんです(笑)。 大学時代からずっと考えてはいたのですが、就活を終えて、内定もちゃんともらえたことで、自分は一定レベルで社会に必要とされている、と思えるようになりました。であれば、今移住してもいいかなって(笑)。そこから1年半くらいかけて、移住に向けて準備をしていきました。 今は、NPOリアスの森応援隊という団体で働いています。ここを選んだ理由は色々とありますが、一番大きいのは社長に惹かれたことです。私自身、普通の人よりは一人でも生きていく力が強いと思っているのですが、それをもっともっと突き詰めていきたいと思っています。その上で、市内で色々な会社を経営している高橋社長の元で、学び、力をつけていきたいとも思いました。 2015年の4月に移住して1年半が経ち、「これからどうするの?」とよく聞かれますが、実は特に考えていません。私は今この瞬間に全力を注ぎ、楽しみたいタイプの人間で、幸いなことに今がすごく楽しいんです。なので、一瞬一瞬、この楽しさを積み重ねながら生活していきたいなと思っていますし、そんな環境が整っているまちが、気仙沼だと思います。
-
【4月開催!】しごと場・あそび場 ちょいのぞき in 気仙沼
不定期開催だった、ちょいのぞきin気仙沼 今年度からは毎週末の土曜日、日曜日に開催されることとなりました! 毎月開催されますので、ぜひちょこっと参加してくださいね。 今月は、本吉・八瀬・唐桑・内湾で開催です! 4月の春のぽかぽかラインナップ ■ 開催概要 開催日:2017年4月23日 (日) 【モ〜ランド満喫!乳しぼりと和牛食べ放題ランチ】 時間:10:30〜13:00 料金:一般4000円、小学生2000円、未就学児500円(3歳以下無料) 定員:40名申込締切:前日15:00 開催日:2017年4月30日 (日)【折石de岩場トレッキング】 時間:9:00〜11:20 料金:一般3,000円(12歳以上対象) 定員:10名(最少人数2名) 申込締切:前日15:00 【本物のサメの歯キーホルダーをつくろう!】 時間:午前の部10:00〜12:00午後の部13:30〜15:30 料金:一つ1,900円 定員:10名申込締切:前日15:00 詳しい内容は、下記サイト内にてご覧ください。 申し込みもできますよ! ちょいのぞき気仙沼サイトhttp://cyoinozoki.jp/ 移住先を探している方、気仙沼ってどんな人たちがいるか、ここからちょこっとのぞいてみませんか? お子様連れて日曜日にお出かけしたい方、気仙沼でちょこっと遊んでいきませんか? ぽかぽか春の気仙沼で待っています! チラシ(PDF) ■ 主催・お問合せ 気仙沼市観光サービスセンター tell:0226-22-4560 HP: http://www.kesennuma-kanko.jp/ ■ 関連情報 ちょいのぞき気仙沼サイト(http://cyoinozoki.jp/)
-
森のアカデミー13期参加者大募集!
海の恵みは、海に流れる川の養分をつくる、森の豊かさにあります。 私たちの住む豊かな港町気仙沼には、同時に豊かな森林があります。 その森林を管理し守ることは、気仙沼にとってなくてはならない、おしごとです。 そんな、実は森のまちでもあった気仙沼で第13回森のアカデミーが開催されます。 今回は、初の唐桑地区にて開催です! 6日間通して参加可能な方、市内在住の方優先となりますが、UIJターンで林業を志すかもしれない方は、 市内在住でなくともご参加いただけます。 気仙沼、三陸の林業に興味のある方は、ぜひ参加してみては? 森のアカデミー概要 日程: 6月3・4日(土日):チェンソー研修チェンソーの基礎知識の習得と伐木等の業務に関する特別教育(修了証発行) 6月17・18日(土日):軽架線研修シンプルな架線を使った木材の集材・搬出方法の習得 7月1・2日(土日):作業道研修作業道の路線計画・ユンボを使用した作業道の開設方法の習得 場所:唐桑町中集会所、唐桑地区内私有林 参加費:3,000円 定員:20名程度※6日間通して参加できる方、市内の方を優先しますが、UIJターンで林業を志すかもしれない方は、市内在住でなくともご参加いただけます。 