「まちづくり」に
関する記事一覧
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【開催レポート】けせんぬましごとカフェvol.4 in 仙台
今回は、気仙沼地域開発㈱スペシャル! 来年度新しく内湾に完成する商業施設の事業施行及び管理をする会社です。 大島へのフェリー乗り場がある、まさに気仙沼の「顔」となる場所に新たに出来る商業施設。 津波で流されてしまったあの場所を、新しく作り上げる。そんなお仕事です。 ☆気仙沼地域開発㈱:千葉裕樹氏 2011年3月11日。東日本大震災によって三陸沿岸は多大なる被害を受けました。気仙沼市も産業・商業の中心であった内湾エリアを含め、大きな被害を受けました。特に、気仙沼市の基幹産業である漁業に対する被害は大きく、震災から6年半経った今も完全なる復旧には至っていません。気仙沼市が本当の意味で復興していくためには、震災前の状態に戻るのではなく、「100年先を見据えて」新しい産業基盤、新しい人の流れを生み出す、これまでにないまちづくりをしていく必要があります。今回の事業は、まさにその意志を象徴するものとなります。 https://drive.media/career/job/18218 まずは、恒例のスタッフ含めた参加者全員の自己紹介! 今回は、8割の方が気仙沼出身者また気仙沼出身者ではない方も頻繁に気仙沼に来られている「気仙沼愛」の濃い回となりました! 同じ地区の出身の方がいると、思わず反応して知り合いがいないか確認する。繋がりの多い町気仙沼ならではの”あるある”も! 次にスタッフからの「中小企業で働く面白さ」の説明があった後は、地域開発の千葉さんからの企業説明です。実は気仙沼出身の千葉さん、2年前にUターンしてきました。 気仙沼の顔を作り上げようとしているこの会社で、1人実働部隊として東奔西走するからこそ、気仙沼の良いところだけでなく、ダメなところも嫌なところも十分すぎるほど経験されました。それでも「気仙沼から出ていった先で家を建てる同級生が、『ああしまった。気仙沼に家建てればよかったな』そう思うような、気仙沼にする」と語る言葉には熱がこもります。 気仙沼中が期待を寄せる場所を担う、その覚悟の底に、圧倒的な情熱と気仙沼愛を感じます。 千葉さんからの説明の後は、ワークショップに移ります。 テーマはずばり「内湾を盛り上げるアイディア100本ノック」まだまだ建設途中の内湾商業施設。新設される施設では、たくさんのイベントを催す予定です。そのアイディアを参加いただいた皆様にエリアマネージャーとして考えて頂きました! アイディア100本ノック!どんどん付箋に意見が書かれてゆくのは、気仙沼への想いがたくさんあるからでしょうか? 個人で出したアイディアを2グループに分かれてシェアしてもらいました。 「食器やカトラリーを持ち込んで、フードを買えるように!」 「ケンカOK荒くれ酒場を作る!」 「おちゃっこ飲みブースを設けて、子どもと大人が共存できる場所をつくる!」などなどなど!たくさんの意見がでました。 出た意見の中には、既に実際に動き出している案も! また、今回のワークショップで改めて実行を決意した案もあったりと、気仙沼の顔を作る為に参加者全員の想いを分かち合えた時間となりました。 スタッフによる気仙沼での暮らし方紹介をし閉会した後も、様々な方と懇談される姿が会場撤退時間ギリギリまで見られた今回のけせんぬましごとカフェvol.4。 働くことだけでなく、気仙沼で起きていることに仙台でじっくり関われる時間が生まれたのではないかと思っています。 気仙沼で働くことは、気仙沼で暮らすこと。どうせ移り住むなら、気仙沼愛を温めて、ワクワクして、気仙沼に来ませんか? 「けせんぬましごとカフェ」これからも開催していきますので、ぜひお気軽に足を運んでください。 ○開催概要 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ □日にち:2018年2月9日(金) □時 間:19:00〜21:30(開場 18:30) □場 所:ソシラボ(宮城県仙台市青葉区一番町2丁目2-8 IKIビル10F) □参加費:無料 □服 装:自由 □タイムライン 19:00 開会・アイスブレイク 19:30 募集内容紹介「内湾まちづくりプロデューサー」→今回の求人内容や事業の詳細についてご紹介 20:00 ワークショップ「内湾を盛り上げる100本ノック」 21:15 気仙沼の暮らし紹介 21:30 終了
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【気仙沼市役所のしごと情報】平成30年度 第1回職員採用試験について
平成30年度 気仙沼市役所第1回職員採用試験のおしらせ! 〜来年の春から気仙沼市役所ではたらくひとを募集しています〜 いま、気仙沼では行政、民間、NPOや地域団体が連携した「官民協働」のうごきが盛り上がっています。 つまり、行政だけではなく、民間だけでもなく、NPOや団体だけでもなく、 各セクターのつよみ、できることを相互に支え合うまちづくりが行なわれているのです。 ある市役所職員の方は、「行政とは、まちづくりのプロ」と。ある他の自治体の方は、 「気仙沼は、行政と民間、NPOがうまく連携して動けているよね」と。 気仙沼市役所では、これからのまちづくりのプロとして、これからの官民協働のプレイヤーとして、そんな人材も募集しています! <気仙沼市役所 平成30年度 第1回職員採用試験 詳細> 気仙沼市 HP <<<参考>>> 第2回 採用試験(予定) ◆募集職種・人数上級(行政職):行政(3人程度)、土木(4人程度)、保健師(若干名)、建築(若干名) ◆募集期間平成30年6月1日〜6月中旬 ◆第一次試験 日 時:平成30年7月22日(日) 会 場:(気仙沼会場)気仙沼市役所(東京会場)明治大学駿河台キャンパス 試験内容:筆記試験(教養試験・専門試験・論文・性格判断検査) ◆第二次試験 日 時:平成30年8月中旬(予定) 会 場:気仙沼市役所 試験内容:個別面接・集団討論(ただし、集団討論は行政職のみ)第3回 採用試験(予定) ◆募集職種・人数 上 級(行政職):社会福祉士(若干名) 中 級(行政職):保育士(若干名) 初 級(行政職):事務(3人程度)、事務(身体障害者対象 若干名)、機械(若干名)社会人経験者:事務(5人程度) ◆募集期間 平成30年7月1日〜8月上旬 ◆第一次試験 日 時:平成30年9月16日(日) 会 場:気仙沼市役所 試験内容:筆記試験(教養試験・専門試験・論文・性格判断検査) ◆第二次試験 日 時:平成30年10月中旬(予定) 会 場:気仙沼市役所 試験内容:個別面接 ※第1回試験の内容については、既に募集要項を人事課で配布していますので、そちらでご確認をお願いします。第2・3回試験要項は、これから適宜配布いたします。 ※第2回試験以降は、募集区分や募集人員、受験資格については、変更する場合があります。
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【開催レポート】けせんぬま Welcome Party 〜気仙沼生活へようこそ!2018〜
