「uターン」に
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【Pen.turn女子ブログ】「八瀬で自然をまんきつした休日」
最近のわたしのホットスポット、八瀬地区。気仙沼市の北端にある、山と川と田んぼが広がる、緑ゆたかな場所があります。 今年の5月に八瀬へUターンしてきたSくんが、八瀬まんきつツアーvol.0を開催してくれました。 わたしにとっては、3回目の八瀬訪問。服装は、動ける服装に、長靴履いて、タオルを持参。 最初に向かったのは、鍾乳洞。八瀬にあることを、初めて知った。 岩手県との県境ぎりぎりの山に入っていきます。 山の入り口に立つ看板には「クマ注意」の文字。山に向かう道の途中でも、地域の人に「クマいるぞ」と言われまくり、結構不安。 そんななか、「大丈夫ですよ」と、たんたんと歩き進むSくん。少し歩いたところで、「ここを斜めにのぼります」とSくん。 「え、ただの斜面ですけど。こんなとこ登るなんて、聞いてないですけど。」と言いつつも、みんなでのぼりはじめ、 鍾乳洞の入り口を発見。中は危険そうなので、入り口前で記念撮影。 鍾乳洞は以上。(笑) 山の斜面を降りた先には、化石が。 化石大好きと判明したKomachiちゃんは、化石探しに夢中。 考古学者、Komachi。 そして、BBQをしにSくんのお家へ。 帰る途中、川で長靴を洗い、サンショウウオを捕獲したり。(ちゃんと川に放してあげましたよ) 「ここがうちの中で1番美味しい天然水です(by Sくん)」と、山から流れ出るお水を飲んでみたり。Sくんのお家へお邪魔すると、Sくん宅栽培の新米炊き立てご飯が出迎えてくれました♡ このご飯が、ほんとうに美味しい!!!! しあわせ。 こんな感じで、八瀬の自然を大まんきつした、すてきな休日でした。 気仙沼には、遊ぶ”施設”は少ないかもしれないけど、”遊び”はたくさんあります♡ 山を歩いたり、川や海で泳いだり、釣りしたり、農家さんのお手伝いしたり。 このあいだふと、1年間でこんなにBBQした年はないな~と思いました。(笑)
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ぬま大学第3期説明会を開催します!
気仙沼市が主催する、「やりたい」をかたちにする半年間の実践塾「ぬま大学」。 今年も第3期を開校します! 「ぬま大学」では、「気仙沼で何かやってみたい」そんな想いをもつ若者が、 約半年間、6回の講義を通して、自らが気仙沼で実行するプラン(=マイプラン)を作り上げていきます。 そして、第3期生募集開始にともない「ぬま大学説明会」を開催いたします! 「ぬま大学って何するの?」「ぬま大学ってどんな人が参加してるの?」「マイプランないし...どうやって作るの?」 そんな疑問にお答えしちゃいます!!! 「ぬま大学って、意識たかい系じゃん..」と思われた、あなた。意外とそんなことないんですよ~。 自分のやりたいことを掘り起こし、仲間と一緒に考え、悩み、語り合う場です。 自分の想いを整理してみる・話してみる、なんでも話せる仲間に出会える、あなたの気仙沼生活がもっと楽しくなるかも!? 過去2期には移住者、Uターン者も多く参加していました! 「せっかく気仙沼に来たし、何かやりたい!」その想いを形にしませんか? ぬま大学とは? 「気仙沼で何かやってみたい」そんな想いをもつ若者が、約半年間、6回の講義を通して、 自らが気仙沼で実行するプラン(=マイプラン)を作り上げていくプログラム。 すでに地域で活躍されている先輩起業家や活動家を「まちの講師」として迎え、アドバイスをもらいながら、 受講生自身がマイプランの作成に取り組んでいきます。「自分を知ること」「地域を知ること」を大切にし、 受講生同士が切磋琢磨しながら、受講生と気仙沼、それぞれが輝くマイプランの作成を目指します。 HPにて、第2期の活動レポート大公開中! ⇒開催レポートはこちらから! 『ぬま大学第3期説明会』 <概要> 日にち:2017年4月19日(水)、4月23日(日) 時間:19:00~21:00 場所:K-port(気仙沼市港町1-3) 対象:20~30代 参加費:無料 定員:30名 主催:気仙沼市 企画・運営:一般社団法人まるオフィス <コンテンツ> -ぬま大学の説明:ぬま大学ってなに? -事例紹介:ぬま大学第2期生のパネルディスカッション昨年のぬま大学で、半年間かけてマイプランを作ってきたお二人から、 当時の様子や学びなどについて伺います。 <ゲスト> ・小野寺 千春さん ・河村 俊秀さん -ワークショップ「マイプランを作ってみよう!」 -‐ぬま大学のご紹介・エントリー方法などについて ※4月19日、23日は同内容で実施します。
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【6月11日開催】UIJターン気仙沼市就職説明会in仙台
ついに、気仙沼の就職説明会が仙台で行われます! 気仙沼への移住を考えている皆様帰ってこようか迷っている皆様ぜひぜひ、足を運んでください!! 2018年春卒業予定の新卒者はもちろん、既卒の皆様もお気軽にご参加下さい。 また、当日は私たち気仙沼市移住・定住支援センター MINATOもお邪魔します! 気仙沼ってどんなまち?と思うIターンをお考えのあなたも!今の気仙沼ってどんな感じ?と思うUターンをお考えのあなたも! 不安なこと、興味のあること、なんでも聞いてください。 気仙沼市の出張合同就職説明会!貴重な機会をぜひお見逃しなく!! 参加企業は、 気仙沼市役所 アーバン㈱ ㈱オノデラコーポレーション ㈱小野寺鐵工所 ㈱カネダイ (社福)キングス・ガーデン宮城 ㈱気仙沼商会 気仙沼信用金庫 ㈱新和エンジンサービス ㈱八葉水産 (敬称略) の10社となっています。 アットホームな雰囲気で、じっくりお話できますよ。 ひとこと企業説明(敬称略) ■気仙沼市役所 言わずもがな、気仙沼市民の生活を支えるお仕事です。 人口約6万5千人のまちを、よりよくするために様々な市政を行います。 市民参加型のまちづくりが始まり、新たな取り組みが続々行われています! http://www.kesennuma.miyagi.jp/ ■アーバン㈱ 気仙沼の冠婚葬祭を担う企業です! 大川の側にあるゲストハウスアーバン気仙沼は、気仙沼の風景そのもの! 「地域の人に愛される経営」をモットーに、人とのつながりを大切にしたお仕事をされています。 http://www.u-ban.co.jp/ ■アンカーコーヒー 東京にも店舗のある、赤い碇のマークが目印の企業です! マザーポート店は、気仙沼のおしゃれカフェとして平日も大盛況! また、母体となっている(株)オノデラコーポレーションさんはコーヒー事業だけでなく 船(船舶漁労機械及び水産物の輸出入)のお仕事もされています! http://www.anchor2fullsail.co.jp/ ■㈱小野寺鐵工所 これぞ気仙沼!創業70年、船を支える技術系企業です! 船以外にも、各種プラントや産業機械の設計・開発・製造等、さらなる飛躍にチャレンジしています。 港町気仙沼の未来を切り開いている会社です! http://onodera-iw.co.jp/ ■㈱カネダイ カニやエビの水産加工企業です! カニの実などの加工品ももちろん、パスタソースやビスク、カレーなんて商品開発もされています。 斬新な商品開発をどんどんされている加工屋さんです! http://www.kanedai-kesennuma.co.jp/ ■(社福)キングス・ガーデン宮城 ケアハウス・グループホーム・特別養護老人ホーム・ショートステイ・障害者就労支援事業の運営等を多岐にわたり総合的に地域の福祉サービスを提供している企業です! 福祉に携わりたいと思っている方なら、自分の挑戦したいことのお話が聞けること間違いなし! http://www.kingsgarden.or.jp/ ■㈱気仙沼商会 気仙沼市民の生きる術、ガソリン販売をされています! そのほかにも、車などの保険、住まいの商品の提案も! 気仙沼では主流 のLPガス配送や、ストーブに使う灯油など、生活に密接しています! 