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【3/10開催!】「みらい造船」会社見学ツアー
\就活生向け/「みらい造船」会社見学ツアーがあります! 宮城県気仙沼市は、世界三大漁場の三陸沖に隣接し、世界中から漁船が集う港町。気仙沼市の水産業を支える造船所「みらい造船」では、『100年先の未来まで造船業をつないでいくこと』をコンセプトに、主に漁船の建造・修繕を行っています。 しかし、まだまだ認知度の低い造船業。就活生のみなさんに、まずは“造船業“を知ってほしい!そんな思いから、船づくりの過程をまるっと見れる「会社見学ツアー」&「社長と一緒に設計を体験できるワークショップ」を開催します! ・海に関わる仕事に興味がある ・地域に密着した仕事に興味がある ・やりがいのある仕事をしたい そんな方におススメのプログラムです。まずは気軽に、見学に来てみませんか? ▽開催概要▽ 日程 :2023/3/10(金) 時間 :13:00〜16:00 ※12:30集合、16:30解散 集合・解散:JR気仙沼駅(宮城県気仙沼市古町1丁目5−25) ※移動手段がある方は、実施場所に直接集合でも大丈夫です。 実施場所 :みらい造船(宮城県気仙沼市朝日町7番地5) 対象 :就職活動をしている大学生・大学院生(24卒)※大学1・2年生も歓迎です◎ 定員 :6名(先着順・要申込/3名以上で実施) 参加費 :無料 ※現地までの旅費は各自負担ください 内容 : - 会社概要説明 - 造船所ツアー - ワークショップ「社長と一緒に未来の船の設計を体験してみよう!」 申込 :googleフォームよりお申込みください https://forms.gle/NHDon7ygam3RhSJ68 申込〆切 :3/2(木) ▼主催・問い合わせ 株式会社みらい造船(担当 梶原 美羽) メール:miu.kajiwara@miraiships.co.jp HP:https://miraiships.co.jp ▼気仙沼までのアクセス https://kesennuma-kanko.jp/access/ ▼耳寄り情報! 【宮城県外の学生等対象】宮城県内の就職活動にかかる交通費・宿泊費の一部補助があります。 活用する方は、各自で申請してみてくださいね。 https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/koyou/monozukuri-ijuturn.html Facebook:https://fb.me/e/3oiGs59Ql HP:https://miraiships.co.jp/uncategorized/20230310/
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2023年版「住みたい田舎」ベストランキング 東北エリア「総合部門」2位を獲得しました!
宝島社が発行する雑誌「田舎暮らしの本」2023年2月号に掲載の特集「住みたい田舎」ベストランキング東北エリアにおいて、「総合部門」第2位、「若者世代・単身者部門」第5位、「子育て世代部門」第7位にランクインしました。宮城県では、3部門とも第1位となりました!! 「住みたい田舎」ベストランキングとは・・日本で唯一の田舎暮らしを紹介する月刊誌「田舎暮らしの本」が2013年2月号より毎年実施しているランキングで、今回で11回目となります。移住定住の促進に積極的な市町村を対象に、移住支援策・医療・子育て・自然環境・就労支援・移住者数などを含む279項目のアンケートを実施。全国751の自治体からの回答をもとに、田舎暮らしの魅力を数値化し、ランキング形式で紹介しています。人口別(5つに区分)と全国12エリア別のほか、「若者・単身部門」「子育て世代部門」「シニア世代部門」に分けてランキングされたものです。 「若者世代・単身者」・「子育て世代」・「総合」3部門とも、宮城県内では気仙沼市が第1位! 総合部門 東北エリア 第2位 宿泊施設や公営住宅を活用した「お試し移住事業」と現地体験ツアー、地元企業で 働きながら暮らしを体験する 「ふるさとワーキングホリデー事業」、空き家バンクを活用した居住環境の整備、オンラインを活用した移住相談、 移住セミナー・フェアへの参加など、移住全般に関する取り組みが評価されました。 「若者世代・単身者が住みたいまち」 東北エリア部門 第5位 地域おこし協力隊の受入れ実績、移住支援金や結婚新生活支援補助金による助成、 気仙沼市地域雇用創造協議会が行っている就職相談会やセミナー等の取組が評価されました。 