時間:全日程8:30~17:00(予定) 締切:平成29年5月25日(木) ※チラシ裏には、5月15日と記載されていますが、5月25日が締切日です。 ▼お申込み方法こちらの 【チラシ/申込書】を印刷して記入後FAXかメールに添付してお送りください。 FAX:0226-22-7339 MAIL:riasunomori@gmail.com NPOリアスの森応援隊へのメッセンジャーでも申し込みいただけます。 Facebook:http://ur0.work/Dt4o <お問い合わせ> NPOリアスの森応援隊 担当:佐々木 気仙沼市八日町2-3-15 TEL:080-9252-6458 FAX:0226-22-7339 MAIL:riasunomori@gmail.com
-
【6月開催!】しごと場・あそび場 ちょいのぞき in 気仙沼
不定期開催だった、ちょいのぞきin気仙沼 今年度からは毎週末の土曜日、日曜日に開催されることとなりました! 毎月開催されますので、ぜひちょこっと参加してくださいね。 6月は、-10℃を体験できる氷屋さん、イチゴシェイクに目がくらむイチゴ農家さん、夏が楽しみになるインテリア作り、 週末大冒険!のシーカヤック体験、生の本物ってみたことある?!なサメ学習、ウニをトッピング出来ちゃうピザ作りができる大島! 書いているだけで、全部行きたくなっちゃうワクワク満載の月になっています! 6月の梅雨に負けずに気仙沼で楽しいことしましょー! お友達を誘って!ご家族連れで!ぜひ遊びにきてけらい~! 内湾・階上・本吉・唐桑・大島で開催です! 6月の紫陽花きらきらラインナップ ■ 開催概要 開催日:2017年6月4日 (日) 【氷屋探検】 時間:10:00〜11:20 料金:一般1000円、小学生500円、未就学児無料 定員:20名(最少人数5名) 申込締切:前日15:00 開催日:2017年6月11日 (日) 【「気仙沼いちご」農家体験】 時間:13:30~15:00 料金:一般2500円、小学生1000円、未就学児無料 定員:15名(最少人数5名) 申込締切:6月9日17:00 【シーグラスを拾って海を感じるインテリアをつくろう!】 時間:9:30〜12:00 料金:プラントハンガーorジェルキャンドルいずれかひとつ1500円 定員:それぞれ10名 申込締切:前日15:00 開催日:2017年6月18日 (日) 【シーカヤック体験】 時間:8:30~12:15 料金:一般7000円、小学生3000円、未就学児1000円 定員:6名(最少人数2名) 申込締切:前日15:00 開催日:2017年6月24日 (土) 【魚の流通を学ぼう~サメ編~】 時間:10:00〜12:10 料金:一般2500円、小学生1300円、未就学児無料 定員:20名(最少人数5名) 申込締切:前日15:00 開催日:2017年6月25日 (日) 【気仙沼大島で離島満喫!(ランチ付き)】 時間:10:30〜15:10 料金:一般7000円、小学生5000円 定員:20名(最少人数5名) 申込締切:前日15:00 詳しい内容は、下記サイト内にてご覧ください。申し込みもできますよ! ちょいのぞき気仙沼サイトhttp://cyoinozoki.jp/ 移住先を探している方、気仙沼ってどんな人たちがいるか、ここからちょこっとのぞいてみませんか? お子様連れて日曜日にお出かけしたい方、気仙沼でちょこっと遊んでいきませんか? 新緑眩しいわくわくの気仙沼で待っています! チラシ(PDF) ■ 主催・お問合せ 気仙沼市観光サービスセンター tell:0226-22-4560 HP: http://www.kesennuma-kanko.jp/ ■ 関連情報 ちょいのぞき気仙沼サイト(http://cyoinozoki.jp/)