気仙沼市民のライフラインを支える企業です! http://www.k-shokai.co.jp/ ■気仙沼信用金庫 気仙沼に本店をもつ、気仙沼を代表する金融機関です。 中小企業が元気な気仙沼で、地元の企業と伴走し続けています! 地域産業の活性化に注力する、地元密着型金融機関に興味があるなら、ここしかない! http://www.shinkin.co.jp/kshinkin/ ■㈱新和エンジンサービス 船舶のディーゼルエンジンのメンテナンスを半世紀以上にわたって行っている企業です! 運輸局公認の第一種サービスステーションとして認定も受けている、整備の精鋭隊! 一流の技術を学べる会社です! http://sinwa-engine.com/ ■㈱八葉水産 塩辛や海藻の加工食品を製造している水産加工品メーカーです! 社長自らイカの仕入れを行なったり、地元岩井崎の手作り塩を使うなど、 こだわりの逸品を作り続けています! 気仙沼を代表する企業で働きたい方は、要チェックです! https://www.hachiyousuisan.jp/ <概要> 日時:2017年6月11日(日)13:00~17:00(冒頭、市長による挨拶があります) 対象:2018年春卒業予定の新卒者+既卒者(大学・大学院・短大・専門・高専卒業予定) 場所:TKPガーデンシティ仙台(アエル内21F)宮城県仙台市青葉区中央1-3-1 参加企業:気仙沼市役所アーバン㈱/㈱オノデラコーポレーション/㈱小野寺鐵工所/㈱カネダイ/ (福)キングス・ガーデン宮城㈱気仙沼商会/気仙沼信用金庫/㈱新和エンジンサービス/㈱八洋水産 ※申込不要!服装自由! 主催:一般社団法人気仙沼市住みよさ創造機構 共催:気仙沼市 後援:気仙沼商工会議所/三陸新報社 協力:気仙沼市移住・定住支援センター MINATO お問い合わせ:一般社団法人気仙沼市住みよさ創造機構 tel 0226-25-8302 mail info@sumiyosa.jp HP http://sumiyosa.jp/ Facebook https://www.facebook.com/kesennuma.sumiyosa 担当 吉川 晃司
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ぬま塾 vol.19〜ゲスト:菅原 渉氏(株式会社菅原工業/代表取締役専務)
「気仙沼って、ほんとにまだまだ面白い人がいっぱいいる!」 「お話を聞きたい地元の先輩が、いっぱいいる!」 “わざわざ外からお偉い先生を呼んだり、特別な講座に参加しなくても、今、目の前で気仙沼を引っ張っている先輩がたくさんいる! その人達から、改めて、今、ちゃんと学びたい!”そんな思いからスタートしたのが『ぬま塾』少人数で、じっくりと、堅苦しくないカジュアルな場で、 ゆっくりと先輩の話を聞ける機会をご用意しています。 ドリンク片手に、先輩たちがどんな20代、30代を過ごしたのか、それが今にどうつながっているのか、ゆっくりとお話を聞いてみませんか? そんな気仙沼ならではの学習塾「ぬま塾」今回のぬま塾は、海外事業への展開を開始し、まさに挑戦している真っ只中のあの企業から先輩ゲストをお呼びしました! これまでのこと、これからのこと、どんなお話が聞けるのか、ワクワクです! 開催概要 ゲスト先輩:菅原 渉さん(株式会社菅原工業 代表取締役 専務) 先輩プロフィール:1975年気仙沼生まれ。気仙沼高等学校卒業後、北海道工業大学工学部へ入学。大学卒業後、株式会社ガイアートへ入社。約6年間、北海道で修行をした後、28歳の時にUターンし、菅原工業入社。震災後は会社の再開と災害復旧に尽力しつつ、ある人からの助言により、一念発起でインドネシアへの海外展開を開始。現地で合弁会社を設立し、気仙沼で培った技術力の輸出を目指して事業を展開中。 日時:2017年7月27日(木) 時間:19:00~21:00場所:K-port(港町1-3) コンテンツ:先輩によるお話+参加者同士の感想共有対象:10~30代(という気持ちの方)※高校生も大歓迎です! 参加費:500円(ワンドリンク含む) 定員:20名(先着順。定員になり次第締め切りとなりますのであらかじめご了承ください。) 主催:気仙沼市 企画・運営:一般社団法人まるオフィス Facebookイベントページ:ぬま塾 vol.19【ゲスト:株式会社菅原工業代表取締役専務 菅原 渉氏】 参加申込方法: 方法1⇒Facebookイベントページにて【参加】をクリックする 方法2⇒気仙沼市震災復興・企画部 地域づくり推進課へ直接連絡する 方法3⇒webサイトのイベント申し込み用フォームより参加申込を行う http://numa-ninaite.com/2017/06/23/2017-7-27_numajuku/
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【開催レポート】MINATOのMeeting vol.2
みなさんこんにちは。ターンコーディネーターの根岸です。 2017年5月26日(金)にMINATOのMeeting vol.2を開催しました。 MINATOのMeetingは、気仙沼への移住者やUターン者、気仙沼で活動する若者や先輩たちをつなぐ場として、気仙沼市内で開催している交流会です。 今回は「けせんぬま生活へようこそ!2017〜」をテーマに、この春から気仙沼での生活を始めた方や、この2〜3年でUIターンした方々が多く集まりました!そうしたUIターン者だけでなく、彼らをサポートすべく集まった移住サポーターたち(気仙沼でさまざまな取り組みをしている気仙沼の先輩たち)もたくさん! 参加者は40人。そのうち「ここ2〜3年でUIターンした」という方は24人。 参加者同士を知る場として、UIターン者も移住サポーターも、みんなごっちゃのグループで自己紹介。自分の得意なこと、気仙沼で挑戦してみたいこと、を話しました。 みんなの緊張がほぐれたところで、移住サポーターのみなさんから、けせんぬま生活がより楽しくなる取り組みをご紹介いただきました。 <参加いただいた移住サポーターの活動一覧> ▶︎まち大学 海の市2Fにある会員制シェアスペース「□ship(スクエアシップ)」の運営をしています。お一人での作業やミーティングスペース、またはリラックススペースとして使用したり、イベントを行うこともできます!私たちスタッフは、少しでもそのお手伝いができるように話を聞いたり、必要に応じて誰かをご紹介することなどもしています。 ▶︎担い手育成支援事業 気仙沼に住む10代〜30代の若者を対象に、「気仙沼で何か自分でやってみたい」という気持ちを応援し、形にするプログラムを行なっています。地域の魅力や課題を発見し、気仙沼に住む若者一人一人が成長し、”やりたい!気持ちを形にして、地域に関わる若者、活躍するまちづくりの担い手を育みます。 ▶︎気楽会 「今ある気仙沼を積極的に楽しもう!」「気仙沼を自発的に楽しくしよう!」という想いを持つ、地元有志の集まりです。毎週「定例会」を開き、それぞれが普段考えていることや思いついたアイデアを気軽に出し合っています。アイデアが一つの方向に盛り上がれば、いざ実行!できることを自分たちですぐやってしまうのが気楽会のスタイルです。 ▶︎島がっこう 島がっこうは、気仙沼大島にて島内の小・中学生に対し、週に1回の学習サポートと、地域について学ぶワークショップを、実施しています。島内のあちこちを取材する壁新聞づくりや、自然や暮らし、文化に焦点を当てた体験活動など、子どもたちがより深く島について知る機会をつくっています。 ▶︎からくわ丸 唐桑のまちづくりサークルです。地元&Iターン者の20-30代が約20名集まって活動中。大震災の翌年2012年に設立して以来、唐桑地域でまち歩きや子どもたちの地元体験プログラムを展開してきました。地域を元気にするために、唐桑でやってみたいことができる「場」がからくわ丸です。 ▶︎八瀬の会 8のつく日は八瀬の日!毎月8日のつく日に行なう、八瀬地域内外の多世代交流を目的とした会です。