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【開催レポート】けせんぬましごとカフェvol.4 in 仙台
今回は、気仙沼地域開発㈱スペシャル! 来年度新しく内湾に完成する商業施設の事業施行及び管理をする会社です。 大島へのフェリー乗り場がある、まさに気仙沼の「顔」となる場所に新たに出来る商業施設。 津波で流されてしまったあの場所を、新しく作り上げる。そんなお仕事です。 ☆気仙沼地域開発㈱:千葉裕樹氏 2011年3月11日。東日本大震災によって三陸沿岸は多大なる被害を受けました。気仙沼市も産業・商業の中心であった内湾エリアを含め、大きな被害を受けました。特に、気仙沼市の基幹産業である漁業に対する被害は大きく、震災から6年半経った今も完全なる復旧には至っていません。気仙沼市が本当の意味で復興していくためには、震災前の状態に戻るのではなく、「100年先を見据えて」新しい産業基盤、新しい人の流れを生み出す、これまでにないまちづくりをしていく必要があります。今回の事業は、まさにその意志を象徴するものとなります。 https://drive.media/career/job/18218 まずは、恒例のスタッフ含めた参加者全員の自己紹介! 今回は、8割の方が気仙沼出身者また気仙沼出身者ではない方も頻繁に気仙沼に来られている「気仙沼愛」の濃い回となりました! 同じ地区の出身の方がいると、思わず反応して知り合いがいないか確認する。繋がりの多い町気仙沼ならではの”あるある”も! 次にスタッフからの「中小企業で働く面白さ」の説明があった後は、地域開発の千葉さんからの企業説明です。実は気仙沼出身の千葉さん、2年前にUターンしてきました。 気仙沼の顔を作り上げようとしているこの会社で、1人実働部隊として東奔西走するからこそ、気仙沼の良いところだけでなく、ダメなところも嫌なところも十分すぎるほど経験されました。それでも「気仙沼から出ていった先で家を建てる同級生が、『ああしまった。気仙沼に家建てればよかったな』そう思うような、気仙沼にする」と語る言葉には熱がこもります。 気仙沼中が期待を寄せる場所を担う、その覚悟の底に、圧倒的な情熱と気仙沼愛を感じます。 千葉さんからの説明の後は、ワークショップに移ります。 テーマはずばり「内湾を盛り上げるアイディア100本ノック」まだまだ建設途中の内湾商業施設。新設される施設では、たくさんのイベントを催す予定です。そのアイディアを参加いただいた皆様にエリアマネージャーとして考えて頂きました! アイディア100本ノック!どんどん付箋に意見が書かれてゆくのは、気仙沼への想いがたくさんあるからでしょうか? 個人で出したアイディアを2グループに分かれてシェアしてもらいました。 「食器やカトラリーを持ち込んで、フードを買えるように!」 「ケンカOK荒くれ酒場を作る!」 「おちゃっこ飲みブースを設けて、子どもと大人が共存できる場所をつくる!」などなどなど!たくさんの意見がでました。 出た意見の中には、既に実際に動き出している案も! また、今回のワークショップで改めて実行を決意した案もあったりと、気仙沼の顔を作る為に参加者全員の想いを分かち合えた時間となりました。 スタッフによる気仙沼での暮らし方紹介をし閉会した後も、様々な方と懇談される姿が会場撤退時間ギリギリまで見られた今回のけせんぬましごとカフェvol.4。 働くことだけでなく、気仙沼で起きていることに仙台でじっくり関われる時間が生まれたのではないかと思っています。 気仙沼で働くことは、気仙沼で暮らすこと。どうせ移り住むなら、気仙沼愛を温めて、ワクワクして、気仙沼に来ませんか? 「けせんぬましごとカフェ」これからも開催していきますので、ぜひお気軽に足を運んでください。 ○開催概要 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ □日にち:2018年2月9日(金) □時 間:19:00〜21:30(開場 18:30) □場 所:ソシラボ(宮城県仙台市青葉区一番町2丁目2-8 IKIビル10F) □参加費:無料 □服 装:自由 □タイムライン 19:00 開会・アイスブレイク 19:30 募集内容紹介「内湾まちづくりプロデューサー」→今回の求人内容や事業の詳細についてご紹介 20:00 ワークショップ「内湾を盛り上げる100本ノック」 21:15 気仙沼の暮らし紹介 21:30 終了
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【2月17日開催!】東京のけせんぬま会 「東京にいながら、気仙沼のプロモーション」
気仙沼なひと、あつまれ〜! 2018年、MINATOの交流会は、 【東京のけせんぬま会】になってパワーアップします! 【東京のけせんぬま会】では、各分野で活躍する気仙沼にまつわるゲストを招き、 気仙沼でいま起きていること、しごとのこと、くらしのこと、いま挑戦していることなどを聞いてみる場です。 今まで知らなかったその分野について、ちょっと詳しくなれたり、人に話せるようになったり。 その分野でなにか関われることが見つかるかもしれないし、もっとほかの分野の話も聞きたくなるかも。 第1部では各分野で活躍する気仙沼ゲストを招き、しごとのこと、くらしのこと、いま挑戦していることなど、お話しいただきます。 その分野について、ちょっと詳しくなれたり、人に話せるようになったり。 第2部では、ゲストをかこんで、地酒やおつまみで、乾杯です。 ゲストトークで聞けなかった話も聞けちゃうかも。 