みなさんこんにちは。チーフ・ターンコーディネーターの加藤航也です。 2018年4月20日(金)に「けせんぬま Welcome Party 〜気仙沼生活へようこそ!2018〜」を開催しました。 けせんぬま Welcome Partyは、気仙沼への移住者やUターン者、気仙沼で活動する若者や先輩たちをつなぐ場として、気仙沼市内で開催している交流会です。 この春から気仙沼での生活を始めた方や、この2〜3年でUIターンした方々と、そうした彼らをサポートすべく集まった移住サポーターの方々(気仙沼でさまざまな取り組みをしている気仙沼の先輩たち)、合計54名が参加したWelcome Party 。 まずは参加者同士を知る場として、UIターン者も移住サポーターも、みんなごっちゃのグループで自己紹介からスタートです。 自分の得意なこと、気仙沼で挑戦してみたいこと、を話しました。 会場の雰囲気が和んだところで、移住サポーターのみなさんから、けせんぬま生活がより楽しくなる取り組みをご紹介いただきました。 <参加いただいた移住サポーターの活動一覧> ▶︎気仙沼まち大学 海の市 2 階にある会員制シェアスペース『□ship(スクエアシップ)』 の運営をしています。お一人での作業やミーティングスペース、リラックススペースとして使用したり、イベントを行うこともできます!また、気仙沼の魅力やまちの動きを知っていただく『まちづくりカフェ』というイベントを定期的に開催しています。誰でも気軽に参加できますので、ぜひ遊びにきてください〜! ▶︎気仙沼地域戦略(気仙沼クルーカード / ちょいのぞき) 漁業の町・気仙沼市は、観光庁が指定した「日本版DMO」(観光地域づくり)の先進地域で、民間企業・行政が垣根を越えて「観光で稼げる地域経営」を目指し、観光の戦略立案やマネジメントを行っています。その中で(一社)気仙沼地域戦略はマーケティング、商品(観光プログラム)開発の役割を担い、①気仙沼の仕事や暮らしの魅力を体験できるプログラム「しごと場・あそび場ちょいのぞき」②市内外の関係人口を増やし地域全体の顧客リストをつくるポイントカード「気仙沼クルーカード」の運営をしています! ▶︎ば!ば!ば!プロジェクト気仙沼 ば!ば!ば!プロジェクトは、自分たちが暮らしている「気仙沼」という場所の魅力をたくさん探って、発見し、地域に伝えるというプロジェクトです。「ば!」とは驚いた時によく用いる気仙沼の方言なんですよ!メンバーは、現在21歳〜54歳まで幅広い年代で構成させており、昨年11月にはメンバーで安波山MAPを作成しました!その他にも気仙沼の魅力を知るワークショップを開催してます。誰でも自由に参加できるので、たくさんの方々と交流が出来ます。また気仙沼のこんなことを知りたい!自分でこんな企画をしたい!なども大歓迎ですよー。みなさんもメンバーと一緒に気仙沼の「ば!」を発見し、伝えてみませんか? ▶︎認定NPO法人底上げ できる感覚を、動く楽しみを、生きる喜びを、すべての若者に。底上げは地域の高校生が自分の地元に目を向け、主体的に活動していくことをサポートしている団体です。誰も正解を知らない、将来が不確かな社会に生きている今、高校生が自ら考え動く主体性を育み、多様な人と協働する力を身につけていけるように、活動のサポートや色々な人やものとの繋ぎを行っています。ぜひ、気仙沼の高校生たちの、自分の思いに沿った活動を応援しにいらしてください! ▶︎からくわ丸 唐桑のまちづくりサークルです。地元&Iターン者の20-30代が約20名集まって活動中。震災の翌年の2012 年に設立して以来、唐桑地域にあるものを活かして子どもたちに遊びと学びの場を提供してきました。地域を元気にするために、ゆるく楽しく唐桑で自分がやってみたいことができる「場」、それがからくわ丸です。 ▶︎11back(co-ba) 2014年8月に気仙沼初のシェアオフィスとして南町にオープン。個人事業主や法人などが利用する共同事務所としての機能のほか、co-ba会員の企画イベントや、市民の持ち込みイベントなども行えるスペースとしても活用されています。中でも「11back」というイベントは毎月11日の夜に集まろうと、2015年より30回以上、のべ500人以上が参加しているイベントになっています。 ▶︎ゲストハウス架け橋 階上にある古民家を自分たちでリノベーションしてゲストハウスとして運営しています。昼間は絵本カフェとして地域の母子の集まる場所、夜は地域外から来る人の宿泊場所、そして移住者や地元の方の交流の場となっています。みんなでごはんを食べたり、カードゲームをしたり、好きなことについて話したり、そんなイベントをたくさんやっています。架け橋に来れば誰かに会える、友達ができる、一緒にごはんが食べられる、そんな場になっているのでぜひ気軽に遊びに来てください! ▶︎NPO法人浜わらす 浜わらすは子ども達が浜の暮らしを楽しくしていく団体です。お腹が空いたら、釣りして魚を食べる、す潜り、サーフィン、スタンドアップバドルボード等々、遊びのフィールドは無限!疲れたらツリーハウスでお昼寝です。海のまちで暮らすなら、みんなも一度浜わらすになってみよう! ▶︎気仙沼青年会議所(JC) 青年会議所(JC)とは、時代の担い手として「明るい豊かな社会の実現」を同じ理想とする20才から40才迄の青年男女の団体です。日本全国では701のJCに4万人が入会し、宮城県内には気仙沼JCを含め11のJCがそれぞれの地域で活躍しています。気仙沼JCでは、5月28日に、『今日からやれる「親道」プログラム』の開催を予定しています。 ▶︎気仙沼商工会議所青年部(YEG) 商工会議所青年部は地域社会の健全な発展を図り次代への先導者との責任を自覚し地域の経済的発展の支えとなり、豊かな住みよい郷土づくりに貢献する、地域の青年団体です。事業としましては、地域の子供達に地元企業の良さを伝える地域教育や仲間と一緒に協力して何かを成し遂げる事の大切さを学ぶ8の字跳び大会を実施予定。また、インドネシアとの国交樹立60周年ともあり、みなとまつり時の青年部主催のインドネシアパレードを皆さんと盛り上げて行ければと思ってます。 ▶︎気仙沼市担い手育成支援事業(ぬま塾・ぬまトーク・ぬま大学) 気仙沼に住む10~30代の若者を対象に、「気仙沼の地域や人を知りたい」「同世代とまちについて話してみたい」「気仙沼で何か自分でやってみたい」という気持ちを応援し、形にするプログラムを行っています。自己成長に繋がる学びを得る、新たな仲間と出会いそれぞれのやりたいことを仲間とともに深める、地域の魅力や課題を発見し、気仙沼に住む若者一人一人が成長し、“やりたい”気持ちを形にすることにより、地域に関わる若者、地域で活躍するまちづくりの担い手を育みます。 ▶︎ひこばえ(高橋えり) 2015年10月に気仙沼に移住。環境に優しい仕事をしたいと考え、2017年2月9日に個人事業をたちあげ、東北の農産物を活用したパンの製造・販売、パン教室を展開する傍ら、子供服のリユース・リサイクル事業「みんなのたんす」の立ち上げ準備を進めている。 ▶︎ちくちく先生 冨永めい千葉県出身、2012年に気仙沼に移住。移住をきっかけに、趣味だった刺繍を教える活動を始める。現在はイベントや催事などで自身の作品を販売するかたわら、刺繍の魅力や創る楽しさを伝えるワークショップを大人やこどもなどを対象に、幅広く実施している。 ▶︎気仙沼市バスケットボール協会 ようこそ‼︎気仙沼へ‼︎気仙沼はバスケのまち‼︎…と思っている気仙沼市バスケットボール協会です‼︎気仙沼市バスケットボール協会では、バスケ経験者、未経験者どなたでも楽しく参加できるイベントが盛りだくさん‼︎未就学児向けのバスケイベント「ちびバス広場」もやってます‼︎気仙沼でバスケライフをエンジョイしましょう〜〜(☌ᴗ☌)。 ▶︎気楽会 「今ある気仙沼を積極的に楽しもう!」「気仙沼を自発的に楽しくしよう!」という想いを持つ、地元有志の集まりです。毎週「定例会」を開きコーヒーを片手に、雑談中心にそれぞれが普段考えていることや思いついたアイデアを気軽に出しあっています。雑談の中でなんとなくアイデアが一つの方向に盛り上げれば、いざ実行!できることを自分たちですぐやってしまうのが気楽会のスタイルです。 どれも気軽に参加できて、地域を知ることのできる活動ばかり。こういった活動がたくさんあるのも気仙沼の魅力のひとつです。 去年参加者として参加していた人が、今回は受け入れる側の先輩として話をしている姿はとても印象的でした。 そして後半は懇親会へ。この春から気仙沼へやって来たUIターン者同士はもちろん、先輩移住者や移住サポーターたちとも、つながります。 会の最後に、今年Uターンで戻ってきた参加者の一人がみんなに呼び掛けました。 「わたし、高校の頃に競技かるたをやっていて、気仙沼に帰ってきたからまたやりたいんです。一緒に競技かるたやってくれる人いませんか?」そんな声に、一緒にやりたいと手をあげる数名の参加者の姿が見られました。自分がやりたいと言ったことを、面白がって一緒にやろうと言ってくれる仲間が見つかるー。そんな素敵な“空間”がこの短時間で生まれたことに、気仙沼の魅力と、とてつもないエネルギーを感じました。立場も年齢も地域も越えて繋がることで、これからの気仙沼での生活に新たな彩りが加えられる、そんなきっかけの会になれたように思いました。参加いただいたみなさん、ありがとうございました!