昨年より、八瀬地域民の交流と外へのアピールを高めつつ楽しいことをやっていこうと、思いつきで発足しました!現在は20〜30代の若者や子連れ参加が多く、大人は会食・座談会をしている横で、子どもたちが遊び回るわいわい楽しい空間になっています! ▶︎プレーワーカーズ 子どもの遊び場づくりに長年取り組んできた、子どもの遊び場を始めとする環境づくりの専門家プレーワーカーで構成されています。子どもがいるならどこであっても、子どもが「もっと楽しく」「もっとのびのびと」「もっと安心して」いられるように様々な事業を組んでいます。気仙沼では、2017年5月27日より三日町に子どもの居場所・遊び場「こどまど」を本格オープンしました。 ▶︎ピースジャム ピースジャム工房には新生児や未就学児の親子が集い、育児をささえあいながらジャムやベビー用品の製造販売をし、その収益によって地域へ開放している広場の運営や、新たな親子の雇用へつなげています。持続的な育児コミュニティ作りだけではなく、この活動によって「子育てをしながら働ける基盤」づくりをし「産みやすく育てやすい環境」を社会へ波及することを目指しています。 ▶︎ちょいのぞき気仙沼 氷屋さんに函(はこ)屋さん、造船所に漁具屋。他のまちにはない港町ならではの職場に潜入できるほか、漁師体験やツリーハウスなど自然を満喫できる遊びもたくさん。学んで楽しめるコンテンツが満載のプログラムで、毎週末開催しています。気仙沼の玄関口「内湾(ないわん)」や、市北部にあり、自然がたくさん残る「唐桑(からくわ)」など、気仙沼のいろいろなところで実施しています。▶︎ば!ば!ば!プロジェクト 気仙沼ではびっくりした時に「ば!」と言います。ば!ば!ば!プロジェクトでは、自分たちが暮らすまち「気仙沼」の魅力をどんどん探り、発見し、面白さと人をつないでいきます。誰でも自由に参加できるから、いろんな人たちがやってきて、交流し、アイデアが生まれそれが新しい気仙沼の「ば!」を育てます! ▶︎気仙沼青年会議所(JC) 青年会議所(JC)とは、時代の担い手として「明るい豊かな社会の実現」を同じ理想とする20才から40才迄の青年男女の団体です。日本全国では701のJCの4万人が入会し、宮城県内には気仙沼JCを含め11のJCがそれぞれの地域で活躍しています。 ▶︎気仙沼商工会議所青年部(YEG) 商工会議所とは、地域商工業者の世論を代表し、商工業の振興に力を注いで椎木経済の健全な発展に寄与するための地域総合経済団体です。公共性、地域性、総合性、国際性を特徴として活動しています。気仙沼商工会議所では、カツオメカジキのブランドかを推進したり気仙沼の特色を生かした産業の発展に重点を置いています。 ▶︎わらすのわ 子ども支援者ネットワーク「わらすのわ」は、気仙沼で子どもの環境に問題意識を持つ団体・個人の集まりです。震災遺構、今日明日の事を考えるのに精一杯で、子どものことってどうしても後回し。子どもの事や自分の事を考えたり、同じ悩みを持つ人と話したいなと思いながらもどんどん時間が過ぎていく。県内外の方々で、子どもを中心に地域の事を話せていけたら、それだけで気仙沼が変わるのではないか?と思い、立ち上げました。 ▶︎パン工房 ひこばえ 一昨年10月に気仙沼に移住。環境に優しい仕事をしたいと考え、今年2月9日に個人事業をたちあげ、東北の農産物を活用したパンの製造・販売、パン教室をしています。また、現在子供の制服専門の古着事業の立ち上げに取り組んでいます。 どれも気軽に参加できて、地域を知ることのできる活動ばかり。 こういった活動がたくさんあるのも気仙沼の魅力のひとつです。 後半は懇親会へ。 この春から気仙沼へやって来たUIターン者同士はもちろん、先輩移住者や移住サポーターたちとも、つながります。 「今度やるイベントにおいでよ」「一緒に夏のお祭りに向けて太鼓の練習しよう〜!」と次に繋がる交流がたくさん生まれました。 最後に、移住サポーターの小山さんから締めの挨拶が。 「気仙沼って若者にとってはアミューズメント施設はない。どちらかと言えば夜も早く寝ちゃう。僕がUターンして来たころは、今みたいにSNSもなかったから、意外と限られたコミュニティの中でしか生きられない、と思ってました。だけど、それをブレイクスルーしてきたのは、いろんな興味をもつこと。とにかくなんにでも興味をもつこと。最初は住みにくい、暮らしにくい場所かもしれないけど、自らの行動によって、行動を変えることで、住みやすくて、超いいところになると思います。」 とてもすてきな先輩からのアドバイスでした。 仙台や東京と比べたら「何もない」と思いがちですが、自分の行動や視点をちょっと変えてみるだけで、おもしろいまちになるかもしれません。 参加いただいたみなさん、ありがとうございました!
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【開催レポート】UIJターン向け企業訪問ツアー
みなさんこんにちは。ターンコーディネーターの根岸です。 2017年7月8日〜9日の2日間、気仙沼市内でUIJターン向け企業訪問ツアーを開催しました。 UIJターン向け企業訪問ツアーとは、6月に仙台で開催されたUIJターン向け合同企業説明会に参加した学生向けに、仙台で聞くだけではわからない、現場に行かないとわからない部分や雰囲気を感じてもらおう!と企画したものです。 当日は6名の大学生・社会人が仙台や山形から参加。なんと参加者は全員気仙沼出身のUターン希望者たち!6月の合同企業説明会に参加した市内民間企業6社を見てまわりました。 訪問した気仙沼の参加企業はこちら。(敬称略) ▶︎アーバン株式会社 ▶︎(株)オノデラコーポレーション ▶︎(株)カネダイ ▶︎社会福祉法人キングス・ガーデン宮城 ▶︎(株)気仙沼商会 ▶︎(株)八葉水産 <1日目> 2グループに分かれて、それぞれが気になった企業へ! 会社で話を聞くだけではなく、もちろん現場へも伺います。現場で社員の方々の雰囲気を感じたり、気仙沼への想いを聞く時間もできました。 昨年度入社した若手社員から話を聞く場面も。 年が近いこともあり、ざっくばらんに現場の話を聞くことができました。 工場の裏側にも潜入! 普段は見ることのできない部分まで見せていただくと、働くイメージが湧きます。 そして、1日目の夜は、企業の若手社員の方々と、参加者の懇親会を。最初はグループにわかれてみんなで自己紹介やちょっとしたワークをします。 雰囲気も和んできたところで、ビュッフェ形式で、気になった企業の若手社員の方に、 日中に聞けなかったことを聞いたり気仙沼での生活のことなどをざっくばらんに聞いたり。。 <2日目> 翌朝(2日目)は、気仙沼でゲストハウスやシェアハウスをやっている「架け橋」さんへ。 気仙沼に移住して架け橋を運営しているスタッフのももちゃんに話を聞き、仕事以外での、今の気仙沼での動きや移住者たちの想いを聞くことができました〜。 そして、各グループ3社目へ。 実際に福祉施設の中を見せていただいたり、 カフェの裏側を見せていただいたり、 普段はなかなか入れない現場の裏側に潜入し、そこで働いている社員の方々の想いなどを聞くことができました。 そして最後は、気仙沼でイタリアンが食べられる「ロカーレ」さんで、ランチをしながら、振り返り会を。 ▶︎参加者の声 ・企業さんを含めた懇親会など、話しやすく聴きやすい雰囲気を作っていただいたり、気仙沼をより深く知ることができました。 ・訪問した企業全てが丁寧かつ親切に対応してくれた。ここで働きたいと思える企業ばかりでした。 ・懇親会では、訪問時に聞けなかったこと、聞きづらかったことを肩の力を抜いて聞くことができてよかったです。 ・合同企業説明会では見ることのできない会社の中や社員さんの普段通りの姿を見ることができたので、非常に良い企画であったと感じています。 参加者の満足度も10点満点中9.6ポイントと、高い結果となりました。 その後、内定へと繋がった人もいるとかいないとか‥今後もMINATOは、UIターンしたい方々を応援していきたいと思っています! ご協力いただいた企業のみなさま、ご参加いただいた学生のみなさん、どうもありがとうございました!