第2回のゲストは、気仙沼漁師カレンダーのプロデュースを行っているBamboocutの竹内順平さんと、 気仙沼出身フリーアナウンサーの佐藤千晶さん。 東京にいながら”地域をプロモーションする”という観点から、おふたりにお話しを伺います。 <第1部:ゲストトーク> 19:00〜20:00 4年連続で気仙沼漁師カレンダーの製作から販売までのプロデュースを行っている竹内さん。 移住するわけでもなく、定期的に仕事で気仙沼に関わる竹内さんの、気仙沼で感じていること、活動のモチベーションをお聞きします。 気仙沼出身でフリーアナウンサーの佐藤さんは、東京と仙台、気仙沼を行き来しながら自身のラジオや各イベントで気仙沼の地域プロモーションを行っています。 <第2部:交流会> 20:00〜21:30 ▶︎▶︎申込はこちらから◀︎◀︎ 【イベント概要】 <日時>2018年2月17日(土)19時〜21時半 <会場>わたす日本橋(東京都中央区日本橋1-5-8) ▼アクセス▼ JR:「東京」駅 徒歩9分地下鉄:「日本橋」駅(東京メトロ銀座線・東京メトロ東西線・都営浅草線)徒歩2分 三越前」駅(東京メトロ銀座線・東京メトロ半蔵門線)徒歩3分http://www.watasu.net/accessmap.html <参加費>2500円(三陸おつまみ、ごはん味噌汁付き+1ドリンク) <定員>20名(先着順) <ゲスト> 竹内順平氏(気仙沼漁師カレンダープロデューサー/Banboocut代表) 佐藤千晶氏(気仙沼出身/フリーアナウンサー) <こんな人にオススメ!> ▶気仙沼がすき!まちになにか関わりたい! ▶気仙沼の水産業に興味ある! ▶現場にいる漁師さんが抱える漁業の課題って? ▶漁師さんとなにかおもしろいことやってみたい!友人同士はもちろん、おひとりのご参加も大歓迎です。みなさんのご参加、お待ちしています! ▶︎▶︎申込はこちらから◀︎◀︎ 問い合わせ先 気仙沼市移住・定住支援センター MINATO TEL:0226-25-9119
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【UIターンインタビュー】スキルを活かし、町を輝かせる。
デザイナーとして夢のような光景 自らデザインしたものが、雑誌で特集され、有名店に並ぶ。街を歩く若者たちがそれを身につけている——。 デザイナーになるという夢を追い求め、気仙沼市唐桑町から東京に上京した鈴木歩さんにとって、渋谷原宿といった若者が集う街で、そんな夢のような光景が広がっていた。 「実家が呉服店を営み、小さいころから美術の先生になりたいと思っていたんです。より深く学ぼうと、町を離れ進学した仙台の高校でデザインに出会いました。当時は地方でデザインの仕事ができるとは思ってもいなくて、デザイナーとして成功したいという夢のために東京に出てきた。大学の教科書の制作などデザインの基本となるDTPを実践のなかで学んだりと、地道にキャリアを積んでいました。転職したファッション雑貨を手がける会社でデザイナーとして働いていた時に、ヒット商品が生まれました。自分が手がけた商品が街に溢れる光景を見て、本当に嬉しかったんです」 夢だったデザイナーとしての成功へ大きな足がかりとなるはずだった、ヒット商品の誕生。東京での生活は、苦労も多かったが、その分、充実感と意欲に満ちたものだった。 大好きな故郷を襲った東日本大震災 そんなとき、東日本大震災が鈴木さんの故郷を襲った。 テレビを通して流れる故郷気仙沼の状況に、「映画を見ているようで、まるで自分ごととは捉えられなかった」と鈴木さんは振り返る。実家とも連絡がつながらないなか、姉と兄と共に、物資を積んだトラックで実家に走った。無心になって車を走らせ、辿り着いた故郷。そこに、生まれ育った港町の面影はまったくなかった。 「今まで弱音ひとつ見せずに厳格な父親像を貫いていたお父さん。下にうつむき涙をこらえている後ろ姿を見たとき、胸に込み上げる想いがありました。」 壊滅的な被害を受けた故郷は、鈴木さんが大好きな町だった。気仙沼市街地から車で20分。複雑に入り組むリアス式海岸特有の雄大な景観が楽しめる唐桑半島。 「小学生のときが本当に楽しくて。岸壁で釣りしていると近所のおじちゃんがウニをくれたり。半年かけて、地元の竹を組んで浜全体を装飾していく祭りがあったり、唐桑の漁師が寄港した世界60ヶ所以上の料理を地元の食材で再現するイベントがあったり、とにかく親世代がまちづくりにとても熱心な環境だったと思います。『田舎だから嫌だ』って思いはなくて、本当にキラキラしていたイメージだった。中学卒業とともに町を離れてしまったけれど、あの頃の父親世代のまちづくりに熱心だった大人が単純にたのしそうで、それでいてかっこよくて。『自分も大人になったらあんな風になりたいなあ』と憧れを抱いていた」と話す。 そんな大好きな町の大きな被害に鈴木さんは落胆した。しかし、震災を生き延びた気仙沼の人々に触れていると、海とともに強く生きる唐桑の人々の心は変わっていなかったことにも気づかされた。 「すぐにでも地元に帰りたかったけれども、当時、デザイナーはまったく必要とされていなくて。私自身、戻ったところでなにができるんだろう、という思いがありました。自分自身の力を発揮できるタイミングがくるまで、東京で頑張ろうと思ったんです」 「デザイン」の意味を自問自答し、故郷へUターン 東日本大震災からの日々は、彼女の夢であった「デザイン」に対する想いにも変化をもたらした。 「これまで、雑貨などのプロダクトをデザインしてきて、ヒット商品も生まれ、とても充実していました。