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まちづくり
気仙沼市担い手育成支援事業 気仙沼市担い手育成支援事業では、気仙沼に住む10〜30代の若者を対象に、 「気仙沼の地域や人を知りたい」「同世代とまちについて話してみたい」「気仙沼で何か自分でやってみたい」という気持ちを応援し、 形にするプログラムを行っています。 <公式HP>気仙沼市担い手育成支援事業 気仙沼まち大学 街中で対話と共創・協働が生まれる仕組みを作り、 新しい挑戦やイノベーションが次々に起こる、市民が主役の街づくりをしよう―。 「気仙沼まち大学」という構想は、そんな思いから平成28年にスタートしました。 自らの思いや構想を持ち、具現化するための一歩を踏み出す支援(人材育成)と、 踏み出した人たちをつなげ、より大きな動きへ、 そしてまち全体の活性化へとつなげる大きな仕組みづくりを行っています。 気仙沼まち大学では、多様な人の交流拠点「□ship(スクエアシップ)」の運営であったり、 気仙沼の魅力や活躍する人が知れる「まちづくりカフェ」などのイベントを開催しています。 <公式HP>気仙沼まち大学
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【新月中学校総合学習】大学生に向けた「思わず移住したくなる気仙沼紹介」
新たな大地を踏みしめて~潮風香る気仙沼市~ <最初に> 皆さんこんにちは!この記事を作成した新月中学校の「MINATOチーム8班」です。 今回は気仙沼の魅力を紹介する機会を頂いたので、ぜひ最後までご覧ください! 今の暮らしに満足できない!新しい「何か」に挑戦したい!私生活の中で、日々「新しい刺激」を求めている自分はいませんか? このページでは、我々の故郷である気仙沼の魅力を3つの分野に分けて掲載しています。気仙沼のイベントや祭り、ボランティア活動。そしてなんといっても気仙沼おすすめの食!この地域特有の食材や料理をご紹介します。今皆様が暮らしている地域と比較してみたり、様々な観点から気仙沼を眺めてみてください。皆様が求めているものが見つかるかもしれませんよ。 【新鮮な海の幸をどうぞ!】 この記事のトップを飾るのは「気仙沼の食」。 都内や他の地域では中々食べられない料理や魚介類をご紹介します! まず気仙沼のゆるキャラ、ホヤぼーやの元にもなっている「ホヤ」。 ホヤは臭みが強い分、苦手な人もいますが、プリプリな身の部分は食べ応えがあり、調理方法次第では臭みも全く気になりません。 次に「鰹」。実は気仙沼は鰹の水揚げ量が全国一位なのです! 味ももちろん新鮮でおいしいですよ。刺身でも焼いてもvery good! 最後に、超個人的なおすすめの料理を班の一人が皆さんにぜひ紹介したいとのことで、簡単ながら掲載させていただきます。 その店の名前は、ラーメン店「麺来」。僕らの新月中学校がある新月地区にあります。 そこのチャーハンは絶品!気仙沼でも大変人気なお店です。気仙沼に来たらぜひ寄ってみてください! 【これからを考える、大学生のボランティア活動】 気仙沼では、「この地域もっと知ってもらいたい」!ということで、ボランティア活動を実施しています。 ボランティアと聞くと瓦礫の撤去作業といった復旧作業のイメージがありますが、それだけではありません。 震災後、被災地のために何かできないかと考えた認定NPO法人底上げの皆さんは、「自分も町のために何かしたい」と考えている高校生が自分の思いを素直に表現し、実現できる場所を提供したいと、「高校生サポート」という活動を始めました。 高校生が、自分たちの町のためにできることを考え、行動することのお手伝いを、春休みや夏休みには大学生がボランティアとして行っています。 下の写真は、高校生と大学生が集まり、それぞれの活動報告やディスカッションを行っている様子です。 このように、気仙沼のまちづくりのためにボランティアとして取り組んでいる人がたくさんいます。 そしてもう一つ、気仙沼で大学生が行っている「ワークキャンプ」があります。 その、唐桑ワークキャンプ「maru-camp」について紹介します。 「maru-camp」では大学生が約10日間唐桑暮らしを体験し、空き屋のリノベーションや東屋の制作、時には地元の中高生と交流しながら日々活動します。 地域の魅力を感じながら、地域の課題解決をするための楽しいコンテンツが待っています。下の写真がその様子です。 【踊れ!年に一度のみなとまつり!】 最後に、気仙沼の「イベント」でしめさせていただきます。 気仙沼のイベントは夏場に多いですが、中でも有名なものが二日に分けて行われる「みなとまつり」。 一日目は「はまらいんや」と言われる華やかな踊りを、気仙沼の団体はもちろん他県からもたくさんの団体が参加して踊ります。 国境を越えて参加してくれる団体もあり、はまらいんやはみなとまつりの代名詞とも言えるでしょう。 二日目の花火大会では、約一時間の間夜空に花を咲かせます。その光景に思わず時を忘れてしまうような、とても美しい花火です。 これがなければ、みなとまつりは終われません!気仙沼、夏の大イベントみなとまつり。ぜひ参加しに来てください! <最後に> 皆さん、少しでも気仙沼に興味を持っていただけたでしょうか? これまで気仙沼の「食」、「ボランティア活動」、「イベント」について軽くご紹介しましたが、当然この記事に記載したものが全てではありません。 後は気仙沼に自ら足を踏み入れ、自分の目で、身体で「気仙沼」を感じてみてください! 最後までお付き合いいただきありがとうございました。 この記事を読んで新しい「何か」に挑戦したいと思った方は、新たな大地を踏みしめに来てみませんか? 気仙沼の風が、皆様を暖かくお迎えいたします。
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【5月19日開催!】マチリク気仙沼しごとミーティング
5月19日(日)、仙台アエルにて気仙沼市の複数の企業による合同企業説明会を開催します! 気仙沼市では、行政と地元企業、リクルートキャリアがタッグを組んで、まちぐるみで人を採用し、いきいきと働けるよう支援する「マチリク」を推進しています。 地方で「暮らす」「働く」ことについてみなさんにお伝えするイベントにするべく私たちMINATOも連携し、出身者や移住者による様々な取り組みや、気仙沼ならではの多様な生活スタイルを皆さんに紹介します。 地域ならではの楽しい働き方があなたにも伝わるはず! 大企業に就職することが就活の全てではありません。 世の中には様々な企業があり、そこでしか活躍できない多様なキャリアスタイルがあるのです。 地域での就活も良いかな?と少しでも頭に浮かんだ皆さん、気仙沼の企業の様子も見に来てみませんか? 5/19は仙台アエルにてお待ちしています。 ~概要~ 日 時:2019年5月19日(日)13:00〜16:00 会 場:ガーデンシティ仙台 ホール21A(AER21階内) 主催:一般社団法人気仙沼市住みよさ創造機構 共催:気仙沼市 協力:株式会社リクルートキャリア/気仙沼市移住・定住支援センター MINATO 【出展企業(順位不同敬称略)】 気仙沼市役所 言わずもがな、気仙沼市民の生活を支えるお仕事です。 人口約6万4千人のまちを、よりよくするために様々な市政を行います。 市民参加型のまちづくりが始まり、新たな取り組みが続々行われています! 公式ホームページはこちら アサヒ冷熱(株) 家庭用の空調設備から業務用の空調・冷暖房・冷蔵冷凍設備の整備からメンテナンスまでを行う企業です! 公式ホームページはこちら アサヤ(株) 漁師さんが使う道具「漁具」を扱い続けて創業168年! 