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【UIターンインタビュー】仕事も、家族も、地域も楽しみ尽くす
震災そして復興へ。揺れる故郷への想い 気仙沼生まれ、気仙沼育ちの廣野一誠さんは、東京の大学を卒業後、外資系大手のコンサルティングファームに勤務し、広告・マーケティング関連のベンチャーの立ち上げに関わった。私生活でも、2010年に結婚するなど充実した生活を送っていた。 「家業があるので、いつかは気仙沼に戻ってこようと思っていましたし、妻にもそう話していました。ベンチャー企業に参画したのも将来の経営を見据えてのことでしたが、『まだ早い』と、踏ん切りできずにいたんです。そんなときに東日本大震災が起こりました」 震度6弱の揺れ、そして大津波は廣野さんの実家・気仙沼を襲った。 廣野さんが気仙沼を訪れることができたのは、震災から2ヶ月近くがたったゴールデンウィークのことだった。幸い家族は難を逃れたが、実家も1.5mほど浸水。家業の社屋は流出。大きな被害を目の当たりにした。 故郷の被害を見て、「実家に帰る」という言葉が廣野さんの脳裏によぎった。 しかし、「今戻ってきても迷惑をかけてしまうだけではないかと思ったんです。まずは東京でちゃんと仕事をして、自らのスキルを伸ばし、貢献できるような人材にならなくては、と先送りにしてしまった」と話す。2012年夏には長男・真之(まさゆき)くんが誕生。そんな廣野さん一家の転機となったのは、2013年夏のことだった。 「気仙沼に帰省したとき、がれきの撤去が進み、きれいに更地になっているの故郷の姿を見て『本当に大変だった時期に、俺はなにもしなかった、なにも貢献することができなかったんだな……』と後悔したんです。いつか、いつか…東京での仕事で成果をあげて、自信がついたら、気仙沼に帰ろうと思っていました」 けれどそれを言い訳にしている自分にも気づいた。その夏、妻・香苗さんに「気仙沼に帰ろうと思う」と打ち明けた。そこから、住まいの確保や会社の引き継ぎなどを行い、2014年12月廣野さん一家は気仙沼の地へと引っ越した。 「Uターンへの第一歩として、とにかく住む場所を決めることからはじめました」と廣野さんは話す 地方でしか味わえない仕事の喜び 家業であり、廣野さん自身が現在、専務取締役を務めるアサヤ株式会社は、「漁民の利益につながる、よい漁具を」の理念のもと、1850年の創業以来、三陸の漁業を支えてきた。一誠さんで七代目となる老舗の漁具屋。 Uターンとして、地元企業に経営者という立場で戻ってきた廣野さんは、採用活動などを通して「地方で働く意味」を改めて考えさせられることになったという。 「東京で働いていたときは、自分より目立つ仕事をしている人間が山のようにいました。そのなかで、自分が重要感を感じられる仕事をすることは本当にハードルが高かった。自分が埋もれてしまうような感覚になっていたんです」 東京にいると、目の前の仕事がどのような役にたつのかがわかりにくいことが多い。でもここでは、漁師さん一人ひとりに喜んでもらえるーー。 アサヤ株式会社にインターンしていた東京の学生が発した言葉だという。 「もちろん会社の経営規模やGDPなどの貢献度でいったら東京のそれにはかなわない。しかし、人の顔が見えて、自分も埋もれず、お客様にダイレクトに喜んでもらえることで、人生をかけて意味のあることをやっているんだ、ということが地方の仕事ではわかりやすいかなと思っています。地方ならではの使命感、達成感、充実感を得やすいですよね」 対組織の関係ではなく、対個人の顔が見える関係で仕事ができることの喜びは地方ならでは(写真提供:アサヤ株式会社) さらに、廣野さんは、自身の会社のほかにも、「気仙沼さん」というECショップの運営、「ちょいのぞき気仙沼」という地域での体験型観光、さらには地域の青年会議所にも入って活躍している。 経営者でもあり、パパでもあり、地域でも活躍する。そんな廣野さんの原動力となるのは「恩返し」という気持ちだった。 「気仙沼に戻ってきたのは2014年の冬。震災があってからいちばん大変だった3年半の間、アサヤを支えてくれた社員のみんな、そして気仙沼を支えてくれた町の仲間たちには頭が上がらないんです。これまでありがとう、そしてこれからはバトンをもらった自分が、会社も地域も盛り上げていくから!という思いなんです」 心の知れた青年会議所のメンバー(写真提供:廣野一誠さん) 人とのつながりで楽しみを作れる町 気仙沼にUターンしてから3年弱。次男・善昭(よしあき)くんも誕生し、この夏には第三子も誕生した。家族ともども気仙沼の暮らしを満喫する廣野さんは「この町は人のつながりがあれば、とても楽しめる町」と魅力を話す。 休日は友人とバーベキューをしたり、家族でイベントに出かけたり。 「東京にいるときは、お金を消費することでしか楽しみは得られなかった。確かに東京のような娯楽施設はないけれど、ここには人とつながれば楽しみを生み出していける」 妻の香苗さんも、千葉県出身ということもあり移住にあたっては「不安ももちろんあった」と話すが、地域のママサークルなどでママ友ができることで不安は解消されていったという。 さらに、気仙沼の環境は子どもにとってもストレスを和らげることにつながるのかもしれないと思うことがあった。長男・真之くんは東京で暮らしていたとき、車の音や外からの明かりですぐに起きてしまう子どもだったという。 「寝つきが悪いんだなと単純に思っていたんです。しかし、夜は本当に静かで車通りも少ない気仙沼に来たら、すごい寝つきがよくなって。朝までまったく起きないようになったんです。明かりや音、振動など大人では気にしないような小さな変化が子どもにとっては大きく影響するのかなって思いました」 日用品は市内で、車で1〜2時間の一関や仙台にショッピングに行くこともあるという 具体的なイメージをもって動くことが移住の一歩 漠然と描いていた「Uターン」という思い。その思いが「決意」に変わったのが、東日本大震災であり、廣野さんにとってのUターンの第一歩は「安心できる住まい」の確保だった。 「たまたま私は、家業があって仕事が決まっている状況でした。東京で家族をもって、仕事をしている人が、移住を決意するのはなかなかむずかしい。『どういう仕事をしてるのか?』『どんな暮らしを送っているのか?』を具体的にイメージして、私がとにかく住むところを決めることで一歩進めたように、何かをまず決めてしまうことがいいのではないかと思います」と話す廣野さん。 大きな娯楽施設はない。けれど人のつながりは人一倍強い町、気仙沼。自然も豊富にあるこの町は、町まるごと遊び場であり、学び舎でもあるのかもしれない。 そんな町に一家で移住した廣野さんの暮らしぶりは、ひとつのヒントになるのかもしれない。 廣野 一誠(ひろの いっせい)さん 気仙沼市八日町出身。1983年生まれ。小学校まで気仙沼で過ごし、中学・高校は大阪、早稲田大学へ進学。卒業後、東京でITやコンサルティングの業務を行っていたが、2014年12月に気仙沼へUターンし、家業の漁具販売を営むアサヤ株式会社で専務取締役として活躍中。
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【UIターンインタビュー】仕事と暮らしが重なり合うまち