でも私がデザインしたものは、津波で流されてしまって…。結局誰を幸せにするものなんだろう?モノってなんだったんだろう?と考えるようになったんです。これまで大量生産、大量消費のデザインに関わってきたからこそ、モノの価値、そしてデザインのもつ意味を深く考えさせられたんです」 そんな想いを抱えつつ、東京で自らのスキルを高めていた鈴木さん。震災から3年経つころになると、復旧から復興へとフェーズが変わっていった。 「そのころになると気仙沼でも工場が建ちはじめ、新しい商品ができるようになっていました」 そんな折、都内のイベントに参加をした鈴木さんは、気仙沼でデザイナーを募集していることを知った。しかも実家から10分ほどの場所。 「これは運命だ、と思いました。それでも、夢を叶えてくれた東京での生活も嫌いではなかった。気仙沼に戻って、今後もデザインをやっていけるのか不安は大きかった」と話す。しかし、それとは裏腹に「今戻らなきゃ」という想いが次第にどんどん強くなっていった。 そして、「デザインで地元の役に立ちたい!」という想いのもと、2013年8月に出身地の唐桑に戻ってきた。以来、ホームページのデザイン、新商品パッケージのデザイン、企業ロゴデザインなど、自らのスキルを活かして地域の魅力を発信している。 「地方」で自ら可能性を手に入れる 地方でデザインの仕事をしていくにつれ、鈴木さんのなかに意識の変化があった。 「東京で仕事をしていたときは、消費者のことばかりを考えてデザインしていたなと感じたんです。ここではより作り手を意識してデザインと向き合えています。伝えたいことや想いがあって依頼してくださった方の想いをしっかりと受け止め、作り手の伝えたい想いが欲しい方に届く。発信をしていきたいと思っています。『ありがとう』って泣いて喜んでくれた方もいて。気仙沼でデザインをするということは、大きな決断だったけど、ここでやってきて本当によかったなと思っています」 地方でデザインの仕事はできない、と思っていた。しかし地方こそモノづくりの現場があり、その作り手たちの想いをカタチにすることで仕事は生み出せることに気づいた。 震災直後、キャンドルを灯して家族で囲んだ食卓が忘れられずに、制作した『pensea SEASIDE CANDLE』。気仙沼の輝く海をイメージしている(写真提供:鈴木歩) しかし、地方ではデザインにハードルの高さを感じている市民が多い現状があることも事実。デザインをより身近にするために、鈴木さんは子どもたちに注目した。 「自分の描いたものをデータにして組み合わせたり、iPadを使って色をつけてみたり、写真を組みあわせてみたり、子どもたちがデザインに触れられるワークショップを行っています。まずはデザインを身近に感じてもらいたい。そして子どもたちがデザインに興味をもてば、自然と親も変わっていくと思うんです」 地域の子どもたち向けのデザインワークショップを行う鈴木さん 「地方」だから、やれることに限りあるのではなく、未開拓の「地方」だからこそ、可能性は無限だ。自らのスキルを活かし、地域を盛り上げ、さらにその活躍の場を自ら開拓していく。そんな鈴木さんの生き方に、地方でのスキルを活かし方のヒントが隠されているのかもしれない。 若手経営者に向けた人材育成プログラム「経営未来塾」に参加するなど、自らの活動領域を広げることにも取り組む (前列左から4番目が鈴木さん) 鈴木 歩(すずき あゆみ)さん 気仙沼市唐桑地区出身。1980年生まれ。中学卒業後町を離れ、仙台の高校へ進学。デザイナーを志し、上京するも東日本大震災を契機に2013年8月に故郷唐桑にUターンした。現在はスキルを活かし商品パッケージや広報、WEBデザインなどさまざまなPRを手がけている。趣味は、大好きな海をフィールドに遊べるサーフィン。
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【開催レポート】けせんぬましごとカフェvol.3 in 仙台
2017年12月16日(土)、「けせんぬましごとカフェvol.3 in 仙台」を開催しました。 けせんぬましごとカフェとは、気仙沼の仕事にまつわるあれやこれやを、ざっくばらんに聞けるカフェのこと。 合同企業説明会でもない、企業面談でもない、比較的フラットな場で、気仙沼の企業のこと、そこで働いているひとたちのことを知ってもらおう、と企画しました。 今回は㈱菅原工業スペシャル! なぜスペシャルにしたかというと、この会社を私たちが少しでも多くの方に深く知ってもらいたかったからです。 40人ほどの地方の中小企業でありながら、たった一人で海外事業に乗り出した専務。パスポートを採ることから始めて、現地の言葉も分からないのに単身インドネシアへ行き、車でインドネシア中の道路をくまなく回りました。そして僅か三年で、合弁会社を現地に設立。 気仙沼から世界の72億人を相手に挑んでいる会社があることを、少しでも知ってもらう為に今回のけせんぬましごとカフェは菅原工業スペシャルなのです! ☆㈱菅原工業:菅原渉氏 地域の人々が快適で安心して暮らすための環境づくりをし、コーポレートスローガン ”このまちを、つくる“ のもと日々『まちのインフラ』を支えています。また、互いの地域の課題を解決し支え合う目的で、インドネシアに技術発信する事業も動き始めました。地方の中小企業のチャレンジがどんどん新しいステージに進んでいます!地方の建設業だからこそ味わえる仕事感を一緒に味わってみませんか?http://sugawarakogyo.co.jp/ まずは、恒例のスタッフ含めた参加者全員の自己紹介! 学生さんからお肉屋さんまで、和気あいあいの雰囲気が出来上がりました。 