「仙台市」に
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ふるさと納税を活用した「教育パッケージ」が令和6年度から創設されます
【令和6年度から10年間で18億円規模を投資】 ふるさと応援基金(ふるさと納税)を活用した 「教育パッケージ~人口減でも人材豊富に~」を創設 気仙沼市では、少子化のなか、大切な子供たちの能力を最大限に引き出し伸ばすため、 ふるさと納税を活用した「教育パッケージ」が創設されます。 本パッケージにより、令和6年度から10年間で約18億円規模を新たに教育環境の充実のために投資されることになりました。 「教育パッケージの取組内容」 Ⅰ 子供への 投 資【 10 年総額10億円 】 ・未来をのぞく旅「中学生修学旅行」の進化(大阪・関西万博、JAXA、JAMSTEC、KEK等を加える) ○中 「小学生科学校外学習」の進化(仙台市科学館、仙台市天文台、ナノテラス等) ○小 ・人生を変える一冊に出会え「学校図書」の充実 ○小 ○中 ・あの人に会いたい「講演会・体験会」の定期実施 ○小 ○中 ・学力向上もっと前に進もう「AIドリル」の導入 ○小 ○中 ・考えを組み立てる「プログラミング教材」の導入 ○小 ○中 ・みんな英語の達人 English Weekend「ALT増員による幼少期からの週末英語教室」の実施 ○幼 ○保 ○小 ○中 Friends in the World「マンツーマンオンライン英会話」の導入 ○中 All English Local Trip「国内語学研修3泊4日」の実施 ○小 ○中 Short Time English Study Abroad「海外短期語学留学」への派遣 ○中 ○高 EIKENzchallenge for 3rd Grade「英検」の受検料全額免除 ○小 ○中 ・目指せ「JAPAN」のユニフォーム 「フェンシング専用練習場」の創設、「大学等と連携した指導体制」の充実、「スポーツ施設と指導のデジタル化」の推進 ○小 ○中 ○高 Ⅱ 誰一人 取り残さない 【10 年総額 2.5億円 】 ・「分からない」をつくらない「つまずき確認テスト」の実施 ○小 ○中 ・自分を知り個性を伸ばす「特別支援教育ソフト」の導入 ○小 ・誰もの居場所を確保する「不登校・別室登校支援・学習サポーター」の増員 ○小 ○中 ・子供の居場所づくりをする「民間団体」への経済的支援 ○小 ○中 ○高 ・放課後の遊びや生活の場である「学童保育センター」の運営の充実 ○小 ・海と生きる気仙沼コロナの挽回「プロインストラクターによる水泳補講」の実施 ○中 Ⅲ 先 生への 投 資 【 10年総額 3.5 億円 】 ・動画で予習・研究「指導者用デジタル教科書」の完全導入 ○小 ○中 ・あなたの隣にカリスマ教員「マイスター教員」の雇用と派遣 ○小 ○中 ・大学教員、民間講師から学ぶ「指導力向上研修、先進地視察」の実施 ○幼 ○保 ○小 ○中 Ⅳ その他 新 規 【 10年総額 2億円 】 ・今後の新たな取組について随時追加していきます。 *詳細についてはこちらの資料をご覧ください
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【11/1(水)】 みやぎ移住交流フェア プレイベント 開催のお知らせ!