さまざまなスタイルの移住があってよい 今年4月、気仙沼市移住・定住支援センター MINATOの窓口に新たな仲間が加わった。千葉可奈子さん。朗らかな笑顔と面倒見のよさで、移住を考えている人、気仙沼に移住した人々の相談相手として活躍している。そんな彼女自身、生まれも育ちも気仙沼。大学・社会人時代を関東で過ごし、今年の4月に気仙沼に戻ってきた。 「私自身、Uターンすることに関してはたくさん悩んで、東京で開催される移住フェアや地域創生などのイベントにたくさん行きました。そんな自分自身の経験も踏まえて移住を考えているみなさんや移住してきた方々とお話しできたらいいなと思います」 移住したい人がどういう気持ちで、どういう情報を求めているのか、どういうイベントに行ってどういう気持ちになっているのかなど、自らが経験したからこそ語れることがある。 「起業してバリバリやっていく人もいれば、スキルがあってそれを地方で活かせる人もいる。だけど私はスキルもないけど、気仙沼がただ好きで、地元で暮らしたいという想いで戻ってきた。もちろん不安もあったけど、今は本当に楽しく生活できているんです。だからこそ、さまざまな移住のスタイルがあってよくて、私のようにスキルもなくて、ただ想いだけで、という人にも楽しめる町なんだって伝えていきたいんですよね」と話す千葉さん。 「『気仙沼はどんな人でも一歩踏み出せば景色が変わる町』。その一歩を踏み出す後押しをできたらいいですね」と目を細めた。 故郷を離れてはじめてわかる、気仙沼のぜいたくさ 気仙沼市松岩地区出身の千葉さんは、鮮魚仲買の会社を営む一家の娘として育った。中学時代にはジュニアリーダーとして活躍するなどアクティブな幼少期を送り、高校は地元の鼎が浦高校(現気仙沼高校)に進学。 「とくに高校時代はとっても楽しかったですね。とにかく行事が盛んな学校で、月に1回くらいは行事があるような。今思えば、このときの経験が『みんなで成し遂げることの楽しさ』を味わうきっかけだったのかもしれませんね」 高校卒業後は、気仙沼から離れた群馬県にある大学に進学。港町、しかも家業が鮮魚仲買という海とともに生きる生活を幼少期から自然と送っていた千葉さんにとって、海なし県・群馬の衝撃は大きかったという。 「なんといっても真っ白なイカに驚いたんです(笑)。刺身は透明なのが当たり前だと思っていたので……。今まで当たり前だと思っていたことが当たり前じゃないんだってことにそのとき気づいたんです。気仙沼での生活は恵まれたものだったんだなって。大学の夏休みは丸々気仙沼に帰っていましたね」 一度故郷を離れたことで気づいた気仙沼の魅力。そんな大好きな町を大きく揺るがした東日本大震災が発生したのは、前職の最終採用面接中だった。 故郷のことを気にかけながらも「まずは自分に与えられたことをしっかりとやること」と、4月に入社した東京の会社で仕事に打ち込もうとした。しかし、帰るたびに変わっていく大好きだった気仙沼の光景に、「どんどん知らない町になっていくような感じでした」と話す。いつしかそんな故郷のことを、東京にいながら毎日考えるようになっていった。 「自分が、Uターンを決心するまでたくさん悩んだし、情報も手に入りにくかった。だから気仙沼で暮らしたいと思っているけど踏ん切りがつかないひとの気持ちはよくわかる」と話す 自分の人生は自分でつくらなくては! まわりの人が仕事や、趣味、結婚といったことに楽しみや価値を見出しているなか、千葉さんはなかなかそこにたどり着けない自分にもどかしさを感じていた。 「この仕事をずっと続けていくと決心もできなかったし、そのうえ30歳も目前に彼氏にフラれ、どん詰まり感がすごかった(笑)」と東京での生活を振り返る。 「次第に、自分の人生は誰かが責任をとってくれるものではない。自分でやりたいことをやらなくてはいけない、という危機感が募ってきたのです。どうやって生きていくか、どういった仕事をして、どうやって暮らしていくか、という自問自答を繰り返していました」 さまざまなイベントに参加したり、自分自身と向き合う時間を重ねていくなかで、自分が育った大好きな町、気仙沼で仕事も暮らしも充実させていきたいという気持ちが揺るぎないものになっていった。その後、都内の飲食店で開催された気仙沼のイベントに参加をした際に、現在の仕事に出会った。 気仙沼に戻ってきた今、千葉さんは、仕事が休みの日も、地域で開催される行事に顔を出したり、手伝ったり、夜も仕事や地域の仲間と打ち合わせや飲みに出ることも多い。プライベートと仕事の境はない。それでも「仕事と暮らしを切り離すのではなく、仕事と暮らしが重なり合っているようなライフスタイルを送れています。東京にいたときには考えられなかったこと。それが今はとっても心地よい」と顔をほころばせた。 仕事をすることで、学びや喜び、そして人のつながりが得られる。それは生活の充実につながる。どん詰まりだった人生を一歩踏み出した先にあったのは、仕事と生活が重なり合い、笑顔あふれる日常だった。 「職場の仲間は公私ともに刺激をし合える関係」と千葉さんは話す 気仙沼を盛り上げる仲間とともに 「気仙沼に帰ろうって決めても、なかなか情報を手にいれることができなくて。仙台や岩手で一度経験を踏んでから…ということも頭をよぎったのですが、あまり考えすぎず、まずは飛び込んでみようと。『えいやっ』という気持ちで気仙沼に戻ってきたんです。こんなにたくさんの移住者がいることも知らなかったし、なによりも同世代の人たちが、地元を盛り上げようって仕事をしながら頑張っていることをはじめて知ったし、とても感動したんですよ」 変わっていたのは、町の光景だけではなかった。さまざまな人が集まり、地域を盛り上げようとする団体があり、地元の人も、移住者も、Uターンした人もいっしょに町を盛り上げていた。 「気仙沼に生きる人たちをとっても尊敬しているんです。なんだりかんだり文句言いながらも結局みんな気仙沼のことが大好きで、自分たちの町のために活動している人がたくさんいる。自分もその輪に入っていきたいなって」と話す千葉さん。地域の女性視点で観光PRを行う「気仙沼つばき会」で活動したり、地域の活動に参加することで、日々自分の中の気仙沼が新しくなっていく。 「私は特別なスキルも持っていないし、何かに秀でているわけではない。気仙沼が好きという気持ちひとつで戻ってきた。でもここで出会ったすばらしい人たちを応援したいし、その輪に入りたい、という想いがあります。そして、私のように、地元愛があるんだけど、都心でモヤモヤを抱えながら仕事をしている人たちの第一歩を踏み出す後押しをしていきたいですね」と意気込む。 「30歳も越えて実家に戻ってきて、正直幸せになれなくてもよい、という思いで帰ってきたんですけど、今めっちゃ幸せです」そう語る千葉さんの弾けるような笑顔が、気仙沼の魅力を最大限に物語っていた気がする。 「震災後、移住者などが多く集う気仙沼はとっても楽しい町!毎日ワクワクが止まらない町です」(千葉さん) 千葉 可奈子(ちば かなこ)さん 気仙沼市松岩地区出身。1985年生まれ。高校まで気仙沼で過ごし、大学進学で町を離れ群馬の大学に入学。卒業後、東京の企業で経理職を担う。2017年4月に地域おこし協力隊として故郷気仙沼にUターン。「気仙沼市移住・定住支援センター MINATO」に配属。自身の体験も踏まえた移住定住支援を行なっている。息抜きは海岸線をドライブすること。
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【開催レポート】けせんぬましごとカフェvol.2 in 仙台