『社員が主役になれる仕事』を経営理念に掲げるこの会社、先鋭的な専務の元で様々なことが学べますよ! 公式ホームページはこちら 石川電装(株) 気仙沼港のブランドを守る、気仙沼唯一の新規造船を担う船内電装企業です。 船があっての気仙沼。船を担うことは地域を担うことに繋がるのです。そのことに誇りと責任を感じられるしごとです。 公式ホームページはこちら (株)小野寺鐵工所 これぞ気仙沼!創業70年、船を支える技術系企業です! 船以外にも、各種プラントや産業機械の設計・開発・製造等、さらなる飛躍にチャレンジしています。 港町気仙沼の未来を切り開いている会社です! 公式ホームページはこちら ㈱カネダイ カニやエビの水産加工企業です! カニの実などの加工品ももちろん、パスタソースやビスク、カレーなんて商品開発もされています。 斬新な商品開発をどんどんされている加工屋さんです! 公式ホームページはこちら (株)気仙沼商会 気仙沼市民の生きる術、ガソリン販売をされています!そのほかにも、車などの保険、住まいの商品の提案も! 気仙沼では主流 のLPガス配送や、ストーブに使う灯油など、生活に密接しています! 気仙沼市民のライフラインを支える企業です! 公式ホームページはこちら (株)新和エンジンサービス 船舶のディーゼルエンジンのメンテナンスを半世紀以上にわたって行っている企業です! 運輸局公認の第一種サービスステーションとして認定も受けている、整備の精鋭隊! 一流の技術を学べる会社です! 公式ホームページはこちら (株)パートナーズ ソーラーパネルの設置を行っている企業です! 「人ありきの会社」という経営ビジョンのもと、「働く」を通して自分の人生を広げていく、そんな会社です。 こちらの企業の採用ページはなんとインターンの学生が作成しました。読めばどんな会社か分かりますよ、ぜひ! 公式ホームページはこちら
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気仙沼Uターンマイプロバス2019参加者募集のおしらせ
気仙沼で高校生活を過ごした大学生&新人社会人のあなた!東京→気仙沼 無料バス「気仙沼Uターンマイプロバス2019」参加者募集 気仙沼で青春時代を過ごした同世代とともに楽しく帰省し、地元の高校生の心に火を灯しませんか? 東京から気仙沼まで楽しくおトクに帰省する、気仙沼に縁ある学生対象のプログラム! その名も「気仙沼Uターンマイプロバス」! 東京・仙台からの片道バスの乗車はなんと無料(タダ)! ただし! 乗車には条件があります。 それは、この夏から始まる「気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード」、そのスタート合宿のマイプランブラッシュアップ会に参加すること。 親でも先生でもないちょっと先を行く先輩大学生の存在が、高校生を勇気づけ、自信をもって本番を迎える後押しができます。 アワード当日の夕方には、震災後気仙沼に移住してきたチャレンジャーや地元の若手経営者とのトークセッションも準備しています! 夏休みの帰省にあわせて、気仙沼Uターンマイプロバスを活用しちゃおう! 得られる5つの出会いと経験 本気のチャレンジをしようとする気仙沼の高校生との出会い 多様な出会いを通じてジブンの人生に向き合う経験 気仙沼に縁ある同世代の想いある新しい仲間との出会い 気仙沼の教育を動かす教育イノベーターとの出会い 気仙沼で活躍するかっこいいロールモデル社会人との出会い 【概要】 《日にち》2019年8月8(木)〜10日(土) 《集合時間・場所》東京組:8月8日(木) 20:00 東京駅付近(詳細の集合場所は、参加決定者に後日ご連絡します。)仙台組:8月9日(金) 早朝(場所と時間は未定です。参加決定者に後日ご連絡します。) 《行程》 ・8月8日(木)夜 東京駅集合・オリエンテーション→東京発 ・8月9日(金)朝 仙台経由→気仙沼着朝食・自由時間午後 MINATOワークショップ(仮)夕方 高校生合宿に参加して、高校生のマイプロジェクトのブラッシュアップに協力 ・8月10日(土)午前 高校生のプレゼン見学、午後 市役所訪問・市のまちづくりの近況報告夕方 地元経営者とのフリートーク・セッション(ワーク ショップを通して対話)※その後、地元経営者を懇親会も実施予定です。 《対 象》東京/仙台在住の気仙沼出身大学生/専門生・若手社会人 《参加費》無料 ※ただし、その他食費・(ホテル等に泊まる場合は)宿泊費・市内での移動費は自費でお願いします。 《定員数》15名 《主 催》気仙沼の高校生マイプロジェクトアワード実行委員会 《共 催》気仙沼市移住・定住支援センター MINATO 《協 賛》(順不同・敬称略)株式会社気仙沼観光タクシー --- ※気仙沼の高校生マイプロジェクトアワードとは: 高校生が「気仙沼のために何かチャレンジしてみたい!」という自身の想いを形にして実践してみる半年間の企画です。夏の合宿から始まり、年末には市長はじめ市民100名以上の前で成果を発表します。(主催:気仙沼市 協力:同実行委員会) ====================================================================== 【お申し込み】 お申し込みはこちらの申し込みフォームよりお申し込みくださいませ。 プログラムに関してのお問い合わせは、以下へご連絡くださいませ。 問い合わせ先:気仙沼市移住・定住支援センター MINATO TEL:0226-25-9119 E-mail:info@minato-kesennuma.com ====================================================================== 昨年度の活動をまとめた「気仙沼UターンマイプロバスCM」を作成しました! 動画はこちらからご覧頂けます。
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【UIターンインタビュー】仙台と気仙沼。複数拠点で「暮らすように、働く」
複数拠点、複数ワークという生き方 移住だけが大好きな町との関わり方ではない。所属や場所に捉われることのない自由な働き方。そうした生き方のなかで、気仙沼という町に関わり、次第にその濃度が濃くなっていく。それも町の魅力化につながる。 宮城県仙台市出身の江川沙織さんはそんな生き方を通じて気仙沼に関わっている一人だ。住まいは仙台市。仕事は気仙沼市に拠点を置く認定NPO法人底上げ、そして岩手県で活動するNPO法人wiz.で、それぞれプロジェクトに関わっている。 気仙沼では地域の高校生と大人の対話の場作りや、東北の高校生が渡米し、地域貢献とリーダーシップについて学ぶプログラムのサポート、そして岩手県では大学生の実践型インターンシップのコーディネーターのサポートや、地域おこし協力隊の活動支援などを行う。それ以外にもプロジェクトベースでの仕事も多いという。 「ふだんは家で仕事するか、近くのカフェで仕事することが多いですね。ミーティングもオンラインでやれますし、パソコンがあればどこでも仕事ができてしまうので。必要に応じて数日間から1週間、2週間など現地に滞在して仕事をするという暮らしを送っています」 ちなみに、取材時の前後のスケジュールを伺うと、4日間ほど気仙沼に滞在し、そのまま岩手に移動して1週間ほど滞在する予定だという。なんともハードなスケジュールのようだが、江川さん本人はどこ吹く風。「それぞれしばらくぶりの現場で、会いたい人たちにも会えるので楽しみで仕方ないですね」と充実感をにじませている。 