次に、主旨説明。 地方の企業だから経験できる面白さを説明した後は…実は今回は、参加者の皆様に「2020年菅原工業の新規事業部部長」になって頂きました!道路工事や護岸工事をはじめまちのインフラを担う菅原工業で、新しい事業を立ち上げるなら? そんなワークショップに挑んでいただきます! 菅原工業、菅原渉専務こと渉さんから会社説明を。 日常の業務はもちろん、インドネシアに単身渡った話(本当に面白くて、シビれますよ!)、これから新しく挑戦しようとしていることなど、じっくり語っていただきました。 パスポートを採ることからはじめて僅か3年で合弁会社を立ち上げるなんて、とんでもないことをしているのに、それを穏やかに淡々と話すのが渉さんです。 「自分がこうやって飛び回っていられるのも、会社をしっかり支えてくれている従業員がいるから」と感謝の言葉を口にされていました。確かに、よくご一緒する事務所の前田さんもとても明るくて頼もしい方です。そんな前田さんも、ご自分の夢を「定年まで菅原工業で働くこと」と、おっしゃっていたなぁ。参加された皆さんも、真剣に聞き入ります。 さてここでまずは個人個人で「新規事業案」を考えて頂きます。 次は、グループワークでさらに事業案をブラッシュアップしてもらい、最終的に3案が提出されました! それぞれの案に「なるほどぉ~」「これは今すぐにでも出来ますね」など真剣に反応する渉さん。 こ、これはもしかして、本当に事業化される…?!今回のけせんぬましごとカフェvol.3気仙沼にある凄い会社のうちのひとつ、株式会社菅原工業がどんな会社か、たっぷり感じていただける時間だったのではないかと思います。 企業の方、参加者の方双方にとって実りのある時間になったのではないでしょうか。 最後に、参加者の声をお届けします。 『共感力の高い菅原さんに惹かれた』 『中小の技術で世界とわたり合う中小のすごみを体感できました』 『新たな発見、考え方、そして知らない気仙沼を知れた』 『自分の知らない情報をたくさん聞けた!』 『地元企業ならではの話もあると思いました』 『就活の時にローカル企業について調べていなかったので、もっと知っておけば良かったと思った』 ●開催概要● □日にち2017年12月16日(土) □時間17:00〜19:30(開場 16:30) □場所rough laugh(仙台駅より徒歩8分)(住所:宮城県仙台市青葉区中央3-4-12 SSスチールⅡビル6F) □参加費 無料 □服装 自由 ~タイムスケジュール~ 17:00 開会・アイスブレイク 17:20 企業プレゼン (㈱菅原工業より)→会社概要や今後のビジョン、課題を共有頂きます。 17:45 ワークショップ「インフラの2020年を考える」→グループワークを通して、テーマについて考えます。 19:00 気仙沼の求人紹介+気仙沼の今紹介 19:30 終了
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【1月27日開催!】東京のけせんぬま会 「気仙沼の食と漁業をかじってみる。」
\\"気仙沼"なひと、あつまれ〜!// 2018年、MINATOの東京交流会は、 【東京のけせんぬま会】になってパワーアップします! 【東京のけせんぬま会】では、各分野で活躍する気仙沼にまつわるゲストを招き、 気仙沼でいま起きていること、しごとのこと、くらしのこと、いま挑戦していることなどを聞いてみる場です。 今まで知らなかった分野について、ちょっと詳しくなれたり、人に話せるようになったり。 その分野でなにか関われることが見つかるかもしれないし、もっとほかの分野の話も聞きたくなるかも。 前半は各分野で活躍する気仙沼ゲストを招き、しごとのこと、くらしのこと、いま挑戦していることなど、お話しいただきます。 後半には、ゲストをかこんで、気仙沼の地酒やおつまみで、乾杯です。 ゲストトークで聞けなかった話も聞けちゃうかも。 テーマ・会場は各回さまざま、三陸・気仙沼にゆかりのあるお店で行います。 ▶▶申し込みはコチラから◀◀ イベント概要 *東京のけせんぬま会* 「気仙沼の食と漁業をかじってみる。」 <日時>2018年1月27日(土)19時〜21時半 <会場>わたす日本橋(東京都中央区日本橋1-5-8) <参加費>3000円<定員>20名(先着順) <ゲスト>佐々木夫一氏(気仙沼漁師・第18一丸船頭) 記念すべき第1回のゲストは、気仙沼の唐桑町から、あの有名な伝説の漁師 カズマルさんこと、佐々木夫一さん(第18 一丸船頭)です。 <前半:ゲストトーク> 19:00〜20:00 気仙沼でメカジキ漁をしている漁師 佐々木夫一さんに、旬の食材のこと、 漁業のことを中心にお話しいただきます。 漁師ひとすじ50年の佐々木さんが、いま挑戦していることにも迫ります。 <後半:交流会> 20:00〜21:30 佐々木さんが獲った魚のおつまみをちょこっとつまみながら、ミニ交流会です。 漁師のこと、漁業のこと、それから旬の食材のこと。気になることを聞いてみましょう。 そして話を聞きながら、佐々木さんが獲った魚をつまんでみてください。もっとおいしく感じるから。 (軽食メニューは、そのときに獲れた魚になります。) <こんな人にオススメ!> ▶気仙沼がすき!まちになにか関わりたい! ▶気仙沼の水産業に興味ある! ▶現場にいる漁師さんが抱える漁業の課題って? ▶漁師さんとなにかおもしろいことやってみたい! 友人同士はもちろん、おひとりのご参加も大歓迎です。みなさんのご参加、お待ちしています! ▶▶申し込みはコチラから◀◀ 先着順です、お早めに!