「子育て世代が住みたいまち」 東北エリア部門 第7位 子ども医療費助成、子どもの一時預かり施設、子育て支援センターの運営、 誕生祝金、特定不妊治療費の助成、子育て情報ぽけっとの運用等が評価されました。 「人口5万人以上 10 万人未満のまち」全国ランキングでは、「総合部門」第5位、「若者・単身者部門」第8位、「子育て世代部門」第 14 位にも入りました! 気仙沼市長から これまで本市では移住定住支援や子育てを応援するまちづくりを進めており、この取組の結果が評価されたものと大変うれしく思います。 移住定住支援につきましては、本市ではこれまで「お試し移住事業」や「ふるさとワーキングホリデー」により、移住をお考えの皆様が安心して本市での生活を体験していただく環境づくりに取り組んでまいりました。昨年度に制度化したばかりにも関わらず、年間100名 以上の方に幅広く利用いただいており、多くの方に本市を移住の候補地として選んで頂いていることにお礼申し上げます。 また、本市では移住を決められた際には、UIJターン向け移住定住促進住宅の提供や空き家バンクの運営による「住まい探し」のサポート、気仙沼市地域雇用創造協議会「ぬまリク」を通じた「仕事探し」のサポートも行っており、移住される方が安心して本市で生活できる環境づくりに取り組んできたところです。 本年4月からは、子育てをされる全ての親御様が安心して育児ができる環境を実現していくため、「小学校・中学校の給食費0ゼロ 」、「第二子以降の保育料条件なしで0ゼロ 」、「待機児童0ゼロ 」 の3つの0ゼロを実現いたします。 全国の皆さまから選ばれるまち、市民にとって住みやすいまちを目指し、取り組んでまいりますので、ぜひ気仙沼に「来て」「見て」「知って」いただければ幸いです。 ■ 気仙沼市では移住のためのガイドブックを作成しています。ご希望の方はこちらよりお申し込みください。 今年も各部門で入賞した気仙沼。今後も、さまざまな人にとって住みやすいまちとなるようチャレンジしていきますので、 ぜひ、お試し移住の制度を活用して、気仙沼での暮らしを肌で感じてみてください!いつでもお待ちしています!
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【地域おこし協力隊募集】気仙沼の高校生と地域をつなぐコーディネーター!
気仙沼の高校生と地域をつなぐコーディネーターを募集します! 宮城県気仙沼市で「教育×まちづくり」事業を展開する一般社団法人まるオフィスで 「気仙沼学びの産官学コンソーシアム事業」に、一緒に取り組む仲間を募集します。 まるオフィスでは、“地元の課題を学びに変える”ことを目的とし、その目的に資するため、 教育事業と関係人口・移住支援事業を行っています。 そのうち教育事業において、「気仙沼学びの産官学コンソーシアム コーディネーター」として、 主に次の2つの事業を私たちと一緒に取り組む仲間を募集しています。 ・地元の産業界と高校生との連携、公営の探究学習塾の運営など、 有志の高校生を対象に伴走支援を行う、気仙沼学びの産官学コンソーシアム事業 ・その他、小中学生の授業や放課後における探究学習の支援 先の見えない時代で学びの在り方は多様化し、一人ひとりに寄り添ったサポートを行うことが重要です。 知識やスキルだけでなく、様々な物事に関心を持ち、対話を通じて他者との関係を深め、 地域と共に学ぶ姿勢を大切にしたいと考えています。 また、常に先を読み、新しい取り組みを作り出すことが求められるため、 チャレンジすることに前向きであることもとても大事な要素の一つです。 与えられる業務に取り組むのでなく、各自が自ら考えて企画し、実行する機会が多くあります。 そして、私たちコーディネーターは、地元企業・行政・学校等の様々な関係機関と日々協働しています。 社会人経験のある方、教育分野における職務経験がある方はもちろんですが、 そうでなくても子どもたちと関わることが好き、学校以外の場で子どもたちの学びを支えたい、 前例や経験がないことにも取り組みたいという志のある方、大歓迎です。 具体的な就労条件などは、こちらの外部求人サイトに掲載しています。 この仕事に興味を持った方は、ぜひこちらをご覧ください。
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【気仙沼でテレワーク!】おすすめスポットをご紹介