-
【開催レポート】MINATOのMeeting vol.2
みなさんこんにちは。ターンコーディネーターの根岸です。 2017年5月26日(金)にMINATOのMeeting vol.2を開催しました。 MINATOのMeetingは、気仙沼への移住者やUターン者、気仙沼で活動する若者や先輩たちをつなぐ場として、気仙沼市内で開催している交流会です。 今回は「けせんぬま生活へようこそ!2017〜」をテーマに、この春から気仙沼での生活を始めた方や、この2〜3年でUIターンした方々が多く集まりました!そうしたUIターン者だけでなく、彼らをサポートすべく集まった移住サポーターたち(気仙沼でさまざまな取り組みをしている気仙沼の先輩たち)もたくさん! 参加者は40人。そのうち「ここ2〜3年でUIターンした」という方は24人。 参加者同士を知る場として、UIターン者も移住サポーターも、みんなごっちゃのグループで自己紹介。自分の得意なこと、気仙沼で挑戦してみたいこと、を話しました。 みんなの緊張がほぐれたところで、移住サポーターのみなさんから、けせんぬま生活がより楽しくなる取り組みをご紹介いただきました。 <参加いただいた移住サポーターの活動一覧> ▶︎まち大学 海の市2Fにある会員制シェアスペース「□ship(スクエアシップ)」の運営をしています。お一人での作業やミーティングスペース、またはリラックススペースとして使用したり、イベントを行うこともできます!私たちスタッフは、少しでもそのお手伝いができるように話を聞いたり、必要に応じて誰かをご紹介することなどもしています。 ▶︎担い手育成支援事業 気仙沼に住む10代〜30代の若者を対象に、「気仙沼で何か自分でやってみたい」という気持ちを応援し、形にするプログラムを行なっています。地域の魅力や課題を発見し、気仙沼に住む若者一人一人が成長し、”やりたい!気持ちを形にして、地域に関わる若者、活躍するまちづくりの担い手を育みます。 ▶︎気楽会 「今ある気仙沼を積極的に楽しもう!」「気仙沼を自発的に楽しくしよう!」という想いを持つ、地元有志の集まりです。毎週「定例会」を開き、それぞれが普段考えていることや思いついたアイデアを気軽に出し合っています。アイデアが一つの方向に盛り上がれば、いざ実行!できることを自分たちですぐやってしまうのが気楽会のスタイルです。 ▶︎島がっこう 島がっこうは、気仙沼大島にて島内の小・中学生に対し、週に1回の学習サポートと、地域について学ぶワークショップを、実施しています。島内のあちこちを取材する壁新聞づくりや、自然や暮らし、文化に焦点を当てた体験活動など、子どもたちがより深く島について知る機会をつくっています。 ▶︎からくわ丸 唐桑のまちづくりサークルです。地元&Iターン者の20-30代が約20名集まって活動中。大震災の翌年2012年に設立して以来、唐桑地域でまち歩きや子どもたちの地元体験プログラムを展開してきました。地域を元気にするために、唐桑でやってみたいことができる「場」がからくわ丸です。 ▶︎八瀬の会 8のつく日は八瀬の日!毎月8日のつく日に行なう、八瀬地域内外の多世代交流を目的とした会です。昨年より、八瀬地域民の交流と外へのアピールを高めつつ楽しいことをやっていこうと、思いつきで発足しました!現在は20〜30代の若者や子連れ参加が多く、大人は会食・座談会をしている横で、子どもたちが遊び回るわいわい楽しい空間になっています! ▶︎プレーワーカーズ 子どもの遊び場づくりに長年取り組んできた、子どもの遊び場を始めとする環境づくりの専門家プレーワーカーで構成されています。子どもがいるならどこであっても、子どもが「もっと楽しく」「もっとのびのびと」「もっと安心して」いられるように様々な事業を組んでいます。気仙沼では、2017年5月27日より三日町に子どもの居場所・遊び場「こどまど」を本格オープンしました。 ▶︎ピースジャム ピースジャム工房には新生児や未就学児の親子が集い、育児をささえあいながらジャムやベビー用品の製造販売をし、その収益によって地域へ開放している広場の運営や、新たな親子の雇用へつなげています。持続的な育児コミュニティ作りだけではなく、この活動によって「子育てをしながら働ける基盤」づくりをし「産みやすく育てやすい環境」を社会へ波及することを目指しています。 ▶︎ちょいのぞき気仙沼 氷屋さんに函(はこ)屋さん、造船所に漁具屋。他のまちにはない港町ならではの職場に潜入できるほか、漁師体験やツリーハウスなど自然を満喫できる遊びもたくさん。学んで楽しめるコンテンツが満載のプログラムで、毎週末開催しています。気仙沼の玄関口「内湾(ないわん)」や、市北部にあり、自然がたくさん残る「唐桑(からくわ)」など、気仙沼のいろいろなところで実施しています。▶︎ば!ば!ば!プロジェクト 気仙沼ではびっくりした時に「ば!」と言います。ば!ば!ば!プロジェクトでは、自分たちが暮らすまち「気仙沼」の魅力をどんどん探り、発見し、面白さと人をつないでいきます。誰でも自由に参加できるから、いろんな人たちがやってきて、交流し、アイデアが生まれそれが新しい気仙沼の「ば!」を育てます! ▶︎気仙沼青年会議所(JC) 青年会議所(JC)とは、時代の担い手として「明るい豊かな社会の実現」を同じ理想とする20才から40才迄の青年男女の団体です。日本全国では701のJCの4万人が入会し、宮城県内には気仙沼JCを含め11のJCがそれぞれの地域で活躍しています。 ▶︎気仙沼商工会議所青年部(YEG) 商工会議所とは、地域商工業者の世論を代表し、商工業の振興に力を注いで椎木経済の健全な発展に寄与するための地域総合経済団体です。公共性、地域性、総合性、国際性を特徴として活動しています。気仙沼商工会議所では、カツオメカジキのブランドかを推進したり気仙沼の特色を生かした産業の発展に重点を置いています。 ▶︎わらすのわ 子ども支援者ネットワーク「わらすのわ」は、気仙沼で子どもの環境に問題意識を持つ団体・個人の集まりです。震災遺構、今日明日の事を考えるのに精一杯で、子どものことってどうしても後回し。子どもの事や自分の事を考えたり、同じ悩みを持つ人と話したいなと思いながらもどんどん時間が過ぎていく。県内外の方々で、子どもを中心に地域の事を話せていけたら、それだけで気仙沼が変わるのではないか?と思い、立ち上げました。 ▶︎パン工房 ひこばえ 一昨年10月に気仙沼に移住。環境に優しい仕事をしたいと考え、今年2月9日に個人事業をたちあげ、東北の農産物を活用したパンの製造・販売、パン教室をしています。また、現在子供の制服専門の古着事業の立ち上げに取り組んでいます。 どれも気軽に参加できて、地域を知ることのできる活動ばかり。 こういった活動がたくさんあるのも気仙沼の魅力のひとつです。 後半は懇親会へ。 この春から気仙沼へやって来たUIターン者同士はもちろん、先輩移住者や移住サポーターたちとも、つながります。 「今度やるイベントにおいでよ」「一緒に夏のお祭りに向けて太鼓の練習しよう〜!」と次に繋がる交流がたくさん生まれました。 最後に、移住サポーターの小山さんから締めの挨拶が。 「気仙沼って若者にとってはアミューズメント施設はない。どちらかと言えば夜も早く寝ちゃう。僕がUターンして来たころは、今みたいにSNSもなかったから、意外と限られたコミュニティの中でしか生きられない、と思ってました。だけど、それをブレイクスルーしてきたのは、いろんな興味をもつこと。とにかくなんにでも興味をもつこと。最初は住みにくい、暮らしにくい場所かもしれないけど、自らの行動によって、行動を変えることで、住みやすくて、超いいところになると思います。」 とてもすてきな先輩からのアドバイスでした。 仙台や東京と比べたら「何もない」と思いがちですが、自分の行動や視点をちょっと変えてみるだけで、おもしろいまちになるかもしれません。 参加いただいたみなさん、ありがとうございました!