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【おためし移住プログラムのご紹介】#被災地女子旅
女子必見! 本日は市内で開催されているお試し移住プログラムをご紹介します。 *** 被災地は少し気になるけれど、旅行は楽しくておしゃれな場所に行きたい。 そんなみなさん、被災地として知られている気仙沼ですが、実は「キラキラ」「わくわく」がたくさんあるまちなんです。 悲しいこともたくさんあったけれど、きれいな海、おいしい食、あったかくて優しい人の魅力が数え切れないほどあるんです。 今回はそんな魅力を伝えたくて、女の子の大好きな気仙沼のコンテンツをぎゅっと詰め込んだ企画を作ってみました。 ぜひ気仙沼の「キラキラ」「ワクワク」を楽しみにきませんか? *** 詳細は、ゲストハウス架け橋をチェック! 【日時】 1.平成30年3月2日(金)〜3月4日(日)2泊3日 締切 2/23(金) 2.平成30年3月6日(火)〜3月8日(木) 2泊3日 締切 2/27(火) 3.平成30年3月16日(金)〜3月18日(日) 2泊3日 締切 3/9(金) 4.平成30年3月30日(金)〜4月1日(日) 2泊3日 締切 3/23(金) 【代金】 25,000円(税込)宿泊費(2泊)、食事(全日夕食付)、体験料、保険代が含まれます。 売上の一部は、絵本カフェを通して被災地のお母さんの雇用支援に使われます。
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【ママサークル紹介】ママの心と身体の健康サロン
気仙沼で話題のママサークルがある、とうわさを聞いて、行ってみました!その名も【ママの心と身体の健康サロン】 運営メンバーはみんなママ。ママと子が気軽に集まり、子は楽しく遊ぶ!ママは生活に役立ち、また、リフレッシュできる学びを得る!親子の心と身体の健康を維持することを目的とした気仙沼地域の団体です。 毎月1回程度、こどもとママが一緒に成長できる場を、ということで市内でさまざまな企画をやっています。参加者は子連れのママたちがメイン。もちろん、子連れママじゃなくても、参加できます◎ どんな活動をやっているのか、ちょこっとだけ、ご紹介しましょう! 今年の夏のおわりのある日。 こどもたちと唐桑半島の海で思いっきりあそぶ会。 気仙沼にいても、海にあまり触れる機会のないこどもたちは、おおはしゃぎ。 唐桑の海で、石をひろったり、波打ち際でパシャパシャしたり。 中には勢いよく全身入っちゃう子も。 夏のおわりとはいえ、ちょっと冷たい唐桑の海にもかかわらず、やっぱりこどもは元気です。 ひろってきた石にお絵描きしてあそぶ子も。 もちろん海は危険もいっぱい。 このときは唐桑のまちづくりサークル「からくわ丸」の協力のもと、大人たちは近くで見守ります。 こどもたちが唐桑の大自然のなかでのびのびと自由にあそんでいて、ママたちはママたち同士で交流もうまれていて、とてもすてきな時間でした〜。 ある日は、気仙沼市内で「目からウロコ!整理収納のコツ」セミナーを。 市外から先生を呼んで、みんなで整理収納のおべんきょうです。 この企画、子連れ・赤ちゃん連れでも、大歓迎◎ なんとセミナー中、子どもを遊ばせておくスペースがあったり、おむつ換えスペース、授乳スペースを完備しているのです。 さすがママが企画しているので、ママたちが参加しやすいようになってます。 ここで子どもたちは自由にあそび、ママたちは整理収納の技をまなぶ。 同じ空間で共に成長できるってすてきですね〜。 ほかにも、みんなで茜染め体験をしたり、 アートセラピーを体験してみたり、 と活動はさまざま。 でもどんなときもこどもはのびのび、お母さんもこどもと同じ空間で、のびのびと過ごしていました。 こうしたイベントを開催するたび、地域の人たちをはじめとした、たくさんの人たちの協力をもらいながらやっているそう。 地域の方々あってこその活動であり、地域と連携している形もすてきですね。 特に会員制ではなく、イベントごとに初めての参加者もいるそうです〜。雰囲気もとってもあたたかくて、初めてのひとでも参加しやすい企画ばかりです◎ 気仙沼の子育て環境ってどうなってるの?とか気仙沼でママのコミュニティはあるのかしら?という相談が、移住センターにも寄せられます。 気仙沼の子育て環境に不安をもっている方は、1度、気仙沼で子育てを実践している先輩ママたちに話をきいてみるのもいいかもしれません。もちろん、移住センターの相談窓口にきていただければ、ご案内もできますし、直接【ママの心と身体の健康サロン】にもお問い合わせいただけます。 詳しくはママの心と身体の健康サロンFacebookページまで! (ターン・コーディネーター 根岸えま)
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【11月10日開催!】けせんぬましごとカフェvol.2 in 仙台