おすすめスポットその1 ◻︎ship(スクエアシップ) 気仙沼の内湾エリアの施設「気仙沼市まち・ひと・しごと交流プラザ」2Fにある、気仙沼市が運営する会員制のシェアスペース。 個人会員利用はなんと年会費1,000円、ドロップイン利用は一日200円とかなりリーズナブルな設定! もちろんWi-Fi利用が可能です。芝生やソファーもあり、リラックスして作業する事もできます。 内湾の景色を眺めることができる気持ちのいい立地と、近隣にはカフェや飲食店なども多く建ち並ぶエリア。 外のデッキで海風を感じながら休憩することもできます。 □ship内キッチンスペース ここで料理をして、お昼を食べることもできます。冷蔵庫もありますよ。 一歩外を出れば、すぐに海を感じられるこの場所。仕事のストレスも緩和されそう! ぜひご利用ください。 □ship公式HPはこちら おすすめスポットその2 co-ba KESENNUMA 気仙沼でも「歩いて飲み歩ける」エリア南町。 シェアオフィス「co-ba kesennuma」はそんなところにあります。 このおしゃれな建物、2011年の震災時に津波で被害を受けた場所をリノベーションしてできました。 震災をきっかけに移住してきた若者がオーナーです。 この建物の向かいには、気仙沼でも有名な安くて美味しい居酒屋さんが…。 仕事終わりの駆けつけ一杯ができる最高の立地条件です! イベント利用もできますが、普段はシェアオフィスとして利用されています。 なんと会員は24時間利用可能!好きなだけ仕事に没頭できます。 打ちっ放しのコンクリートがおしゃれなこの場所で、お仕事してみませんか? co-ba KESENNUMA公式HPはこちら
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vol.17【気仙沼移住女子】あいこの場合
〜あいこの場合〜 「移住女子 × フィットネス起業」 “高校生からダンスを始めたんですが、その頃は気仙沼にストリートダンスの教室や先生がいなかったんです。そのときから、自分がここにダンススタジオをつくる!と決めていて、東京のダンス専門学校に進んで、ダンスを全ジャンル学びました。 そして、その専門学校の卒業式当日が震災の日で。すぐに気仙沼に帰ろうと思ったけど、帰っても何ができる?という葛藤の中、東京のフィットネスサロンで経験を積んで、健康づくりの知識やダンスを教えるノウハウ得ました。そして2013年4月、22歳で地元に帰ってきて、レッスンを開始、2016年から自分のスタジオをオープンしてやっています。” *あいこ(30) *出身地:気仙沼・三日町 *仕事:フィットネス&ダンススタジオ「Air」経営・インストラクター “経営のことも勉強して大きい目標も立ててみたんですけど、それは自分サイズじゃなくてちょっと無理があったんです。それで、実践あるのみ、に立ち返って、いまはこの場を継続することを目標にやってます。結果はあとからついてくるかなぁと。自分のすきなことで地域貢献できてるってスタンスで、自己投資しながら維持しています。 わたしにとっては仕事がいちばんたのしい時間で、それを生きがいに生きています。ただ出産とか子育てとか今まで気にしてなかったことが、一気にこの歳になってプレッシャーで身にしみているのも事実。そういう女性が社会的に担っていかなきゃいけないことも今の仕事を続けてこなせるかといったらわからない。どう乗り越えなきゃいけないかはこれから考えていきたいと思っています。” ●Instagramはこちら (掲載日/2020.1.17)
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vol.27【気仙沼移住女子】こまちの場合
〜こまちの場合〜 「移住女子 × 地下アイドル」 “大学時代に隣町の南三陸町に通ってて。それまで学校というコミュニティから出たことなかったので、いろんな世代の人と会って話す機会がたくさんあって、こういう考え方あるんだな、こういう生き方あるんだな、ってそれがたのしくて。 知り合いに連れられて、2014年の秋、気仙沼に初めて来たんです。ちょうどその頃、ほかのみんなは立派なところに就職するのに公務員試験に落ちた自分はなにやってるんだ、って心が病んでたときで。その初めて来た日にちょうど春からの市役所の仕事を紹介してもらって。「一応公務員だよ」って言われて、「公務員ならいっか」って、藁にもすがるみたいな。笑 いま思えば、あの勢いはなんだったんだろう?笑 来たことを後悔したこともあったけど、仮に一般企業とか、ほかのまちで公務員になってたことを思うと、いま生きてたのかわかんない。気仙沼にきて、いろんな人に会って、いろんな生き方を見て、自分とも向き合えた気がしたし、この道を通ってよかったなって。” *こまち(28) *出身地:富山 *仕事:気仙沼図書館 “女子4人で唐桑のシェアハウスに住んでいます。すきなときにリビングに集まって、すきなときに自分の部屋に戻る。本当に落ち着いた家族みたいになってきたかな。人が自分のことどう思ってるのかすごく気にするタイプだけど、このシェアハウスはみんな素直だし、いいことも悪いこともちゃんと言ってくれる。 たまに市内でライブをしたりもしています。呼んでもらえるってありがたいよね。他にもめちゃくちゃうまい人っているじゃん、気仙沼に。それでもその場に自分が必要とされてるなって思えることってうれしいですよね。” ●Instagramはこちら (掲載日/2021.3.10)