2017年11月10日(金)、「けせんぬましごとカフェvol.2 in 仙台」を開催しました。 けせんぬましごとカフェとは、気仙沼の仕事にまつわるあれやこれやを、ざっくばらんに聞けるカフェのこと。 合同企業説明会でもない、企業面談でもない、比較的フラットな場で、気仙沼の企業のこと、そこで働いているひとたちのことを知ってもらおう、と企画しました。 ●開催概要● □日にち 2017年11月10日(金) □時間 18:30~21:00 □場所 THE 6(宮城県仙台市青葉区春日町9−15 THE6) □参加費 無料 □服装 自由 当日のスケジュールはこちら↓ 19:00 オープニング(趣旨説明+自己紹介) 19:15 企業説明 19:30 トークセッション「経営者だって迷うんです」 20:15 個別相談会 20:45 気仙沼の「今」説明 21:00 クロージング まずは、スタッフ含め参加者全員で自己紹介! 気仙沼の出身小学校、中学校、高校を言えば先輩後輩関係が続々! 今回参加企業は3社、気仙沼の若手トップランナーに来ていただきました。 やかな雰囲気で企業説明がはじまりました。 ☆アサヤ㈱:廣野一誠氏 1850年創業、気仙沼の老舗漁具屋さんです。漁で使う網や、魚を入れる万丈かごなど、漁師さんをはじめとする漁業に関わる人たちに道具を提供する、いわば右腕的存在です。「漁民の利益につながる、よい漁具を」を経営理念に、三陸の漁業への貢献の歴史を167年刻んでいます。長い歴史の中で育まれた信頼は絶大です! http://www.asaya.co.jp/ ☆㈱菅原工業:菅原渉氏 地域の人々が快適で安心して暮らすための環境づくりをし、コーポレートスローガン ”このまちを、つくる“ のもと日々『まちのインフラ』を支えています。また、互いの地域の課題を解決し支え合う目的で、インドネシアに技術発信する事業も動き始めました。地方の中小企業のチャレンジがどんどん新しいステージに進んでいます!地方の建設業だからこそ味わえる仕事感を一緒に味わってみませんか?http://sugawarakogyo.co.jp/ ☆北斗㈱:武田充広氏 大きな建物の骨組みとなる鉄骨の設計・製造・施工を手がける会社です。国土交通大臣に指定された「全国鉄骨評価機構」から、上から2番目評価の「H グレード」に認定されています。つまり、「良質な鉄骨を製造しうる能力を有する工場」なのです!気仙沼のみならず、関東エリアからも発注依頼を受けており、気仙沼を軸に全国に活躍の場があります! http://www.hhokuto.com/ 続いてトークセッションでは、「経営者の迷い」をテーマにお話いただきました。若手トップランナー同士共感しながらのトークセッション。会話に花が咲きました! 最後は個別相談会!時には真剣に、時には冗談を言いながら、参加者一人一人とじっくり話しをする時間です。 この後、懇親会でさらに盛り上がったという噂も…。 気仙沼でどんな人たちがどんな思いで働いているのか、たっぷり感じていただける時間だったのではないかと思います。 企業の方、参加者の方双方にとって実りのある時間になったのではないでしょうか。最後に、参加者の声をお届けします。 『Uターンしたいと思っている仲間にも出会える、気仙沼のことが知れる』 『生活を築く仕事を紙面やwebだけでなく、いろんな話をきけた』 『話を聞くだけでも、この場に来るだけでも楽しい』 今後も開催予定の「けせんぬましごとカフェ」に、ぜひぜひご参加ください!
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【UIターンインタビュー】スキルを活かし、町を輝かせる。
デザイナーとして夢のような光景 自らデザインしたものが、雑誌で特集され、有名店に並ぶ。街を歩く若者たちがそれを身につけている——。 デザイナーになるという夢を追い求め、気仙沼市唐桑町から東京に上京した鈴木歩さんにとって、渋谷原宿といった若者が集う街で、そんな夢のような光景が広がっていた。 「実家が呉服店を営み、小さいころから美術の先生になりたいと思っていたんです。より深く学ぼうと、町を離れ進学した仙台の高校でデザインに出会いました。当時は地方でデザインの仕事ができるとは思ってもいなくて、デザイナーとして成功したいという夢のために東京に出てきた。大学の教科書の制作などデザインの基本となるDTPを実践のなかで学んだりと、地道にキャリアを積んでいました。転職したファッション雑貨を手がける会社でデザイナーとして働いていた時に、ヒット商品が生まれました。自分が手がけた商品が街に溢れる光景を見て、本当に嬉しかったんです」 夢だったデザイナーとしての成功へ大きな足がかりとなるはずだった、ヒット商品の誕生。東京での生活は、苦労も多かったが、その分、充実感と意欲に満ちたものだった。 大好きな故郷を襲った東日本大震災 そんなとき、東日本大震災が鈴木さんの故郷を襲った。 テレビを通して流れる故郷気仙沼の状況に、「映画を見ているようで、まるで自分ごととは捉えられなかった」と鈴木さんは振り返る。実家とも連絡がつながらないなか、姉と兄と共に、物資を積んだトラックで実家に走った。無心になって車を走らせ、辿り着いた故郷。そこに、生まれ育った港町の面影はまったくなかった。 「今まで弱音ひとつ見せずに厳格な父親像を貫いていたお父さん。下にうつむき涙をこらえている後ろ姿を見たとき、胸に込み上げる想いがありました。」 壊滅的な被害を受けた故郷は、鈴木さんが大好きな町だった。気仙沼市街地から車で20分。複雑に入り組むリアス式海岸特有の雄大な景観が楽しめる唐桑半島。 「小学生のときが本当に楽しくて。岸壁で釣りしていると近所のおじちゃんがウニをくれたり。半年かけて、地元の竹を組んで浜全体を装飾していく祭りがあったり、唐桑の漁師が寄港した世界60ヶ所以上の料理を地元の食材で再現するイベントがあったり、とにかく親世代がまちづくりにとても熱心な環境だったと思います。『田舎だから嫌だ』って思いはなくて、本当にキラキラしていたイメージだった。中学卒業とともに町を離れてしまったけれど、あの頃の父親世代のまちづくりに熱心だった大人が単純にたのしそうで、それでいてかっこよくて。『自分も大人になったらあんな風になりたいなあ』と憧れを抱いていた」と話す。 そんな大好きな町の大きな被害に鈴木さんは落胆した。しかし、震災を生き延びた気仙沼の人々に触れていると、海とともに強く生きる唐桑の人々の心は変わっていなかったことにも気づかされた。 「すぐにでも地元に帰りたかったけれども、当時、デザイナーはまったく必要とされていなくて。私自身、戻ったところでなにができるんだろう、という思いがありました。自分自身の力を発揮できるタイミングがくるまで、東京で頑張ろうと思ったんです」 「デザイン」の意味を自問自答し、故郷へUターン 東日本大震災からの日々は、彼女の夢であった「デザイン」に対する想いにも変化をもたらした。 「これまで、雑貨などのプロダクトをデザインしてきて、ヒット商品も生まれ、とても充実していました。でも私がデザインしたものは、津波で流されてしまって…。結局誰を幸せにするものなんだろう?モノってなんだったんだろう?と考えるようになったんです。これまで大量生産、大量消費のデザインに関わってきたからこそ、モノの価値、そしてデザインのもつ意味を深く考えさせられたんです」 そんな想いを抱えつつ、東京で自らのスキルを高めていた鈴木さん。震災から3年経つころになると、復旧から復興へとフェーズが変わっていった。 「そのころになると気仙沼でも工場が建ちはじめ、新しい商品ができるようになっていました」 そんな折、都内のイベントに参加をした鈴木さんは、気仙沼でデザイナーを募集していることを知った。しかも実家から10分ほどの場所。 「これは運命だ、と思いました。それでも、夢を叶えてくれた東京での生活も嫌いではなかった。気仙沼に戻って、今後もデザインをやっていけるのか不安は大きかった」と話す。しかし、それとは裏腹に「今戻らなきゃ」という想いが次第にどんどん強くなっていった。 そして、「デザインで地元の役に立ちたい!」という想いのもと、2013年8月に出身地の唐桑に戻ってきた。以来、ホームページのデザイン、新商品パッケージのデザイン、企業ロゴデザインなど、自らのスキルを活かして地域の魅力を発信している。 「地方」で自ら可能性を手に入れる 地方でデザインの仕事をしていくにつれ、鈴木さんのなかに意識の変化があった。 「東京で仕事をしていたときは、消費者のことばかりを考えてデザインしていたなと感じたんです。ここではより作り手を意識してデザインと向き合えています。伝えたいことや想いがあって依頼してくださった方の想いをしっかりと受け止め、作り手の伝えたい想いが欲しい方に届く。発信をしていきたいと思っています。『ありがとう』って泣いて喜んでくれた方もいて。気仙沼でデザインをするということは、大きな決断だったけど、ここでやってきて本当によかったなと思っています」 地方でデザインの仕事はできない、と思っていた。