2017年11月10日(金)仙台にて!けせんぬましごとカフェvol.2開催決定! 今回のけせんぬましごとカフェ、テーマはずばり「ピンチはチャンス?!経営者の選択~経営者だって迷うときは迷うんです~」 気仙沼市のトップランナーをお迎えする今回!テーマは「選択」です。 気仙沼で暮らそうかなぁ、仙台に居ようかなぁ。今の仕事は本当にこれでいいのかなぁ。 今日の夕飯何食べようかなぁ。大きなことから小さなことまで。人生は、迷いと選択の連続です。 何をもって選択すれば良いのか、自分の決断が正しいのか、また決断するということ自体が、難しい場合も多いですよね。 でも時は過ぎ、時間は迫る。そんなとき、トップの人たちはどう考えているのでしょうか。 大きな決断の連続であるトップランナーをお迎えして、その辺じっくりと語って頂きます。 ご参加いただくのは、気仙沼の若手経営者3名です。 〇廣野一誠氏:アサヤ株式会社 専務取締役 1850年の創業以来、「漁民の利益につながる、よい漁具を」を理念に、三陸の漁師さんを支え続ける老舗漁具屋さん。200年・300年と続く企業を目指す、若き7 代目の挑戦に迫ります! 〇菅原渉氏:株式会社菅原工業 代表取締役専務 気仙沼の技術力を海外へ!まったく繋がりのない状態から、インドネシアで新会社を設立し、日本の技術力を世界に届ける気仙沼のニューリーダー。その仕事観を伺います! 〇武田充広氏:北斗株式会社 常務取締役 宮城県で3件しか認定されていない「Hグレード」の高い技術力を持つ、地域に根差した鉄骨製造業社。気仙沼を拠点にしつつ、都内でも信頼と実績を積み上げています。若き経営者のこれからを掘り下げます! 後半お話しする時間も設けていますので、自分の悩みや迷いを実際に経営者の方に聞いてもらえるチャンスもあるかもしれません。 気仙沼に興味のある人、何かを決めかねている人は、ぜひご来場ください。 参加お申し込みは下記Googlefoamでのご回答、またはイベントページの「参加する」ボタンを押してください! ●開催概要● □日にち2017年11月10日(金) □時間18:30~21:00 □場所THE 6(宮城県仙台市青葉区春日町9-15 THE 6 3F 地下鉄南北線勾当台公園駅より徒歩10分) □参加費無料 □服装自由 □参加企業:アサヤ㈱1850年創業、気仙沼の老舗漁具屋さんです。漁で使う網や、魚を入れる万丈かごなど、漁師さんをはじめとする漁業に関わる人たちに道具を提供する、いわば右腕的存在です。「漁民の利益につながる、よい漁具を」を経営理念に、三陸の漁業への貢献の歴史を167年刻んでいます。長い歴史の中で育まれた信頼は絶大です!http://www.asaya.co.jp/ □参加企業:㈱菅原工業地域の人々が快適で安心して暮らすための環境づくりをし、コーポレートスローガン ”このまちを、つくる“ のもと日々『まちのインフラ』を支えています。また、互いの地域の課題を解決し支え合う目的で、インドネシアに技術発信する事業も動き始めました。地方の中小企業のチャレンジがどんどん新しいステージに進んでいます!地方の建設業だからこそ味わえる仕事感を一緒に味わってみませんか?http://sugawarakogyo.co.jp/ □参加企業:北斗㈱大きな建物の骨組みとなる鉄骨の設計・製造・施工を手がける会社です。国土交通大臣に指定された「全国鉄骨評価機構」から、上から2番目評価の「H グレード」に認定されています。つまり、「良質な鉄骨を製造しうる能力を有する工場」なのです!気仙沼のみならず、関東エリアからも発注依頼を受けており、気仙沼を軸に全国に活躍の場があります!http://www.hhokuto.com/ ▼申込は下記Googleフォームよりお願いします。 https://goo.gl/TeoLpm▼Facebookイベントページの「参加」ボタンを押してください http://ur0.work/GHZT
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【Yosomon! Meetup】~地域でチャレンジしたいビジネスパーソンのための転職イベント~
気仙沼では、暮らすとはたらくはセットです。 人と人との繋がりが多いのが、気仙沼です。 はじめまして!の人が、実は友達のお父さんだったり。お客さんが、同級生だったり。 話していたら、共通の友人がいたり。そんなことは、日常茶飯事。ベットタウンではなく、通勤の為だけのまちでもない。 気仙沼だからこその光景です。この人とも、きっとどこかで繋がっているんだろうな。そう思うからこそ、出来ることもあります。 だったら。せっかくそんなまちに来るなら、まちでとびきりの挑戦をしてみませんか? 気仙沼でワクワクしながら仕事をしたら、ワクワクしながら暮らしているということです。 気仙沼のワクワクするような仕事と出会えるイベントが、東京で行われます。 11月5日(日)に行われる、「Yosomon! Meetup」気仙沼市から、㈱気仙沼観光タクシーさんが出展します。 募集するのは、なんと役員!震災6年目を迎え、新たな課題に立ち向かう気仙沼の中で、 観光タクシーが出来ることを共に考え、作っていく。そんな右腕を募集しています。 市内の田中前にあるとってもおしゃれなオフィスは、一度でも気仙沼に来た方なら、見たことがあるのではないでしょうか? オフィスと同様、宮井社長もとってもおしゃれで、先進的な考えをお持ちの方です! ぜひ、足を運んで話を聞いてみてください。 【開催概要】 日時:2017年11月5日(日) 13:00~17:00 場所:東京都港区虎ノ門5-11-2 オランダヒルズ森タワー24F 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 タイムライン:12:30~13:00 開場13:00~14:00 特別セミナー「あなたにとっての働く意味とは?」 ゲスト:小城 武彦 氏(株式会社日本人材機構 代表取締役社長)14:15~15:15 企業別少人数セッション 第1ターム15:30~16:30 企業別少人数セッション 第2ターム16:40~17:00 クロージング17:30~20:00 懇親会気仙沼発!地域に根ざしたタクシー会社の経営改革を牽引するNO.2人材の募集!(株式会社気仙沼観光タクシー) >>https://yosomon.jp/job/277 お申し込み:以下URLのフォームからお申し込みください https://yosomon.jp/meetup-kamiya 主催:YOSOMON(https://yosomon.jp/)