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vol.30【気仙沼移住女子】いつこの場合
〜いつこの場合〜 ”学生時代、2011年にボランティアで来て、そのあと1年間滞在していたことがあって、それから生活の拠点が変わっても気仙沼・唐桑のことはいつも心にあって。東京での生活や仕事は楽しくて充実していたけれど、コロナ禍で行動や会える人が制限されて自分自身と向き合う時間が増えていく中で、改めて自分がどんな人間になりたいかなって考えたら、思い浮かぶのがびっくりするぐらい唐桑で出会った人ばっかりだったんだよね。とはいえ、仕事も住む場所も一気に変える勇気はなくて。いまの仕事も好きだから続けたかったし。去年9月にお試し移住のモニターで1週間来たときに思った以上に環境が整っていて、これならリモートワークができるなってわかったので、まず思い切って3ヶ月行ってみよう!って。" *いつこ(32) *出身:埼玉 *仕事:リモートワーク(医療機器メーカー) "いまは、唐桑のシェアハウスに滞在して、昼間はコワーキングスペースで仕事をしています。港を眺めながら仕事をして、仕事終わりにはウォーキングして、海みて、夕日みて、星空みて、雄大な自然と季節を感じられる。山の幸も海の幸も相変わらず最高に美味しくて。本当にぜいたくだなぁって。東京での生活とガラッと変わりすぎて、ちょっとまだ気持ちが追い付いていないかも。笑 東京の気楽さが恋しくなるときもあるけど、「おかえりなさい」って温かく迎えてくれる人たちがいることがとてもありがたいし、うれしい。家でシェアメイトと話したり、こんな人になりたいって思う人たちと過ごす時間から学ぶこともたくさん。自分のことより相手のことを想っての言動がすごく多いなぁと。こういう人たちのそばにいて、自分が成長できるなって感じるし、思い切って来てみてよかったな。やっぱり自分を変えたいなら環境を変えることがいいなって実感しました。これからもここにいれたらなって思うし、この先どんな出会いや変化が待っているのかわくわくしています。” ●Instagramはこちら (掲載日/2021.4.1)
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vol.29【気仙沼移住女子】ともちゃんの場合
〜ともちゃんの場合〜 “気仙沼にくる前は京都で織物の仕事を10年ぐらいやってたんですが、結婚をきっかけに気仙沼に移住して、いまはまったく違う観光のお仕事をしています。結婚した相手も震災の復興きっかけの移住者だったので、頼る人は夫以外いない、という環境で2015年に移住して、「呼ばれてないのにきちゃった」ってやつ。笑 田舎で住む、という経験は20代前半でやったことがあったし、都会でできることは十分したな、と思ってたから、引っ越す踏ん切りはつきました。見ず知らずの土地に引っ越して知り合い増やしながらなんとかなるかな、って。移住する前に気仙沼にきたのは2回だけでした。そのときに、近所の方が「若い人いっぱい移住してきて、うちにもよくきてるから、なにかあったらうちにきてくれればいいよ」って。こんな人たちがご近所にいるなんて心強いな、って、背中を押してもらいました。” *ともちゃん(37) *出身:千葉 *仕事:気仙沼地域戦略(観光マーケティング) “知り合いもいない中で気仙沼にきて、知り合いが増えてくる。ひとりつながりができて、まちのことをひとつすきになる。人を好きになって、まちを好きになる、の繰り返しで、このまちになんでもいいから私にできることがあれば力になりたいな、と思って、やれることをやるってかんじ。 ゼロの状態で入ったから、まちをすきになる前に、人をすきになったんだよね。ある意味、モチベーションは恩返しかな。 いまは、自分のスキルとかやりたいことは縮小していて、子どもと過ごす時間を確保する方に意識が向いています。お母さんになりたくて気仙沼に来たので、子どもが生まれてやりたかったことがひとつ始まった感じ。地域にも頼りつつ、保育園とか助けてもらえる場所があるから移住者夫婦の核家族でもやれてるな、と。はじめましての場所でも、住んじゃえばなんとかなるって、こんどはわたしが背中を押したいです。” ●Instagramはこちら (掲載日/2021.3.31)