これを見たら、「みやぎ移住・交流フェア」をもっと楽しめる! みやぎ移住・交流フェアのプレイベントとして、オンラインのトークイベントが開催されます! コンビ芸人「駆け抜けて軽トラ」のおふたり(自称カトパンの餅田コシヒカリさんは仙台市出身!)と、 移住して自分らしく生きる気仙沼女子の3人をゲストに、宮城の魅力をたっぷり語ります! 気軽に楽しいトークとなっていますので、宮城にご縁がある方も、まだ全然ないよという方も、 ぜひゆる~くご視聴ください。 MINATOから千葉と佐藤が出演!楽しみです〜! <イベント概要> 開催日時:11月1日(水)19:00~20:00 申込締切:2023/11/01(水) 開催場所:オンライン(ウェビナー) 参加費:無料 定 員:なし 申込フォーム:https://forms.gle/aup1KSbkd6BRfYMN8 イベント詳細についてはこちら イベントチラシはこちら 主 催:宮城県 共 催:認定NPO法人ふるさと回帰支援センター
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【12/4(日)開催!】みやぎIJUカフェ ”コーヒーコーヒー”
宮城県内各地域のコーヒーを味わいながら、県北、県南、沿岸部の魅力を知ることのできるイベント! 宮城県内各地域のコーヒーを味わいながら、県北、県南、沿岸部の魅力を知り、 素敵な音楽やライブも楽しめるどなたでも参加できるイベントです。 各エリアの移住相談員が、地域での暮らし方、働き方などについてもお話しさせていただきます。 沿岸ブースには、気仙沼からMINATOスタッフも参加します! また、本イベントと同時開催で行われる「地域じまん大会」では、『ソトコト』編集長の指出一正さんをゲストに迎え、 各地域のリアルな体験談や魅力を生で聞くことができますので、どうぞお気軽にご来場ください! お待ちしております。 ○開催日程 2022年12月4日(日) ○会 場 CROSS B PLUS 宮城県仙台市青葉区大町1丁目1-30 新仙台ビルディング1階 ○みやぎIJUカフェコーヒーコーヒー ・11:00~17:00 ・御予約不要、入場無料(コーヒーが無料で試飲出来ます!) ・出展者 県北:準喫茶カガモク 県南:〇〇とコーヒー 沿岸:I-HOPCAFE、名前のないコーヒー屋 ・ゲストLIVE いしのまき観光大使 萌江さん DJ SAAAさん ○地域じまん大会 ・14:00~15:30 ・要予約、鑑賞無料 申込URL:https://forms.gle/Y4G7XdEhFgBpA6tBA ・ゲスト『ソトコト』編集長 指出一正さん ・登壇者 栗原市六日町地区地域おこし協力隊 三浦大樹 南三陸ワイナリー 吉島有紀 東松島市地域おこし協力隊 神成夏海 まるもり移住・定住サポートセンター相談員 橋本沙耶花 ○イベントチラシはこちら ・表 / https://miyagi-ijuguide.jp/wp/wp-content/uploads/2022/11/20221110.pdf ・裏 / https://miyagi-ijuguide.jp/wp/wp-content/uploads/2022/11/20221110-2.pdf ○お問合せ 一般社団法人ISHINOMAKI2.0 内 石巻まちのコンシェルジュ TEL:0225-98-9969 MAIL:navi@ishinomaki2.com
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【2/12開催】第3回「宮城まるごとオンラインMeetup!」
テーマは「宮城の地域おこし協力隊」 「地域おこし協力隊」という制度をご存知ですか?移住される方の仕事の選択肢のひとつとして注目されています。 宮城県内での「地域おこし協力隊」の活動内容や気になる疑問について、市町村等の担当者がお答えします。 地方での働き方やこれからの キャリアづくりの情報収集の場として、ぜひご参加ください! イベント概要 日時 2022年02月12日(土) 14:00~15:30 実施方法 Zoomミーティング 参加費 無料 定員 15名程度 参加自治体 気仙沼市 仙台市 名取市 大崎市 栗原市 登米市 南三陸 女川町 タイムテーブル 14:00 趣旨説明 14:05 市町村・参加者 自己紹介/地域の紹介 14:40 グループトーク① 14:55 グループトーク② 15:10 グループトーク③ 15:25 感想シェア/お知らせなど 15:30 終了予定 申込み方法 イベント詳細・お申し込みはこちらのページをご覧ください。 主催 宮城県 共催 認定NPO法人ふるさと回帰支援センター(東京オフィス2022年 第72回ふるさと暮らしセミナー)
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【1/22開催】「宮城まるごとオンラインMeetup!」