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【UIターンインタビュー】仕事と暮らしが重なり合うまち
さまざまなスタイルの移住があってよい 今年4月、気仙沼市移住・定住支援センター MINATOの窓口に新たな仲間が加わった。千葉可奈子さん。朗らかな笑顔と面倒見のよさで、移住を考えている人、気仙沼に移住した人々の相談相手として活躍している。そんな彼女自身、生まれも育ちも気仙沼。大学・社会人時代を関東で過ごし、今年の4月に気仙沼に戻ってきた。 「私自身、Uターンすることに関してはたくさん悩んで、東京で開催される移住フェアや地域創生などのイベントにたくさん行きました。そんな自分自身の経験も踏まえて移住を考えているみなさんや移住してきた方々とお話しできたらいいなと思います」 移住したい人がどういう気持ちで、どういう情報を求めているのか、どういうイベントに行ってどういう気持ちになっているのかなど、自らが経験したからこそ語れることがある。 「起業してバリバリやっていく人もいれば、スキルがあってそれを地方で活かせる人もいる。だけど私はスキルもないけど、気仙沼がただ好きで、地元で暮らしたいという想いで戻ってきた。もちろん不安もあったけど、今は本当に楽しく生活できているんです。だからこそ、さまざまな移住のスタイルがあってよくて、私のようにスキルもなくて、ただ想いだけで、という人にも楽しめる町なんだって伝えていきたいんですよね」と話す千葉さん。 「『気仙沼はどんな人でも一歩踏み出せば景色が変わる町』。その一歩を踏み出す後押しをできたらいいですね」と目を細めた。 故郷を離れてはじめてわかる、気仙沼のぜいたくさ 気仙沼市松岩地区出身の千葉さんは、鮮魚仲買の会社を営む一家の娘として育った。中学時代にはジュニアリーダーとして活躍するなどアクティブな幼少期を送り、高校は地元の鼎が浦高校(現気仙沼高校)に進学。 「とくに高校時代はとっても楽しかったですね。とにかく行事が盛んな学校で、月に1回くらいは行事があるような。今思えば、このときの経験が『みんなで成し遂げることの楽しさ』を味わうきっかけだったのかもしれませんね」 高校卒業後は、気仙沼から離れた群馬県にある大学に進学。港町、しかも家業が鮮魚仲買という海とともに生きる生活を幼少期から自然と送っていた千葉さんにとって、海なし県・群馬の衝撃は大きかったという。 「なんといっても真っ白なイカに驚いたんです(笑)。刺身は透明なのが当たり前だと思っていたので……。今まで当たり前だと思っていたことが当たり前じゃないんだってことにそのとき気づいたんです。気仙沼での生活は恵まれたものだったんだなって。大学の夏休みは丸々気仙沼に帰っていましたね」 一度故郷を離れたことで気づいた気仙沼の魅力。そんな大好きな町を大きく揺るがした東日本大震災が発生したのは、前職の最終採用面接中だった。 故郷のことを気にかけながらも「まずは自分に与えられたことをしっかりとやること」と、4月に入社した東京の会社で仕事に打ち込もうとした。しかし、帰るたびに変わっていく大好きだった気仙沼の光景に、「どんどん知らない町になっていくような感じでした」と話す。いつしかそんな故郷のことを、東京にいながら毎日考えるようになっていった。 「自分が、Uターンを決心するまでたくさん悩んだし、情報も手に入りにくかった。だから気仙沼で暮らしたいと思っているけど踏ん切りがつかないひとの気持ちはよくわかる」と話す 自分の人生は自分でつくらなくては! まわりの人が仕事や、趣味、結婚といったことに楽しみや価値を見出しているなか、千葉さんはなかなかそこにたどり着けない自分にもどかしさを感じていた。 「この仕事をずっと続けていくと決心もできなかったし、そのうえ30歳も目前に彼氏にフラれ、どん詰まり感がすごかった(笑)」と東京での生活を振り返る。 「次第に、自分の人生は誰かが責任をとってくれるものではない。自分でやりたいことをやらなくてはいけない、という危機感が募ってきたのです。どうやって生きていくか、どういった仕事をして、どうやって暮らしていくか、という自問自答を繰り返していました」 さまざまなイベントに参加したり、自分自身と向き合う時間を重ねていくなかで、自分が育った大好きな町、気仙沼で仕事も暮らしも充実させていきたいという気持ちが揺るぎないものになっていった。その後、都内の飲食店で開催された気仙沼のイベントに参加をした際に、現在の仕事に出会った。 気仙沼に戻ってきた今、千葉さんは、仕事が休みの日も、地域で開催される行事に顔を出したり、手伝ったり、夜も仕事や地域の仲間と打ち合わせや飲みに出ることも多い。プライベートと仕事の境はない。それでも「仕事と暮らしを切り離すのではなく、仕事と暮らしが重なり合っているようなライフスタイルを送れています。東京にいたときには考えられなかったこと。それが今はとっても心地よい」と顔をほころばせた。 仕事をすることで、学びや喜び、そして人のつながりが得られる。それは生活の充実につながる。どん詰まりだった人生を一歩踏み出した先にあったのは、仕事と生活が重なり合い、笑顔あふれる日常だった。 「職場の仲間は公私ともに刺激をし合える関係」と千葉さんは話す 気仙沼を盛り上げる仲間とともに 「気仙沼に帰ろうって決めても、なかなか情報を手にいれることができなくて。仙台や岩手で一度経験を踏んでから…ということも頭をよぎったのですが、あまり考えすぎず、まずは飛び込んでみようと。『えいやっ』という気持ちで気仙沼に戻ってきたんです。