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vol.28【気仙沼移住女子】いとえの場合
〜いとえの場合〜 「移住女子 × 蔵人」 “高校生のとき「もやしもん」にハマって、大学は農大の醸造学部でお酒の研究をしてました。大学院に進学するか就職するか悩んでたとき、なんとなく就職しようと思って。バイト先で宮城のお酒をそこにあるものすべてテイスティングして、好みだった酒蔵に、その日の帰りに直接電話をかけたんです。「採用してくれませんか」って。で、2015年の夏に履歴書をもって面接しにきたのが今の酒蔵。それが初めての気仙沼でした。そこで、では新年度からお願いしますってなって、蔵人として働き始めて、もうすぐ6年になります。 親が転勤族で、新しい環境で新たな関係を築くってことに慣れてたから、不安はなかったかな。なんとかなるさって。逆に、みんな優しかったのはびっくりしました。田舎なのに受け入れ気質がすごいなぁって。よそ者なのに受け入れてくれるんです。杜氏さんも優しくて。” *いとえ(29) *出身地:神奈川 *仕事:蔵人 “杜氏さんになりたいわけじゃなくて、私はたのしいと思ったことをただしてるだけなんです。その先に杜氏お願いしますって言われたらもちろんがんばるけど、最終的にこうなりたいとかはなくて、醸造関係の中にはいたいなというのは思ってます。性格上、自分がたのしいと思ってないことは見事に続かなくて。仕事がたのしいことじゃないと続かない。あとは運任せかもなって。タイミングがくるまでは好きだと思えることをやろうと思ってて、仕事変えなきゃ、やめなきゃってタイミングがきたら、そのときにできることやろうかなってかんじかな。” ●Instagramはこちら (掲載日/2021.3.13)
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vol.26【気仙沼移住女子】あゆちゃんの場合
〜あゆちゃんの場合〜 「移住女子 × 顔の見えるデザイン」 “大学4年生の夏、付き合っていた彼が気仙沼出身で、初めて気仙沼に遊びに来たのが「みなとまつり」の日で。おみこしかついだり、彼の家族に会ったりして、風通しがよくて、活気があるところだなぁってその日のうちに気仙沼のことが好きになったんです。内湾で漁船がたくさんいてキラキラしててきれいだなぁって見ながら彼と話してたんです。そしたら彼が「いま気仙沼はなにもないけどこれからまちが復興して、まちも商売もおもしろくなる。そういうときに気仙沼にはデザインの仕事が絶対必要だから、このまちでデザインの仕事をしてほしい。気仙沼を一緒に盛り上げていこう」って言ってくれたんです。 私は大学を卒業したらフリーランスでやっていきたかったし、相手の顔が見えない仕事ではなく、自分の仕事を喜んでくれる人の顔が見える環境が良かったんです。だから彼と話したその時に、気仙沼でデザインの仕事をして東北を盛り上げていきたいなって思ったんですよ。” *あゆちゃん(28) *出身地:山形 *仕事:グラフィックデザイナー “彼と結婚して、子どもが生まれて。子育てしながら十分な収入を得るってなかなか難しいんですよね。こっちきて3年目とかかなぁ、少しずつお仕事もらえるようになって。最初は自分の同級生がバリバリ働いてる姿が羨ましくて、フルでデザインの仕事をバリバリやりたいって焦りもあったけど、娘がある程度大きくなるまで自分の手できちんと育てたかったし、地方でフリーランスやるにはコツコツ地道にやるしかないなって。今は自分の納得のいく仕事を手の届く範囲でやっていこうと思ってます。デザインの仕事って信頼で成り立ってるし、実績も自分の力も地道に積み重ねるしかない。明日新しい仕事がくるわけでもないし、デザインの実力も急に上手くなったりもしないので、10年後にこうなってたい、とか自分の中で長い目標を立てて、ちょっとずつ小さい階段を上っているかんじです。 いまの気仙沼みたいに、まちがすごいスピードでできていってる段階ってそうそうないので、いちばん気仙沼が楽しくなっていく時期がいまから始まると思っていて、その時代に自分が生きてるって思うと、私はこれからもこのまちで仕事がしたいなぁって、ここでがんばろって思えるんです。” ●Instagramはこちら (掲載日/2021.3.5)
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vol.25【気仙沼移住女子】しおりの場合
