気仙沼での暮らし方 vol.28【気仙沼移住女子】いとえの場合

気仙沼市は、たくさんの移住女子が、自分らしく、ゆたかに暮らしているまち。
そんな気仙沼移住女子たちを、気仙沼市移住・定住支援センター MINATOの公式Instagramで発信しています。

 

〜いとえの場合〜

 

「移住女子 × 蔵人」

“高校生のとき「もやしもん」にハマって、大学は農大の醸造学部でお酒の研究をしてました。大学院に進学するか就職するか悩んでたとき、なんとなく就職しようと思って。バイト先で宮城のお酒をそこにあるものすべてテイスティングして、好みだった酒蔵に、その日の帰りに直接電話をかけたんです。「採用してくれませんか」って。で、2015年の夏に履歴書をもって面接しにきたのが今の酒蔵。それが初めての気仙沼でした。そこで、では新年度からお願いしますってなって、蔵人として働き始めて、もうすぐ6年になります。

親が転勤族で、新しい環境で新たな関係を築くってことに慣れてたから、不安はなかったかな。なんとかなるさって。逆に、みんな優しかったのはびっくりしました。田舎なのに受け入れ気質がすごいなぁって。よそ者なのに受け入れてくれるんです。杜氏さんも優しくて。”

*いとえ(29)
*出身地:神奈川
*仕事:蔵人

“杜氏さんになりたいわけじゃなくて、私はたのしいと思ったことをただしてるだけなんです。その先に杜氏お願いしますって言われたらもちろんがんばるけど、最終的にこうなりたいとかはなくて、醸造関係の中にはいたいなというのは思ってます。性格上、自分がたのしいと思ってないことは見事に続かなくて。仕事がたのしいことじゃないと続かない。あとは運任せかもなって。タイミングがくるまでは好きだと思えることをやろうと思ってて、仕事変えなきゃ、やめなきゃってタイミングがきたら、そのときにできることやろうかなってかんじかな。”

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(掲載日/2021.3.13)

 

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