-
【ママサークル紹介】ママの心と身体の健康サロン
気仙沼で話題のママサークルがある、とうわさを聞いて、行ってみました!その名も【ママの心と身体の健康サロン】 運営メンバーはみんなママ。ママと子が気軽に集まり、子は楽しく遊ぶ!ママは生活に役立ち、また、リフレッシュできる学びを得る!親子の心と身体の健康を維持することを目的とした気仙沼地域の団体です。 毎月1回程度、こどもとママが一緒に成長できる場を、ということで市内でさまざまな企画をやっています。参加者は子連れのママたちがメイン。もちろん、子連れママじゃなくても、参加できます◎ どんな活動をやっているのか、ちょこっとだけ、ご紹介しましょう! 今年の夏のおわりのある日。 こどもたちと唐桑半島の海で思いっきりあそぶ会。 気仙沼にいても、海にあまり触れる機会のないこどもたちは、おおはしゃぎ。 唐桑の海で、石をひろったり、波打ち際でパシャパシャしたり。 中には勢いよく全身入っちゃう子も。 夏のおわりとはいえ、ちょっと冷たい唐桑の海にもかかわらず、やっぱりこどもは元気です。 ひろってきた石にお絵描きしてあそぶ子も。 もちろん海は危険もいっぱい。 このときは唐桑のまちづくりサークル「からくわ丸」の協力のもと、大人たちは近くで見守ります。 こどもたちが唐桑の大自然のなかでのびのびと自由にあそんでいて、ママたちはママたち同士で交流もうまれていて、とてもすてきな時間でした〜。 ある日は、気仙沼市内で「目からウロコ!整理収納のコツ」セミナーを。 市外から先生を呼んで、みんなで整理収納のおべんきょうです。 この企画、子連れ・赤ちゃん連れでも、大歓迎◎ なんとセミナー中、子どもを遊ばせておくスペースがあったり、おむつ換えスペース、授乳スペースを完備しているのです。 さすがママが企画しているので、ママたちが参加しやすいようになってます。 ここで子どもたちは自由にあそび、ママたちは整理収納の技をまなぶ。 同じ空間で共に成長できるってすてきですね〜。 ほかにも、みんなで茜染め体験をしたり、 アートセラピーを体験してみたり、 と活動はさまざま。 でもどんなときもこどもはのびのび、お母さんもこどもと同じ空間で、のびのびと過ごしていました。 こうしたイベントを開催するたび、地域の人たちをはじめとした、たくさんの人たちの協力をもらいながらやっているそう。 地域の方々あってこその活動であり、地域と連携している形もすてきですね。 特に会員制ではなく、イベントごとに初めての参加者もいるそうです〜。雰囲気もとってもあたたかくて、初めてのひとでも参加しやすい企画ばかりです◎ 気仙沼の子育て環境ってどうなってるの?とか気仙沼でママのコミュニティはあるのかしら?という相談が、移住センターにも寄せられます。 気仙沼の子育て環境に不安をもっている方は、1度、気仙沼で子育てを実践している先輩ママたちに話をきいてみるのもいいかもしれません。もちろん、移住センターの相談窓口にきていただければ、ご案内もできますし、直接【ママの心と身体の健康サロン】にもお問い合わせいただけます。 詳しくはママの心と身体の健康サロンFacebookページまで! (ターン・コーディネーター 根岸えま)
-
【1月27日開催!】東京のけせんぬま会 「気仙沼の食と漁業をかじってみる。」
\\"気仙沼"なひと、あつまれ〜!// 2018年、MINATOの東京交流会は、 【東京のけせんぬま会】になってパワーアップします! 【東京のけせんぬま会】では、各分野で活躍する気仙沼にまつわるゲストを招き、 気仙沼でいま起きていること、しごとのこと、くらしのこと、いま挑戦していることなどを聞いてみる場です。 今まで知らなかった分野について、ちょっと詳しくなれたり、人に話せるようになったり。 その分野でなにか関われることが見つかるかもしれないし、もっとほかの分野の話も聞きたくなるかも。 前半は各分野で活躍する気仙沼ゲストを招き、しごとのこと、くらしのこと、いま挑戦していることなど、お話しいただきます。 後半には、ゲストをかこんで、気仙沼の地酒やおつまみで、乾杯です。 ゲストトークで聞けなかった話も聞けちゃうかも。 テーマ・会場は各回さまざま、三陸・気仙沼にゆかりのあるお店で行います。 ▶▶申し込みはコチラから◀◀ イベント概要 *東京のけせんぬま会* 「気仙沼の食と漁業をかじってみる。」 <日時>2018年1月27日(土)19時〜21時半 <会場>わたす日本橋(東京都中央区日本橋1-5-8) <参加費>3000円<定員>20名(先着順) <ゲスト>佐々木夫一氏(気仙沼漁師・第18一丸船頭) 記念すべき第1回のゲストは、気仙沼の唐桑町から、あの有名な伝説の漁師 カズマルさんこと、佐々木夫一さん(第18 一丸船頭)です。 <前半:ゲストトーク> 19:00〜20:00 気仙沼でメカジキ漁をしている漁師 佐々木夫一さんに、旬の食材のこと、 漁業のことを中心にお話しいただきます。 漁師ひとすじ50年の佐々木さんが、いま挑戦していることにも迫ります。 <後半:交流会> 20:00〜21:30 佐々木さんが獲った魚のおつまみをちょこっとつまみながら、ミニ交流会です。 漁師のこと、漁業のこと、それから旬の食材のこと。気になることを聞いてみましょう。 そして話を聞きながら、佐々木さんが獲った魚をつまんでみてください。もっとおいしく感じるから。 (軽食メニューは、そのときに獲れた魚になります。) <こんな人にオススメ!> ▶気仙沼がすき!まちになにか関わりたい! ▶気仙沼の水産業に興味ある! ▶現場にいる漁師さんが抱える漁業の課題って? ▶漁師さんとなにかおもしろいことやってみたい! 友人同士はもちろん、おひとりのご参加も大歓迎です。みなさんのご参加、お待ちしています! ▶▶申し込みはコチラから◀◀ 先着順です、お早めに!