気仙沼滞在時は認定NPO法人底上げが管理するシェアハウスで過ごす 震災後、Uターンした東北で感じた「明るい兆し」 幼少期から過ごしてきた仙台は「イベントやアート、音楽などはほとんどが東京でやられていて。なにもない町と感じていた」という。大学進学とともに故郷を離れ、関東へ。卒業後は、金融機関で働いていた。しかし家族の介護をきっかけに地元仙台へのUターンを考えていた矢先、東日本大震災が故郷を襲った。幸い江川さんの実家は無事。家族とも震災の翌日には連絡がついた。その後、仕事を退職し、4月末には実家に引っ越した。金融機関でのキャリアを生かし、被災地各地で震災復興に取り組むNPOや市民活動のサポートを行う財団法人で活動を開始した。 震災復興に取り組む団体が直面する最大の課題が財政面でした。国内外から集まる寄付などの受け皿となり、支援団体へとつなぐ役割を担っていました」 岩手・宮城・福島の3県にまたがって活動していた江川さん。何よりも驚かされたことが、全国各地からおもしろい人材が東北に集まってきていることだった。 「震災前に実家に帰っても東北に元気がないのを感じていて。さらには震災が起こって、このまま衰退していくんじゃないかと思っていたんです」。しかし各地で出会った人たちによってこの考えが180度変わった。「衰退していくばかりと思っていた故郷が、いつの間にか『おもしろい地域になるんじゃないか』というワクワク感、明るい兆しを感じていたんです」と話す。 現在活動する認定NPO法人底上げをはじめとする気仙沼との出会いも、この財団法人での活動を通じてのものだった。 「助成先団体のヒアリングというかたちで気仙沼には何度も足を運ばせてもらいました。そのたびに感じていたのは、非常にオープンな気質の人が多いなということ。そして団体間や個人同士の仲が良いなって思いました(笑)とってもアクティブで市民のアクションが非常に多く生まれているので、どんどん面白くなっていくのではないかと感じていた」と、初めて気仙沼に出会ったときのことを振り返る。 大学時代にはバックパッカーとしてアジアを旅するなどアクティブに過ごした 復興、まちづくりの現場のより近くで!という想いでキャリアチェンジ 「約3年半、NPOのサポートをしていくなかで、より現場に近いところで働いてみたい」という想いを抱くようになった江川さん。勤めていた財団法人を退職し、しばらくフリーに過ごしていたときに、現在も働いている岩手と気仙沼の団体から声がかかった。 もともと明確に複数キャリアを意識していたわけではない。縁に導かれるように、求められることと、自分自身のやりたいことを、紐付けていった結果が複数キャリア、そして複数拠点という生活スタイルになっていった。 「仕事と暮らしが融合している今のスタイルがとても心地よいんです。その日どこで何をするのか、自分次第」。家で仕事をするのも、カフェで仕事をするのも、趣味であり息抜きだという料理を作るのも自由。息抜きにパソコンを抱えて海外に10日間ほど飛び出すこともある。 仕事のなかに、暮らしが入り込み、暮らしのなかで仕事をする。仕事(ワーク)と暮らし(ライフ)の線引きをする「ワークライフバランス」とは逆行するような働き方。 世間一般でいう「安定」とは程遠い。決まった休みもあるわけではない。それでも、「自由にできるこのスタイルが今はとても気に入っている」という。取材中、彼女は事あるごとに「まあ、なんとかなるかなと思って」と口にしていた。「移住」や「定住」から想起される「決意」といった言葉とは無縁の、考えすぎず、軽やかに、自然体でいること。それがふとしたタイミングで巡ってくるチャンスを掴めた秘訣なのだろう。 「複数拠点、複数ワークは自分の視野を広めてくれる。それぞれの仕事にとってもプラスになっていると思う」と話す 多様な関わり方を応援してくれる町 「気仙沼に来ると『おかえりー!』『今回はいつまでいるの?』とみなさんに声をかけていただける。この雰囲気はとってもあたたかいなって」 かねてから漁師町として、国内外から多様な人々を受け入れてきた町は、「新しい働き方」「自由なライフスタイル」にも寛容なのかもしれない。 仙台から気仙沼は直通の高速バスで2時間半。海も山もある豊かな自然のなかには、コワーキングスペースもあれば、気分転換しながら仕事もできるカフェもある。 「場所を選ばず仕事をできる人は、おすすめの地だと思います。制作に没頭したり、息抜きしながら作業するのにもおすすめなんじゃないかなって」 働く場所ということにおける選択肢はこれまで「都市 or 地方」だった。地方で働くには「移住」という大きなハードルを乗り越えなければならなかった。 しかし、江川さんが実践する複数拠点での働き方は「都市 and 地方」を実現している。 震災から8年を迎えた。復興事業も終わりが見え始め、町は新たなフェーズへと移っていく。江川さんも「この5年から10年が勝負だと思う」と話す。そんな町にあって、「新しい価値観のもとやりたいことをやれること」そして、「チャレンジを応援してくれること」は何よりもの強みになるのかもしれない。 移住するだけが気仙沼との関わり方のすべてではない。多様な関わり方を応援してくれる町。地元住民も、Uターンも、Iターンも、複数拠点のひとつとして関わる人も、みんなで、前に歩みを進める。そんな気仙沼の強さを、江川さんの姿を通じて垣間見えた気がする。 「底上げ」の活動中の一コマ 江川沙織(えがわ さおり)さん 宮城県仙台市出身。1983年生まれ。高校まで仙台で過ごし、大学進学で仙台を離れ神奈川の大学に入学。学生時代にモンゴルへ植林ツアーに行った事をきっかけにNPOとファンドレイズの関係性に興味を持ち、卒業後は金融機関でキャリアをスタート。2011年4月に地元にUターンし、公益財団法人地域創造基金さなぶりにて活動。2015年よりNPO法人wiz(岩手県)と認定NPO法人底上げ(気仙沼)にて複数拠点、複数キャリアのライフスタイルをスタート。 *このインタビューは2018年冬に行ったものです
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【UIターンインタビュー】ビビビ×2回の直感で移住を決めました。
美味すぎるホタテの衝撃@人生初気仙沼。 私が生まれたのは静岡県の御殿場という町です。大きなアウトレットモールが有名なんですけど、大都会では全然なくて自然に囲まれた、いわゆる田舎でした(笑)。だから、都会の生活が合わなくて気仙沼移住を決めたわけではありません。じゃあ、なぜ移住したのかと考えると、「直感!」としか言えないんです。移住したのが23歳の時なんですけど、その頃もいまも「気仙沼のどこが好き?」と聞かれても、うまく答えられないんです。大好きなのに、うまく言葉にできないこの感じも、直感で移住を決めたこととつながっているのかもしれません。 気仙沼と私の一番最初のきっかけみたいなものならあります。それはですね、ホタテ(笑)。私、ホタテが大好物なんですけど、はじめて気仙沼を訪れた時に食べたホタテが、それはもうおいしくて、そのうえ、めちゃくちゃ大きかったのが衝撃的で。大学2年生の時でした。震災があったのは、中学3年生の時だったから、あの出来事から5年後ぐらいですかね。地元・静岡の大学の同級生が気仙沼出身で、彼女の実家などを訪ねたのが最初でした。 私が訪れたタイミングでも、地域の方は大変な思いをされていたはずです。でも、私の率直な感想としては、真っ暗で悲しい被災地感は一切なくて。ボランティアではなく、友達を訪ねた気楽さが大きかったのかもしれません。「気仙沼を町歩きする『ロールプレイング気仙沼』っていうイベントがあるからおいでよ」と友達が誘ってくれたんですけど、そのイベントが、それはまぁ素晴らしかったんです。