こんなにたくさんの移住者がいることも知らなかったし、なによりも同世代の人たちが、地元を盛り上げようって仕事をしながら頑張っていることをはじめて知ったし、とても感動したんですよ」 変わっていたのは、町の光景だけではなかった。さまざまな人が集まり、地域を盛り上げようとする団体があり、地元の人も、移住者も、Uターンした人もいっしょに町を盛り上げていた。 「気仙沼に生きる人たちをとっても尊敬しているんです。なんだりかんだり文句言いながらも結局みんな気仙沼のことが大好きで、自分たちの町のために活動している人がたくさんいる。自分もその輪に入っていきたいなって」と話す千葉さん。地域の女性視点で観光PRを行う「気仙沼つばき会」で活動したり、地域の活動に参加することで、日々自分の中の気仙沼が新しくなっていく。 「私は特別なスキルも持っていないし、何かに秀でているわけではない。気仙沼が好きという気持ちひとつで戻ってきた。でもここで出会ったすばらしい人たちを応援したいし、その輪に入りたい、という想いがあります。そして、私のように、地元愛があるんだけど、都心でモヤモヤを抱えながら仕事をしている人たちの第一歩を踏み出す後押しをしていきたいですね」と意気込む。 「30歳も越えて実家に戻ってきて、正直幸せになれなくてもよい、という思いで帰ってきたんですけど、今めっちゃ幸せです」そう語る千葉さんの弾けるような笑顔が、気仙沼の魅力を最大限に物語っていた気がする。 「震災後、移住者などが多く集う気仙沼はとっても楽しい町!毎日ワクワクが止まらない町です」(千葉さん) 千葉 可奈子(ちば かなこ)さん 気仙沼市松岩地区出身。1985年生まれ。高校まで気仙沼で過ごし、大学進学で町を離れ群馬の大学に入学。卒業後、東京の企業で経理職を担う。2017年4月に地域おこし協力隊として故郷気仙沼にUターン。「気仙沼市移住・定住支援センター MINATO」に配属。自身の体験も踏まえた移住定住支援を行なっている。息抜きは海岸線をドライブすること。
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MINATOが東京にお邪魔します
気仙沼の風も、すっかり秋になっています。秋晴れが続いて、気持ちのいい空が広がっています。 そんな中、MINATOスタッフが東京にお邪魔する日が決定いたしました。 普段は気仙沼で活動している私たちですが、東京にお邪魔して今の気仙沼についてお伝えさせていただこうと意気込んでいます。 外から見る気仙沼は、どんなまちなのか見えづらいかもしれません。 観光目線ではない気仙沼復興支援目線ではない気仙沼暮らす場所としての気仙沼は、見えづらいかもしれません。 だから、普段気仙沼で暮らしている私たちが、お力になれることがあると思います。 だったら、東京に行こうじゃないか!そんな理由で、東京にお邪魔することにしました。 ワクワクして、気仙沼に来ることのお手伝いをさせてください。 気仙沼への移住をお考えの方、気仙沼への移住に興味がある方、東京でお会いできることを楽しみにしています! 秋の夜長の移住おしゃべりカフェ 10月6日(金)19:00~ MINATOのスタッフでもある根岸が、気仙沼の「移住女子」代表として伺います! なぜ「気仙沼」だったのか、なぜ「移住しよう」と思ったのか、移住するまでと移住してからのあれやこれやを、おしゃべりします。 気仙沼が彼女にとってどんな場所なのかを聞いてもらえたら、気仙沼で暮らすことのイメージが少し湧くかもしれません。 女性として、移住者として、何を感じて暮らしているか伝わったら、気仙沼で暮らすことに楽しさを感じるかもしれません。 場所:ふるさと回帰支援センター(東京都千代田区有楽町2-10-1東京交通会館8F) 参加費:無料11月11日(土)13:00~ 【第5回 みやぎ移住フェア】 7月の東北UIターン大相談会以来の、移住フェア参加となります。今回は、宮城県限定です。 「気仙沼でこんな仕事に就きたい」「気仙沼のこんなところに住みたい」そんなやりたいことや夢、 包み隠さずお話ししていただきたくて、お邪魔します。 私たちが出来ることが何かないか一緒に考えさせてください。もしかしたら、出来ないかもしれないです。 でも、話すくらいタダですから。ぜひ足を運んで、話にいらしてみてください。 場所:ふるさと回帰支援センター(東京都千代田区有楽町2-10-1東京交通会館8F) 参加費:無料
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学生向けお試し移住:被災地の時を旅する4日間。
大学生必見!本日は市内で開催されているお試し移住プログラムをご紹介します!残席残りわずか! 大学生のなつやすみ、海外にいくのもいいけど、気仙沼も異文化でおもしろいですよ〜! 語り部やまち歩きなど今回の企画はたくさんの地元の方と繋がれる内容になっているそうです〜! 「#時旅ツアー「被災地の時を旅する4日間」予約受付中!」 【期間】 第3ターム:9月3日-6日 第6ターム:9月24日-27日 ※お申し込みは先着順になります。各ターム残席わずかですので、お早めに。 【費用】 1ターム25000円+税 学生割引23000円+税 *費用には、現地での宿泊費及び現地でのコーディネート費用が含まれます。費用には交通費及び現地での飲食費は含まれておりません。 *1日目の夕飯とオリジナル丼の費用は含まれております。 *お支払いは銀行振込、現地での現金支払い、じゃらん予約の3つよりお選び頂けます。 【主催・お問い合わせ】 NPO法人Cloud JAPAN(担当:伊藤) Mail info@cloud-japan.org Tel 0226-29-6514詳細のプログラムは、下記ページへ。 ▶︎被災地の時を旅する4日間。