-
【UIターンインタビュー】スキルを活かし、町を輝かせる。
デザイナーとして夢のような光景 自らデザインしたものが、雑誌で特集され、有名店に並ぶ。街を歩く若者たちがそれを身につけている——。 デザイナーになるという夢を追い求め、気仙沼市唐桑町から東京に上京した鈴木歩さんにとって、渋谷原宿といった若者が集う街で、そんな夢のような光景が広がっていた。 「実家が呉服店を営み、小さいころから美術の先生になりたいと思っていたんです。より深く学ぼうと、町を離れ進学した仙台の高校でデザインに出会いました。当時は地方でデザインの仕事ができるとは思ってもいなくて、デザイナーとして成功したいという夢のために東京に出てきた。大学の教科書の制作などデザインの基本となるDTPを実践のなかで学んだりと、地道にキャリアを積んでいました。転職したファッション雑貨を手がける会社でデザイナーとして働いていた時に、ヒット商品が生まれました。自分が手がけた商品が街に溢れる光景を見て、本当に嬉しかったんです」 夢だったデザイナーとしての成功へ大きな足がかりとなるはずだった、ヒット商品の誕生。東京での生活は、苦労も多かったが、その分、充実感と意欲に満ちたものだった。 大好きな故郷を襲った東日本大震災 そんなとき、東日本大震災が鈴木さんの故郷を襲った。 テレビを通して流れる故郷気仙沼の状況に、「映画を見ているようで、まるで自分ごととは捉えられなかった」と鈴木さんは振り返る。実家とも連絡がつながらないなか、姉と兄と共に、物資を積んだトラックで実家に走った。無心になって車を走らせ、辿り着いた故郷。そこに、生まれ育った港町の面影はまったくなかった。 「今まで弱音ひとつ見せずに厳格な父親像を貫いていたお父さん。下にうつむき涙をこらえている後ろ姿を見たとき、胸に込み上げる想いがありました。」 壊滅的な被害を受けた故郷は、鈴木さんが大好きな町だった。気仙沼市街地から車で20分。複雑に入り組むリアス式海岸特有の雄大な景観が楽しめる唐桑半島。 「小学生のときが本当に楽しくて。岸壁で釣りしていると近所のおじちゃんがウニをくれたり。半年かけて、地元の竹を組んで浜全体を装飾していく祭りがあったり、唐桑の漁師が寄港した世界60ヶ所以上の料理を地元の食材で再現するイベントがあったり、とにかく親世代がまちづくりにとても熱心な環境だったと思います。『田舎だから嫌だ』って思いはなくて、本当にキラキラしていたイメージだった。中学卒業とともに町を離れてしまったけれど、あの頃の父親世代のまちづくりに熱心だった大人が単純にたのしそうで、それでいてかっこよくて。『自分も大人になったらあんな風になりたいなあ』と憧れを抱いていた」と話す。 そんな大好きな町の大きな被害に鈴木さんは落胆した。しかし、震災を生き延びた気仙沼の人々に触れていると、海とともに強く生きる唐桑の人々の心は変わっていなかったことにも気づかされた。 「すぐにでも地元に帰りたかったけれども、当時、デザイナーはまったく必要とされていなくて。私自身、戻ったところでなにができるんだろう、という思いがありました。自分自身の力を発揮できるタイミングがくるまで、東京で頑張ろうと思ったんです」 「デザイン」の意味を自問自答し、故郷へUターン 東日本大震災からの日々は、彼女の夢であった「デザイン」に対する想いにも変化をもたらした。 「これまで、雑貨などのプロダクトをデザインしてきて、ヒット商品も生まれ、とても充実していました。でも私がデザインしたものは、津波で流されてしまって…。結局誰を幸せにするものなんだろう?モノってなんだったんだろう?と考えるようになったんです。