しかし地方こそモノづくりの現場があり、その作り手たちの想いをカタチにすることで仕事は生み出せることに気づいた。 震災直後、キャンドルを灯して家族で囲んだ食卓が忘れられずに、制作した『pensea SEASIDE CANDLE』。気仙沼の輝く海をイメージしている(写真提供:鈴木歩) しかし、地方ではデザインにハードルの高さを感じている市民が多い現状があることも事実。デザインをより身近にするために、鈴木さんは子どもたちに注目した。 「自分の描いたものをデータにして組み合わせたり、iPadを使って色をつけてみたり、写真を組みあわせてみたり、子どもたちがデザインに触れられるワークショップを行っています。まずはデザインを身近に感じてもらいたい。そして子どもたちがデザインに興味をもてば、自然と親も変わっていくと思うんです」 地域の子どもたち向けのデザインワークショップを行う鈴木さん 「地方」だから、やれることに限りあるのではなく、未開拓の「地方」だからこそ、可能性は無限だ。自らのスキルを活かし、地域を盛り上げ、さらにその活躍の場を自ら開拓していく。そんな鈴木さんの生き方に、地方でのスキルを活かし方のヒントが隠されているのかもしれない。 若手経営者に向けた人材育成プログラム「経営未来塾」に参加するなど、自らの活動領域を広げることにも取り組む (前列左から4番目が鈴木さん) 鈴木 歩(すずき あゆみ)さん 気仙沼市唐桑地区出身。1980年生まれ。中学卒業後町を離れ、仙台の高校へ進学。デザイナーを志し、上京するも東日本大震災を契機に2013年8月に故郷唐桑にUターンした。現在はスキルを活かし商品パッケージや広報、WEBデザインなどさまざまなPRを手がけている。趣味は、大好きな海をフィールドに遊べるサーフィン。
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【開催レポート】けせんぬましごとカフェvol.4 in 仙台
今回は、気仙沼地域開発㈱スペシャル! 来年度新しく内湾に完成する商業施設の事業施行及び管理をする会社です。 大島へのフェリー乗り場がある、まさに気仙沼の「顔」となる場所に新たに出来る商業施設。 津波で流されてしまったあの場所を、新しく作り上げる。そんなお仕事です。 ☆気仙沼地域開発㈱:千葉裕樹氏 2011年3月11日。東日本大震災によって三陸沿岸は多大なる被害を受けました。気仙沼市も産業・商業の中心であった内湾エリアを含め、大きな被害を受けました。特に、気仙沼市の基幹産業である漁業に対する被害は大きく、震災から6年半経った今も完全なる復旧には至っていません。気仙沼市が本当の意味で復興していくためには、震災前の状態に戻るのではなく、「100年先を見据えて」新しい産業基盤、新しい人の流れを生み出す、これまでにないまちづくりをしていく必要があります。今回の事業は、まさにその意志を象徴するものとなります。 https://drive.media/career/job/18218 まずは、恒例のスタッフ含めた参加者全員の自己紹介! 今回は、8割の方が気仙沼出身者また気仙沼出身者ではない方も頻繁に気仙沼に来られている「気仙沼愛」の濃い回となりました! 同じ地区の出身の方がいると、思わず反応して知り合いがいないか確認する。繋がりの多い町気仙沼ならではの”あるある”も! 次にスタッフからの「中小企業で働く面白さ」の説明があった後は、地域開発の千葉さんからの企業説明です。実は気仙沼出身の千葉さん、2年前にUターンしてきました。 気仙沼の顔を作り上げようとしているこの会社で、1人実働部隊として東奔西走するからこそ、気仙沼の良いところだけでなく、ダメなところも嫌なところも十分すぎるほど経験されました。それでも「気仙沼から出ていった先で家を建てる同級生が、『ああしまった。気仙沼に家建てればよかったな』そう思うような、気仙沼にする」と語る言葉には熱がこもります。 気仙沼中が期待を寄せる場所を担う、その覚悟の底に、圧倒的な情熱と気仙沼愛を感じます。 千葉さんからの説明の後は、ワークショップに移ります。 テーマはずばり「内湾を盛り上げるアイディア100本ノック」まだまだ建設途中の内湾商業施設。新設される施設では、たくさんのイベントを催す予定です。そのアイディアを参加いただいた皆様にエリアマネージャーとして考えて頂きました! アイディア100本ノック!どんどん付箋に意見が書かれてゆくのは、気仙沼への想いがたくさんあるからでしょうか? 個人で出したアイディアを2グループに分かれてシェアしてもらいました。 「食器やカトラリーを持ち込んで、フードを買えるように!」 「ケンカOK荒くれ酒場を作る!」 「おちゃっこ飲みブースを設けて、子どもと大人が共存できる場所をつくる!」などなどなど!たくさんの意見がでました。 出た意見の中には、既に実際に動き出している案も! また、今回のワークショップで改めて実行を決意した案もあったりと、気仙沼の顔を作る為に参加者全員の想いを分かち合えた時間となりました。 スタッフによる気仙沼での暮らし方紹介をし閉会した後も、様々な方と懇談される姿が会場撤退時間ギリギリまで見られた今回のけせんぬましごとカフェvol.4。 働くことだけでなく、気仙沼で起きていることに仙台でじっくり関われる時間が生まれたのではないかと思っています。 気仙沼で働くことは、気仙沼で暮らすこと。どうせ移り住むなら、気仙沼愛を温めて、ワクワクして、気仙沼に来ませんか? 「けせんぬましごとカフェ」これからも開催していきますので、ぜひお気軽に足を運んでください。 ○開催概要 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ □日にち:2018年2月9日(金) □時 間:19:00〜21:30(開場 18:30) □場 所:ソシラボ(宮城県仙台市青葉区一番町2丁目2-8 IKIビル10F) □参加費:無料 □服 装:自由 □タイムライン 19:00 開会・アイスブレイク 19:30 募集内容紹介「内湾まちづくりプロデューサー」→今回の求人内容や事業の詳細についてご紹介 20:00 ワークショップ「内湾を盛り上げる100本ノック」 21:15 気仙沼の暮らし紹介 21:30 終了
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【開催レポート】けせんぬま Welcome Party 〜気仙沼生活へようこそ!2018〜
みなさんこんにちは。チーフ・ターンコーディネーターの加藤航也です。 2018年4月20日(金)に「けせんぬま Welcome Party 〜気仙沼生活へようこそ!2018〜」を開催しました。 けせんぬま Welcome Partyは、気仙沼への移住者やUターン者、気仙沼で活動する若者や先輩たちをつなぐ場として、気仙沼市内で開催している交流会です。 この春から気仙沼での生活を始めた方や、この2〜3年でUIターンした方々と、そうした彼らをサポートすべく集まった移住サポーターの方々(気仙沼でさまざまな取り組みをしている気仙沼の先輩たち)、合計54名が参加したWelcome Party 。 まずは参加者同士を知る場として、UIターン者も移住サポーターも、みんなごっちゃのグループで自己紹介からスタートです。 自分の得意なこと、気仙沼で挑戦してみたいこと、を話しました。 会場の雰囲気が和んだところで、移住サポーターのみなさんから、けせんぬま生活がより楽しくなる取り組みをご紹介いただきました。 <参加いただいた移住サポーターの活動一覧> ▶︎気仙沼まち大学 海の市 2 階にある会員制シェアスペース『□ship(スクエアシップ)』 の運営をしています。お一人での作業やミーティングスペース、リラックススペースとして使用したり、イベントを行うこともできます!また、気仙沼の魅力やまちの動きを知っていただく『まちづくりカフェ』というイベントを定期的に開催しています。