気仙沼の前もうしろも上も下も全部見せるみたいなゲーム感覚で、たとえば市役所の通りの建物の壁にちょこんと古い自転車のマークが付いていることを発見できたり、気仙沼には商売をやっていないふつうの家にも歌舞伎の「中村屋!」みたいな屋号があることを知ったり。とにかく、楽しかったんですよね。しかも、大好物のホタテがおいしいっていう(笑)。 その時の私は、まさか4年後の自分が「移住」するだなんて考えてもいませんでした。 ないない尽くしの自分と2度目の気仙沼。 ちょっぴり時間軸が前後するのですが、大学生だった頃の私は、国際協力に興味がありました。気仙沼をはじめて訪れる前の大学1年生の夏には、発展途上国の人の助けになりたくてネパールへ行ったりもしたんです。でも、わりと早い段階で<国際協力の意義ってなんだろう?>と目的を見失ってしまいます。理由はふたつありました。 ひとつはイメージが全然違ったこと。ネパールの人は貧困に苦しんでいる、どうにかしなきゃぐらいの意気込みで向かったんですけど、現地の人たちはその環境でたくましく生きていたし、笑ってたし、のどかに生活していて、なんというか「平和」だったんですよ。なのに日本のシステムをこの国に導入してもネパールが日本化しちゃうだけなのではと、私は感じてしまったんです。 もうひとつは、ネパールでがんばっている日本の人たちの多くは、なにかしらの特技があったということ。「教育」だとか「農業」だとか「スポーツ」だとか。それに比べて自分はなにもないなぁって。特技もない。特技はおろかできることもない。好きなことも、趣味もない。ないない尽くしの自分……。 ネパールで国際協力の意義を見失い、自分自身のなにもなさに落ち込んだ私は「よし、もっと勉強しよう!」とインドに留学します。でも、一緒なんですよね、場所を変えたって。インドでも続く<はぁ……>という、ため息がちな日々。いま振り返ると、世界は私には大きすぎたのだと思います。 でも、不思議だったのは、インドでため息をついていると、「日本に帰りたい」じゃなくて「気仙沼に帰りたい」と感じている自分がいたことでした。そんなタイミングで例の友達が「今度また『ロールプレイング気仙沼』をやるよ」と教えてくれたんです。「あ、行く行く」と即答した私。だって、あのおいしいホタテも食べれるじゃんという軽いノリでした。 それで、帰国して1週間もたたないうちに2度目の気仙沼を訪れたんですけど、「おかえり」と1度目の時に会った人たちに言われるのが、なんだか心地よかったんです。私も「ただいま」という感覚がすごくあって。 その頃からですかね。遊びに来るのではなく<どうやったら気仙沼に移住できるんだろう?>と漠然と考えるようになりました。 気仙沼で子どもを育てたいという直感。 移住への大きなハードルのひとつは「仕事」だと思います。私の場合も、そこは悩みました。悩んだというか、気仙沼移住うんぬん以前の話で<やばい。春から大学4年生だ><なのに、なんのビジョンも固まってないぞ、私>と焦りまして(笑)。ただ、このまま、就職時期だからという流れのままに就活するのだけは絶対にダメだと感じていました。 そんなタイミングで出会ったのが、その後、大学を1年間休学してインターンさせていただく「まるオフィス」です。気仙沼の唐桑地区というところの“まちづくり団体”なんですけど、ネパールで感じた違和感とは、まったく逆の活動をしていることにワクワクさせられたんです。ネパールでの私の自己嫌悪は、ざっくり言うと<よそ者が外国でなにをできるっていうんだ?>という無力感でしたけど「まるオフィス」の人たちだって、県外からの移住者というよそ者だったのに、地域に根付いてこの町を活性化させようとしている。ビビビときました。すごい。勉強したい。そう思いました。 気がつくと私は、「なんかすごいと思ったから。なんかみんながキラキラしてて勉強してみたいと思ったから。インターンさせてください!」と初対面にもかかわらずスタッフの方にお願いしていたんです。我ながら、「なんか」ってなんだよと(笑)。でも、懐の大きい「まるオフィス」は、私を2017年度のインターン生として受けれてくださって。 インターンでの学びは大きいものでした。さっき、ないない尽くしで「好きなものがない」なんて言いましたけど、そうでもなかったなぁと、いま話していて思い出したのは、昔から子どもが好きだったということ。 たとえば、「まるオフィス」主催の子どもたちの漁師体験というプログラムをお手伝いした時のこと。震災後の気仙沼では「海が怖い」という子どももいたんですけど、漁師体験のプログラムのおかげで海に行けるようになったり、魚に触ったこともなかった子がうれしそうに魚をつかんで笑ったりしていたんですね。それでまた、そういう体験を通して「自分たちの町にはなにもないと思ってたけど、すごいものがいろいろあるとわかりました」なんて地元の子どもたちが発表する場面に居合わせることができて。<すげぇ!>と思いました。この子たち、すげぇって。そして、こういういい子を家族という単体だけではなく、地域で育てようとしていることにも感動したんです。 気仙沼市唐桑地域で参加した子どもたちとの畑の収穫イベント まるオフィスが取り組む中高生向けの地域学習にもスタッフとして参加 その時ですかね。直感的に気仙沼への移住を決めたのは。自分の子どもは絶対にここで育てようと、理屈じゃなく心が決まりました。 とはいえ、そこから大学を1年間休学して唐桑でインターン生活をしている間は、勉強なんてもちろんしていないし、就職への焦りはずっと続いていました。 移住以前と以後で私は変わった? いまの私は、「みらい造船」という気仙沼の造船業会社5社などが合併した会社に勤めています。 実は、大学5年時の就職活動で、親の勧めるままに気仙沼市役所を受けて、あっさりと落ちまして(笑)。勉強してないわ、エントリーシートを出すのが2週間前だわで、そりゃあ落ちて当然でした。 でも、落ちたのがよかった。本当によかった。まさに市役所を落ちたそのタイミングで「会場は仙台なんだけど、気仙沼の企業の合同就職説明会をやるからおいで」と「移住・定住支援センター MINATO」から情報をもらえたんです。 その会場のとあるブースで出会ったのが「みらい造船」でした。社長と一緒に来ていたある男性社員は、「俺、マジでこの仕事に誇りを持ってるんだよね!」と熱く楽しそうに話してくれて。ビビビときました。かっこいい。造船のことなんてまったく知らなかったけど、そう感じました。「まるオフィス」の時と同じような直感で、「すみません。この場で面接してください」と社長にお願いをして、運よく採用していただいて現在に至るという感じです。 移住ってどういう経験なんでしょうね? なぜ移住したのかという理由に関しては、やっぱり直感としか言えないんですけど、「移住という経験」ならば、移住以前と以後の私は大きく変わったように感じています。 以前の私は<いい子でいなきゃ>と考えていたんです。まわりの友達から「明るいね」とか「いつも元気だね」と言ってもらえて、そのイメージに応えようとして、落ち込んでいる時でさえ無理に笑っていた自分。 なのに、「みらい造船」のいまの仕事では、<嫌われてもいい!>ぐらいの勢いで生意気なことを言ってるんですよ。複数の会社が寄り集まって「みらい造船」になったので、守らなければいけない伝統ももちろんあるけど、変わらなきゃいけないところもたくさんある。そこに気づけるのは、私たち若手だと思っているので。気仙沼は漁師さんの町で、漁師さんを支えるのが造船の仕事。だったら、この会社は残さなきゃいけない。だって、気仙沼に必要なんですもん。しかも、私自身の願いも、気仙沼にずっといたいし、子どもを産んでこの場所で育てたい。だから<いい子でいなきゃ>モードなんて、どうでもいい。 「みらい造船」って、職人さんもカッコいいんです。70歳をすぎたぎょう鉄(鉄板を曲げること)の職人の親方は「いまの時代は指先ひとつで機械を使って人をダマす。オレオレ詐欺とかもそうなんだろ? でもな、いくら機械化が進んでも俺たちのこの指がなきゃ、曲げはできねぇ」なんて、さらっと言うんですよ。本当にかっこいい。 いま、もうひとつ思い出しました。最初に「気仙沼のどこが好き?」と聞かれてうまく答えられないと言いましたけど、気仙沼にはかっこいい大人が多いです。そこが好き。漁師さんも職人さんも、「まるオフィス」の先輩も、ふつうに町で出会った人のなかにも、男も女も関係なく、かっこいい大人が本当に多い。 そういう人生の先輩たちとの出会いのおかげで、私は気仙沼に移住を決めたのかもしれません。