〜しおりの場合〜 「移住女子 × 近場二拠点ライフ」 “大学生のとき、最初は「なにかしなくちゃ!」って思ってきたけど「きてくれるだけで復興につながるんだよ」って言ってくれる地元の人たちに出会って、「あ、自分はここにいるだけでもいいんだな」って感覚になったし、人が歓迎してくれた。いろんな人と心でつながれた時間がたくさんあって、わたしってありのままでいいんだなって経験になって。それが大きいできごととして心に残ってたんですよね。でも卒業後は教員になるって決めてたからとりあえずなろうって。移住するって思考にはいかなかったんです。” *しおり(27) *出身地;神奈川 *仕事:教育コーディネーター(岩手県住田町) “神奈川の高校で教員になってみて、自分も社会のこと知らないのに、生徒に社会を教えることの難しさを感じました。このままだと10年後かっこいい教員になれてないな、もっと私自身が社会を知った方がいいなって思って。それで大学時代に通ってた気仙沼への移住を決めました。まず1年やってみてダメだったら帰ればいいし、楽しかったらいればいいなって思って。 いずれは高校の現場に戻りたいなって思いながら、まずは地域を知りたくて唐桑公民館で働いていました。そこでもやっぱり地域と学校がつながることの可能性を感じたから、その後、地元に帰って教員やるのはあんまりイメージわかなくて。そんな時に、岩手県住田町での教育コーディネーターの仕事を紹介してもらいました。 住む地域と働く地域は一緒の方が良いなぁって思うこともありました。でも今までは気仙沼と神奈川(地方と都市)の比較しかできなかったけど、今は気仙沼と住田(地方と地方)の比較ができるようになって、地域を見る視点が増えた感じがします。改めて気仙沼のいいところが見えたり、どっちも全然違って良いなって思ってます。 拠点は今後どうなっていくかわかんないけど、住田でやってることが気仙沼で活きたり、逆もあったりするから自分のやっていることはつながってるなって思えてます。今目の前の仕事に取り組んでいれば、そういうつながりが広がっていくんじゃないかなって。” ●Instagramはこちら (掲載日/2021.3.3)
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vol.24【気仙沼移住女子】さゆみの場合
〜さゆみの場合〜 「移住女子 × イラストレーター」 “出身は県内の松島町というところ。東京で雑誌の編集やゲームの製作などをしていました。気仙沼には大学の先輩がいて、震災が起きた後に連絡して、来てみたんです。ほかに誰も知り合いいなかったけど、そしたら気仙沼で「ほぼ日」の事務所ができることになって、気仙沼で知り合った方に「働いてみない?」って声をかけていただきました。迷いました。すごく迷いました。でも変わらない人生より変わる人生のほうがいいんじゃないか!と思って。ま、あんまり考えてないんだよね。笑 そのとき28だったんですけど、そのまま引っ越しして、転職して、その大学の先輩と結婚して。それが2012年。けど実際きたら友達いないし、すごい寒いし、すぐ暗くなるし、仕事18時に終わって。今までだったら23時まで仕事してたのに、すごいギャップがあって、夫に相談したら「俺も友達だよ」「ボールは友達だ」って言われて、サッカーボールを買わされて、暗い中、街灯の下で毎日リフティングしてました。笑 当時は全然若い人に出会えなかったし、東京戻って友達と会いたいって思ってたな〜。それから2〜3年して、同じ年代の年の人がUターンやIターンで増えてきて、同年代の友達が増えたことによって気仙沼がすごく楽しくなりました。” *さゆみ(36) *出身地:松島町 *仕事:ライター&イラストレーター “いまは観光の仕事をしています。取材いったり、原稿書いたり、web編集したり。 前の仕事で「沼のハナヨメ」っていう、気仙沼での自分の生活を元にしたエッセイ漫画を書かせてもらってたけど、それを地元の人が結構見てくれて、それで漫画の仕事も頼まれることもあります。わたし、漫画もゲームも好きだし、もともとオタクだから、自分のそういう部分を持っていたい。仕事もすきなので、生活のために仕事してるというよりも、たのしくてやってる、っていう仕事ができたらいいなって、それを大事にしてます。観光関連の仕事が終わったら、家に帰って息子と遊んで、ごはん食べて、息子を寝かせてから、イラストや漫画の仕事やるってかんじ。気持ち的にはイラストや漫画を描く仕事もこれから増やしていきたいと思っています。” ●Instagramはこちら (掲載日/2020.2.25)