誰でも気軽に参加できますので、ぜひ遊びにきてください〜! ▶︎気仙沼地域戦略(気仙沼クルーカード / ちょいのぞき) 漁業の町・気仙沼市は、観光庁が指定した「日本版DMO」(観光地域づくり)の先進地域で、民間企業・行政が垣根を越えて「観光で稼げる地域経営」を目指し、観光の戦略立案やマネジメントを行っています。その中で(一社)気仙沼地域戦略はマーケティング、商品(観光プログラム)開発の役割を担い、①気仙沼の仕事や暮らしの魅力を体験できるプログラム「しごと場・あそび場ちょいのぞき」②市内外の関係人口を増やし地域全体の顧客リストをつくるポイントカード「気仙沼クルーカード」の運営をしています! ▶︎ば!ば!ば!プロジェクト気仙沼 ば!ば!ば!プロジェクトは、自分たちが暮らしている「気仙沼」という場所の魅力をたくさん探って、発見し、地域に伝えるというプロジェクトです。「ば!」とは驚いた時によく用いる気仙沼の方言なんですよ!メンバーは、現在21歳〜54歳まで幅広い年代で構成させており、昨年11月にはメンバーで安波山MAPを作成しました!その他にも気仙沼の魅力を知るワークショップを開催してます。誰でも自由に参加できるので、たくさんの方々と交流が出来ます。また気仙沼のこんなことを知りたい!自分でこんな企画をしたい!なども大歓迎ですよー。みなさんもメンバーと一緒に気仙沼の「ば!」を発見し、伝えてみませんか? ▶︎認定NPO法人底上げ できる感覚を、動く楽しみを、生きる喜びを、すべての若者に。底上げは地域の高校生が自分の地元に目を向け、主体的に活動していくことをサポートしている団体です。誰も正解を知らない、将来が不確かな社会に生きている今、高校生が自ら考え動く主体性を育み、多様な人と協働する力を身につけていけるように、活動のサポートや色々な人やものとの繋ぎを行っています。ぜひ、気仙沼の高校生たちの、自分の思いに沿った活動を応援しにいらしてください! ▶︎からくわ丸 唐桑のまちづくりサークルです。地元&Iターン者の20-30代が約20名集まって活動中。震災の翌年の2012 年に設立して以来、唐桑地域にあるものを活かして子どもたちに遊びと学びの場を提供してきました。地域を元気にするために、ゆるく楽しく唐桑で自分がやってみたいことができる「場」、それがからくわ丸です。 ▶︎11back(co-ba) 2014年8月に気仙沼初のシェアオフィスとして南町にオープン。個人事業主や法人などが利用する共同事務所としての機能のほか、co-ba会員の企画イベントや、市民の持ち込みイベントなども行えるスペースとしても活用されています。中でも「11back」というイベントは毎月11日の夜に集まろうと、2015年より30回以上、のべ500人以上が参加しているイベントになっています。 ▶︎ゲストハウス架け橋 階上にある古民家を自分たちでリノベーションしてゲストハウスとして運営しています。昼間は絵本カフェとして地域の母子の集まる場所、夜は地域外から来る人の宿泊場所、そして移住者や地元の方の交流の場となっています。みんなでごはんを食べたり、カードゲームをしたり、好きなことについて話したり、そんなイベントをたくさんやっています。架け橋に来れば誰かに会える、友達ができる、一緒にごはんが食べられる、そんな場になっているのでぜひ気軽に遊びに来てください! ▶︎NPO法人浜わらす 浜わらすは子ども達が浜の暮らしを楽しくしていく団体です。お腹が空いたら、釣りして魚を食べる、す潜り、サーフィン、スタンドアップバドルボード等々、遊びのフィールドは無限!疲れたらツリーハウスでお昼寝です。海のまちで暮らすなら、みんなも一度浜わらすになってみよう! ▶︎気仙沼青年会議所(JC) 青年会議所(JC)とは、時代の担い手として「明るい豊かな社会の実現」を同じ理想とする20才から40才迄の青年男女の団体です。日本全国では701のJCに4万人が入会し、宮城県内には気仙沼JCを含め11のJCがそれぞれの地域で活躍しています。気仙沼JCでは、5月28日に、『今日からやれる「親道」プログラム』の開催を予定しています。 ▶︎気仙沼商工会議所青年部(YEG) 商工会議所青年部は地域社会の健全な発展を図り次代への先導者との責任を自覚し地域の経済的発展の支えとなり、豊かな住みよい郷土づくりに貢献する、地域の青年団体です。事業としましては、地域の子供達に地元企業の良さを伝える地域教育や仲間と一緒に協力して何かを成し遂げる事の大切さを学ぶ8の字跳び大会を実施予定。また、インドネシアとの国交樹立60周年ともあり、みなとまつり時の青年部主催のインドネシアパレードを皆さんと盛り上げて行ければと思ってます。 ▶︎気仙沼市担い手育成支援事業(ぬま塾・ぬまトーク・ぬま大学) 気仙沼に住む10~30代の若者を対象に、「気仙沼の地域や人を知りたい」「同世代とまちについて話してみたい」「気仙沼で何か自分でやってみたい」という気持ちを応援し、形にするプログラムを行っています。自己成長に繋がる学びを得る、新たな仲間と出会いそれぞれのやりたいことを仲間とともに深める、地域の魅力や課題を発見し、気仙沼に住む若者一人一人が成長し、“やりたい”気持ちを形にすることにより、地域に関わる若者、地域で活躍するまちづくりの担い手を育みます。 ▶︎ひこばえ(高橋えり) 2015年10月に気仙沼に移住。環境に優しい仕事をしたいと考え、2017年2月9日に個人事業をたちあげ、東北の農産物を活用したパンの製造・販売、パン教室を展開する傍ら、子供服のリユース・リサイクル事業「みんなのたんす」の立ち上げ準備を進めている。 ▶︎ちくちく先生 冨永めい千葉県出身、2012年に気仙沼に移住。移住をきっかけに、趣味だった刺繍を教える活動を始める。現在はイベントや催事などで自身の作品を販売するかたわら、刺繍の魅力や創る楽しさを伝えるワークショップを大人やこどもなどを対象に、幅広く実施している。 ▶︎気仙沼市バスケットボール協会 ようこそ‼︎気仙沼へ‼︎気仙沼はバスケのまち‼︎…と思っている気仙沼市バスケットボール協会です‼︎気仙沼市バスケットボール協会では、バスケ経験者、未経験者どなたでも楽しく参加できるイベントが盛りだくさん‼︎未就学児向けのバスケイベント「ちびバス広場」もやってます‼︎気仙沼でバスケライフをエンジョイしましょう〜〜(☌ᴗ☌)。 ▶︎気楽会 「今ある気仙沼を積極的に楽しもう!」「気仙沼を自発的に楽しくしよう!」という想いを持つ、地元有志の集まりです。毎週「定例会」を開きコーヒーを片手に、雑談中心にそれぞれが普段考えていることや思いついたアイデアを気軽に出しあっています。雑談の中でなんとなくアイデアが一つの方向に盛り上げれば、いざ実行!できることを自分たちですぐやってしまうのが気楽会のスタイルです。 どれも気軽に参加できて、地域を知ることのできる活動ばかり。こういった活動がたくさんあるのも気仙沼の魅力のひとつです。 去年参加者として参加していた人が、今回は受け入れる側の先輩として話をしている姿はとても印象的でした。 そして後半は懇親会へ。この春から気仙沼へやって来たUIターン者同士はもちろん、先輩移住者や移住サポーターたちとも、つながります。 会の最後に、今年Uターンで戻ってきた参加者の一人がみんなに呼び掛けました。 「わたし、高校の頃に競技かるたをやっていて、気仙沼に帰ってきたからまたやりたいんです。一緒に競技かるたやってくれる人いませんか?」そんな声に、一緒にやりたいと手をあげる数名の参加者の姿が見られました。自分がやりたいと言ったことを、面白がって一緒にやろうと言ってくれる仲間が見つかるー。そんな素敵な“空間”がこの短時間で生まれたことに、気仙沼の魅力と、とてつもないエネルギーを感じました。立場も年齢も地域も越えて繋がることで、これからの気仙沼での生活に新たな彩りが加えられる、そんなきっかけの会になれたように思いました。参加いただいたみなさん、ありがとうございました!