「宮城だからできる暮らし」をテーマに、実際に住んでみて分かったことや地域ならではの習慣など、ざっくばらんにお話します。情報サイトではなかなか見つけられないような気になることを直接、市町村に聞ける交流型イベントです。今の暮らしの中では想像していないようなちょっとした発見があるかもしれません。ぜひこの機会に宮城の暮らしに触れてみてはいかがでしょうか。 イベント概要 日 時 2022年1月22日(土) 14:00~15:30 実施方法 Zoomミーティング 参加費 無料 定員 15名程度 参加自治体 気仙沼市 仙台市 名取市 大崎市 栗原市 登米市 南三陸町 女川町 タイムテーブル 14:00 趣旨説明 14:05 市町村・参加者 自己紹介/地域の紹介 14:30 グループトーク① 14:55 グループトーク② 15:20 感想シェア/お知らせなど 申込み方法 イベント詳細・お申し込みはこちらのページをご覧ください。 主 催 宮城県 共 催 認定NPO法人ふるさと回帰支援センター(東京オフィス2022年 第72回ふるさと暮らしセミナー)
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【12/11開催】「宮城まるごとオンラインMeetup!」
「宮城で自分らしく働く」をテーマに宮城県の7市町村の人と話ができるオンラインイベントです。 気仙沼ももちろん参加します! 宮城での働き方に興味のある人はぜひお越しください! <イベント概要> 日 時:2021年12月11日(土) 14:00~15:30 実施方法:Zoomミーティング 参加費 :無料 定 員:15名程度 登壇者 :気仙沼市移住・定住支援センター MINATO/栗原市/登米市/仙台市経済局地域産業支援課/丸森町商工観光課商工班/丸森町子育て定住推進課定住推進班/南三陸町移住・定住支援センター/一般社団法人ISHINOMAKI2.0 石巻まちのコンシェルジュ/NPO法人ふるさと回帰支援センター みやぎ移住サポートセンター ●タイムテーブル ・14:00 趣旨説明 ・14:05 市町村・参加者 自己紹介/地域の紹介 ・14:30 グループトーク① ・14:55 グループトーク② ・15:20 感想シェア/お知らせなど 申込み方法:お申込みはこちらのページから イベント詳細はこちらのページからご覧ください! 主 催:宮城県 共 催:認定NPO法人ふるさと回帰支援センター(東京オフィス2021年 第488回ふるさと暮らしセミナー)
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【2月23日(日)開催】けせんぬましごとカフェVol.12 in 仙台「#ローカルで攻める」
大企業に入って出世して。それが一番で、その為にいい大学に入って、人口の多い東京はマーケットが大きいからそこに行って。 そこのルートが一番かっこいいし、安全。そこから、二番三番と続く。 そんな考えが頭にあって、でもどこかでそれって違うんじゃないかな。と思っている。 気仙沼には、違うと思って、走り出している人がいます。 自分の思う事を思いっきりやってやる。せっかくの今なんだから。そんな人の話しを聞くトークセッションです。 違和感がある方、ぜひ来てください。 〜けせんぬましごとカフェとは〜 気仙沼に限らずローカルでの生活を考える上で欠かせない事。それは働くということ。 起業してもいいし、一次産業してもいいし、地元の企業で働いてもいいし。選択肢はたくさんあると思います。 でも、いずれにしてもイメージが湧かないですよね。流行りの移住センターの人が喋っても「本当にそうなの…?」って思ったり。 ということで、実際に気仙沼で働いている人の話をゆっくりじっくり聞く場を設けました。 ゆっくり話を聞けば、その人の持っている哲学が浮かんできます。 移住するしないに関わらず、地方で働いている方の等身大の話を通して「働くってなんだっけ」みたいな事に触れられるデトックスタイムとして、ぜひお気軽にご参加ください。 <イベント概要> 日 時:令和2年2月23日(日) 13:00~15:00 場 所:ROUGH LAUGH仙台店 (〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央3丁目4−12) 参加費:無料 ゲスト:気仙沼市地域おこし協力隊 加藤広大 <タイムスケジュール> 13:00 START 13:20 気仙沼紹介 13:30 トークセッション 15:00 CLOSEお申し込みはこちらから 主 催:気仙沼市移住・定住支援センター MINATO
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【2月22日(土)開催】けせんぬましごとミーティング