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【UIターンインタビュー】婿ターンで掴んだ、理想のキャリアと家族との時間。
テレビ越しに見た彼女の実家、気仙沼の惨禍 気仙沼内湾の復興のシンボルとして、立派な佇まいを見せる建物がある。市民のパートナーとして寄り添い、共に復興への道のりを歩んで来た気仙沼信用金庫の2017年3月に再建された新社屋。財政支援だけでなく経営者のパートナーとして気仙沼の復興に欠かせない役割を担ってきたが、ここで活躍する人のなかには、震災後に移住した人もいる。そのうちの一人が布田真也さんだ。 大学卒業後、地元・茨城の地方銀行に勤めていた布田さん。2011年3月11日もいつものように外回りの営業に勤しんでいた。突如、強く大きな揺れが襲った。 「お客さんのところで一緒にテレビを見て、震源地が東北だと知りました。その後電気が止まったので、カーナビのテレビをつけると、気仙沼が大火に見舞われている映像が流れてきました。『大変なことになっている』と…」 布田さんがテレビ越しに見ていた宮城県気仙沼市。そこは、のちに結婚することになる当時の彼女が暮らしている場所だった。そして震災前に布田さん自身も彼女とともに訪れたことのある、決して人ごとではない、縁の深い土地だった。 「彼女とは5日間くらい連絡もとれませんでした。『最悪のことがあったんじゃないか……』そんなことすら頭をよぎり始めたころ、連絡がとれて、ほっと一安心したのを覚えています」 「震災から2週間後に訪れた気仙沼はかつての面影がまったくなかったですね」 移住前にできた知り合いの存在が、決断を後押し 震災前、初めて遊びに来た気仙沼は「食べ物がおいしくて、やさしくて温かい人が多いな」という印象だったと振り返る布田さん。震災後、変わり果てた気仙沼の姿に寂しさを感じながらも、気仙沼で過ごす時間が増えていくほどに、そのよさもさらに実感していったという。そして、震災から1年が過ぎたころ、二人は結婚。茨城に呼ぶということも考えたというが、妻の実家が家業をやっていたこともあり、気仙沼への移住を決めた。 「気仙沼に何度か足を運んでいるうちに、この土地の空気感が気に入ったので、気仙沼でも地域に根ざした仕事ができればと思っていました。金融の仕事にもやりがいを感じていて好きな仕事だったので、移住しても金融業界と考えていました」 ちょうどそのタイミングで、現在働いている気仙沼信用金庫の中途採用の案内が出ているのをWebページで目にした。これまで銀行で5年間、積み上げてきたキャリアをしっかりと活かしつつ、地元密着の仕事をしたいという布田さんの想いに合致した。「これだ!」と思い、すぐに連絡をいれたという。 しかし、生まれてから社会人まで一度も離れたことのない故郷を離れ、新しい土地での生活。そして、転職。不安がないわけがなかった。 「地元の友人と離れるのは寂しかったですし、この年になって新しい友達ができるかなって。外から来た人間が受け入れられるだろうかとも思っていました。ただ、実際に移住するまでに、妻の同級生と遊んだり、親戚のおばちゃんに覚えてもらったりと、知り合いができていたのは移住を決断するうえでは大きかったですね。みなさんオープンな気質の人が多く、心配はすぐに吹き飛んでしまいました」 移住するまで大学時代も社会人時代も含めて実家を出たことがなかった布田さん。「地元の友だちには本当に驚かれました」と笑う 「気仙沼は子育てもしやすい町だと思います」 現在、布田さんには二人の子どもがいる。震災から間もない気仙沼での子育てに不安はなかったのか——。 「地域みんなで子どもを見てくれるという安心感がとても心強かったです。横のつながりがとても強くて、子どもといっしょにいれば、町の人が気にして声をかけてくれる。妻の実家の家業である婦人服店を手伝っているのですが、そのお店に来た近所のおばあちゃんが知らぬ間に子どもの相手をしてくれていたり。本当にあったかい町だなって実感します。この町で家族と暮らすということに関してもこれまで大きく不便さを感じたことはありません。病院もあるし、日用品の買い出しなどにも困りませんからね」 休日は、家族で出かけることが多いという。「海もあるし、山もある。子どもが遊ぶ環境には事欠かないですよね。週末は毎週のように市内どこかでイベントをやっていて。『産業祭り』や『気仙沼みなとでマルシェ。』などで子どもたちといっしょに楽しんでいます」 今、家族との時間がいちばん幸せだと語る。 「気仙沼に来て、仕事と家族がしっかりと両立できていると感じています。以前は、仕事優先という感じでしたが今ではバランスがとれていますね。たしかに、地方への転職ということで収入面での不安はありました。実際に首都圏に比べれば表面的な収入では見劣りしますが、お金の豊かさを取るのか、暮らしの豊かさをとるのか、ということだと思います。今私自身がこの暮らしに満足していて充実しています。」 「週末は海に行ったり、市内で開催されるイベントに足を運んだり。こんなにイベントがたくさんある町はほかにないんじゃないかってくらい。それも気仙沼で暮らす楽しみのひとつ」と話す 仕事と家族を両立する理想の暮らしが移住後に実現 前職時代は投資信託や定期預金など法人個人関わらず外周りの営業を担っていた布田さん。現在、布田さんの所属する復興支援部、企業支援部は、地元企業とともに販路開拓を考えたり、起業支援を行ったり、まちづくりの事業に参加をしたり、いわゆる金融業の枠を超えた業務も多い。 同じ金融業への転職ながら、キャリアチェンジに近く、新たなチャレンジに難しさを感じているという。しかし、「地域住民と手を取り合いながら共に歩むキャリア」は、これまで以上に自ら描いていた理想に重なりあう。 奥さんの実家という縁あって地方移住を選択した布田さん。そのことによって、自身の描くキャリアから逸れるわけではなく、しっかりとキャリアを積み重ねていった。さらに、仕事と家族、そして地域活動をバランスよく充実した日々を過ごす—。 移住後の転職先で理想の暮らしを送る布田さんの姿は、ともするとキャリアダウンやリタイア後のセカンドライフ、もしくは単身者の起業家というイメージが抱かれがちな地方移住において、新しい風をもたらしているのかもしれない。 布田 真也(ふだ しんや)さん 茨城県筑西市出身。1986年生まれ。奥様とは大学時代のサークルで知り合い、卒業後、茨城と気仙沼の遠距離恋愛を育んできた。2014年に気仙沼に移住。趣味はランニング。岩井崎周辺を走って家に戻る約10キロのコースがお気に入り。溺愛する二人の子どもたちには「気仙沼で好きなことを見つけて、のびのびと育っていってほしい」と話す。
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まちを元気にする「人」を育てる―地域活性化のロールモデルづくりへの挑戦!