これまで大量生産、大量消費のデザインに関わってきたからこそ、モノの価値、そしてデザインのもつ意味を深く考えさせられたんです」 そんな想いを抱えつつ、東京で自らのスキルを高めていた鈴木さん。震災から3年経つころになると、復旧から復興へとフェーズが変わっていった。 「そのころになると気仙沼でも工場が建ちはじめ、新しい商品ができるようになっていました」 そんな折、都内のイベントに参加をした鈴木さんは、気仙沼でデザイナーを募集していることを知った。しかも実家から10分ほどの場所。 「これは運命だ、と思いました。それでも、夢を叶えてくれた東京での生活も嫌いではなかった。気仙沼に戻って、今後もデザインをやっていけるのか不安は大きかった」と話す。しかし、それとは裏腹に「今戻らなきゃ」という想いが次第にどんどん強くなっていった。 そして、「デザインで地元の役に立ちたい!」という想いのもと、2013年8月に出身地の唐桑に戻ってきた。以来、ホームページのデザイン、新商品パッケージのデザイン、企業ロゴデザインなど、自らのスキルを活かして地域の魅力を発信している。 「地方」で自ら可能性を手に入れる 地方でデザインの仕事をしていくにつれ、鈴木さんのなかに意識の変化があった。 「東京で仕事をしていたときは、消費者のことばかりを考えてデザインしていたなと感じたんです。ここではより作り手を意識してデザインと向き合えています。伝えたいことや想いがあって依頼してくださった方の想いをしっかりと受け止め、作り手の伝えたい想いが欲しい方に届く。発信をしていきたいと思っています。『ありがとう』って泣いて喜んでくれた方もいて。気仙沼でデザインをするということは、大きな決断だったけど、ここでやってきて本当によかったなと思っています」 地方でデザインの仕事はできない、と思っていた。しかし地方こそモノづくりの現場があり、その作り手たちの想いをカタチにすることで仕事は生み出せることに気づいた。 震災直後、キャンドルを灯して家族で囲んだ食卓が忘れられずに、制作した『pensea SEASIDE CANDLE』。気仙沼の輝く海をイメージしている(写真提供:鈴木歩) しかし、地方ではデザインにハードルの高さを感じている市民が多い現状があることも事実。デザインをより身近にするために、鈴木さんは子どもたちに注目した。 「自分の描いたものをデータにして組み合わせたり、iPadを使って色をつけてみたり、写真を組みあわせてみたり、子どもたちがデザインに触れられるワークショップを行っています。まずはデザインを身近に感じてもらいたい。そして子どもたちがデザインに興味をもてば、自然と親も変わっていくと思うんです」 地域の子どもたち向けのデザインワークショップを行う鈴木さん 「地方」だから、やれることに限りあるのではなく、未開拓の「地方」だからこそ、可能性は無限だ。自らのスキルを活かし、地域を盛り上げ、さらにその活躍の場を自ら開拓していく。そんな鈴木さんの生き方に、地方でのスキルを活かし方のヒントが隠されているのかもしれない。 若手経営者に向けた人材育成プログラム「経営未来塾」に参加するなど、自らの活動領域を広げることにも取り組む (前列左から4番目が鈴木さん) 鈴木 歩(すずき あゆみ)さん 気仙沼市唐桑地区出身。1980年生まれ。中学卒業後町を離れ、仙台の高校へ進学。デザイナーを志し、上京するも東日本大震災を契機に2013年8月に故郷唐桑にUターンした。現在はスキルを活かし商品パッケージや広報、WEBデザインなどさまざまなPRを手がけている。趣味は、大好きな海をフィールドに遊べるサーフィン。