【地域おこし協力隊募集中!】気仙沼まち大学運営協議会 宮城県の最北端にある気仙沼市は、海と山に囲まれた人口6万人の地方都市です。 東日本大震災ではひともまちも産業も大きな被害を受けましたが、 今は地元の人と市外から来た移住者や支援者が連携して、復興へと歩みを進めています。 復興のキーワードは、「ひとづくり」。 高校生、若者、女性、まちづくり関係者、経営者向けの各プログラムを組成し、 それぞれの立場から新しい挑戦やまちの活性化を考える仕組みを作っています。 その結果、高校生が公民館を使った小学生の居場所づくりを始めたり、若者がまちづくり協議会に参画したり、 経営者が新商品開発や海外進出に挑戦したり…とさまざまなチャレンジが起きています。 今回募集する「気仙沼まち大学運営協議会」の地域おこし協力隊は、 さらなるチャレンジの推進と、市民全体への浸透を担うお仕事です。 気仙沼市が掲げる「ひとから始まる地方創生」の実現に向け、一緒にお仕事しましょう! 震災、少子高齢化、人口減……逆境を跳ね返すひとづくり チャレンジを後押しするために行っている「気仙沼チャレンジャーズピッチ」の様子 経営者同士が切磋琢磨する育成プロジェクト 気仙沼市は日本有数の港町として栄えた水産業の町です。 しかし、水産資源の減少や魚離れによって震災前から経済は下降気味でした。 追い打ちをかけたのは東日本大震災。事業所の8割が浸水被害に遭い、多くの事業所が操業停止状態に。 人口も一気に減少し、震災後1年で約1万人が、その後は年千人のペースで減り続けています。 ーこの苦境を変えられるのは、「ひと」だけ。 震災後、がれきだらけの町の中で避難所運営やコミュニティの再建、事業の復旧に励む人を見て、 市長は「ひとづくり」の可能性を感じたそうです。 震災後の2013年から経営者の人材育成を、翌年からは若者の人材育成を……という風にプログラムが増え続け、 今では高校生から経験豊富世代、まちづくりから経営まで5プログラムが毎年運営されています。 各プログラムはおよそ半年をかけて行われます。自分(会社)とまちを見つめなおし、 現状の課題を克服し、未来へ向けた自らの行動(経営)計画をつくります。 その結果、まちづくりでも経営でもさまざまなチャレンジが起きており、 その連環をさらに拡大させるためにできたのが、「気仙沼まち大学構想」です。 多様なリーダーを育てつつ、世代や分野、営利・非営利の壁を越えた大きな連携を生み出すことで、 新しいまちづくりや産業づくりをさらに推進していきたい――。そんな思いで始めた構想です。 今は、気仙沼湾を見渡す場所に市民が対話・交流する場をつくり、そこを拠点施設としてさまざまな企画を行っています。 しかし、まだまだ道半ば。 さまざまなチャレンジをつなげ、気仙沼というまちを持続可能にしていく挑戦は、まだまだ続きます。 気仙沼のまちづくり、ひとづくりにチャレンジする人を募集! 子どものためのデザインワークショップの様子 地元の若手経営者と市民のマッチングイベント こんな人に会ってみたい!! ・まちづくり、ひとづくりに関心のある方 ・人をつなぐためのイベント設計など、企画力のある方 ・やったことのないことでも積極的に挑戦できる方 ・こまごまとした事務仕事や雑用も嫌がらずにできる方 ・公共性のあるプロジェクトに関心のある方 ・人つなぎをするのに必要な、人への敬意とマッチングの勘所のある方 ・遠くにかすかに見える未来ビジョンに向かって一歩ずつ一緒に歩いてくれる方 ※全部を兼ねそろえている人はいないと思いますので、 一部でも当てはまったらぜひ! 気仙沼で海を見ながら働きませんか? 職場の窓から見える風景 運営を担当するコワーキングスペース「□ship」の様子 気仙沼市内のチャレンジの連鎖を後押しする仕組みづくりと、拠点施設であるコワーキングスペースの運営をしていただきます。 ・火曜~土曜(12:15~21:15)のうち週4日,32時間勤務が原則 ・給与 月20万円(期末手当、通勤手当) ・予算内で以下支出できます住居費補助(住宅探しもお手伝いします)、移動用燃料費代、 活動にかかる旅費等詳細については、気仙沼市地域おこし協力隊募集要項をご覧ください。 提出書類はこちらから:エントリーシート
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【8/7 受付開始!】気仙沼市「出身学生応援地場産品給付事業」について
気仙沼市は将来に向かう学生の皆さまを応援します! −気仙沼市出身学生応援地場産品給付事業について− 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、帰省等移動の自粛やアルバイト等による生活費の確保が困難となっている本市出身で市外在住の学生に対し、地域の特産を集めた地場産品の詰め合わせを応援物資として給付します。本給付により、出身学生には、故郷への愛着を高めてもらうとともに、申請の際に、本市からのUターン関連情報等を発信して、関係人口を維持していくことを目的とします。 <学生の方へ> 気仙沼出身学生の皆さまは、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を受け、不自由な生活が続いていることと存じます。 過去の震災を乗り越えた皆さまなら、この苦境をも乗り越えていけると信じて応援させていただきます。 ぜひ、本事業を活用していただき、故郷の味を思い出し、皆様の将来に向けて歩を進めていただければ幸いです。 また、申請いただいた方には、今後、市より情報を提供し、皆様の今後の活躍の一助になるよう努めてまいります。 <ご家族の方へ> 応援したい学生の方がいらっしゃれば、是非、本事業のことをお伝えください。 気仙沼市公式LINEに「学生応援」と入力すると、このページと申請フォームが表示され気仙沼の地場産品をお届けします。 <応援物資> 以下のA〜Eのセットより、ひとつを選択できます。 *入力フォームでは写真及び内容は表示されませんので、確認してから入力フォームにお進みください。 応援物資の送付までに、出身校の確認や発送業務等で2~3週間程度の日数を要します。 なお、応援物資が返送された場合に再送いたしませんので、配送業者の再配達依頼票等にご注意ください。 A.ふかひれ満足セット B.秋のさんま大好きセット C.よくばりまんぷくセット D.ごはん食べたい応援セット E.パワフル朝ごはんセット 注):仕入れの都合上、やむを得ず一部の商品を変更させていただく場合がありますので、予めご了承の上、申請ください。 <給付の対象となる方> 【要件】 1.市内中学校又は市内高等学校を卒業した者 2.現在、国内かつ市外において生活している学生であること 3.平成2年4月2日から平成17年4月1日までの生まれの者 注)学生とは学校教育法第1条に規定する学校(幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校を除く。)、同法第97条に規定する大学院、同法第124条に規定する専修学校または同法第134条に規定する各種学校に在学する学生。また、この他に市長が準ずるものとして認める場合がありますので、不明な場合はお問い合わせ先に連絡ください。 【同意事項】 1.当該申請に関する情報を、給付受付に係る相談等業務の請負団体及び、物資の送付を取り扱う事業者へ提供すること。 2.当該申請に関する情報を、市の本事業に関する支援業務の委託業者及び、市が設置する気仙沼市移住・定住支援センターMINATOへ提供すること。 3.当該申請に関する情報について、気仙沼市が気仙沼市出身学生応援地場産品給付事業実施要綱第3条の要件を確認するため、気仙沼市教育委員会又は市内各高校に照会し、照合を行うこと。また、気仙沼市教育委員会又は市内各高校が同条の要件を確認するための照合を行うこと。 4.気仙沼市、及び気仙沼市が設置する気仙沼市移住・定住支援センターMINATOが、申請された情報を活用し、また、申請情報に対して学校卒業後の移住や就職活動を支援する目的で送付する、気仙沼市での生活、住居、就職、仕事、イベント、補助金等の政策、及びその他まちづくり等に関連する情報を継続して送付すること。 *なお、電子メールは、気仙沼市移住・定住支援センターMINATOから送信する電子メール(info@minato-kesennuma.com)を受信できるように設定すること。 <申請期間> 令和2年8月7日〜令和2年10月31日まで <申請方法> (1)LINEアンケートフォームからの入力による申請 ①スマートフォンで気仙沼市のLINEを登録⬇︎ LINE登録アドレス:(https://lin.ee/3Ys0EZB) (外部サイトにリンクします)⬇︎QRコード: IDは【@kesennuma-miyagi】 ②LINEに「学生応援」と入力⬇︎ ③入力フォームのアドレス (https://e.kanameto.me/login/09b46707db453af25aa9165d8898fafb)が表示されます⬇︎ ④入力フォームに従って申請内容を入力⬇︎ ⑤応援物資が届きます 注):応援物資を画像で確認できるのはこのページになります。 (2)郵送による申請 申請書に必要事項をご記入のうえ、以下の必要書類を添付し、「気仙沼市移住・定住支援センター宛」にご郵送ください。 〈添付書類〉 ①現在の住所を証する書類として、申請者が当該住所において生活を行っていることを確認することができる書類等の写し (免許証、マイナンバーカード等他、アパートや寮の入居契約書、光熱水道費の請求書や領収書・使用明細、公的機関等から市外住所地に届いた本人宛の通知等、住所と名前が確認できるものをお願い致します。) ②在籍を確認できる書類(学生証の写し、在学証明書) ・申請書のダウンロードはこちらから ・詳細については気仙沼市HPをご覧ください 〇気仙沼市移住・定住支援センターMINATO Tel:0226-25-9119 Mail:info@minato-kesennuma.com <その他書類> ・気仙沼市出身学生応援地場産品給付事業実施要綱 ・Q&A