「地方の魅力」や「地方に住むという事」を実際に地元気仙沼市の複数の企業と会い、話を聞ける「場」。 それが『けせんぬましごとミーティング』です。 各企業の担当者が、「どんな観点で企業選択してきたか」をリアルにお伝えするので、判断の幅を広げる絶好の「場」として。 また元リクルートで人材コンサルタントをしている推進員が相談コーナーにいるので、就活相談に個別でご対応致します。 ご興味のある方は、是非お気軽にご参加ください。 「気仙沼市地域雇用創造協議会とは」 気仙沼市内の事業所の魅力向上や事業拡大の取り組みを支援し、若者を中心としたコミュニティの形成や新卒学生の採用支援、UIJターンなどの転職受入促進を行い、気仙沼の産業と人材の活性化を目指しています。気仙沼ならではの採用のカタチ『地域で採用し、地域で育てる』をコンセプトとした取り組みを実施しています。 <イベント概要> 日時:2022年2月22日(土) 13:00~16:00 場所:仙台アエル21階 (TKPガーデンシティ仙台ホール21D)〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央1丁目3−1 対象:求職者の方(今春卒業予定者歓迎) 社会人予約不要・服装自由・お気軽にご参加ください! 【参加予定企業】 ①株式会社 阿部長商店 ②株式会社 かわむら ③社会福祉法人 キングス・ガーデン宮城 ④医療法人社団 湖聖会 ⑤株式会社 フジミツ岩商 ⑥休暇村 気仙沼大島 □その他気仙沼市移住定住情報コーナー・相談ブース等
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けせんぬましごとカフェvol.9 in 仙台~とことん船づくりについて語る夜~
9回目にしてやっとです。 気仙沼の「造船」についてやります! 漁師さんの命といえる船をつくる仕事。 船を持つというのは、値段も意味も家を持つ以上の事です。 そんな人生のパートナーを作る仕事について、たっぷり聞けます。 気仙沼では2015年に新たな造船会社「株式会社みらい造船」ができました。既存の4社の造船会社と3社の関係会社から成る会社です。 明治時代からの自社の看板を下ろしてまで新しい会社を作った訳は「みらい」という言葉に凝縮されています。 それをぜひ感じに来てください。 ゲストは、株式会社みらい造船の中居武志さんです。 お話しするのが苦手と仰っていますが、聞けば絶対ワクワクすること間違いないです。 だって、こんなにキラキラした目をしながら仕事の話をする人、いないです。 ぜひ、中居さんに会いに来てください。仙台でお待ちしております。 ○概 要○ 日 時:令和元年12月18日(水) 19:00~21:00 場所:ソシラボ(宮城県仙台市青葉区一番町2丁目2-8 IKIビル10F) 参加費:無料 主 催:気仙沼市移住・定住支援センター MINATO、株式会社プロジェクト地域活性 申 込:こちらから
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【UIターンインタビュー】仙台と気仙沼。複数拠点で「暮らすように、働く」
複数拠点、複数ワークという生き方 移住だけが大好きな町との関わり方ではない。所属や場所に捉われることのない自由な働き方。そうした生き方のなかで、気仙沼という町に関わり、次第にその濃度が濃くなっていく。それも町の魅力化につながる。 宮城県仙台市出身の江川沙織さんはそんな生き方を通じて気仙沼に関わっている一人だ。住まいは仙台市。仕事は気仙沼市に拠点を置く認定NPO法人底上げ、そして岩手県で活動するNPO法人wiz.で、それぞれプロジェクトに関わっている。 気仙沼では地域の高校生と大人の対話の場作りや、東北の高校生が渡米し、地域貢献とリーダーシップについて学ぶプログラムのサポート、そして岩手県では大学生の実践型インターンシップのコーディネーターのサポートや、地域おこし協力隊の活動支援などを行う。それ以外にもプロジェクトベースでの仕事も多いという。 「ふだんは家で仕事するか、近くのカフェで仕事することが多いですね。ミーティングもオンラインでやれますし、パソコンがあればどこでも仕事ができてしまうので。必要に応じて数日間から1週間、2週間など現地に滞在して仕事をするという暮らしを送っています」 ちなみに、取材時の前後のスケジュールを伺うと、4日間ほど気仙沼に滞在し、そのまま岩手に移動して1週間ほど滞在する予定だという。なんともハードなスケジュールのようだが、江川さん本人はどこ吹く風。「それぞれしばらくぶりの現場で、会いたい人たちにも会えるので楽しみで仕方ないですね」と充実感をにじませている。 気仙沼滞在時は認定NPO法人底上げが管理するシェアハウスで過ごす 震災後、Uターンした東北で感じた「明るい兆し」 幼少期から過ごしてきた仙台は「イベントやアート、音楽などはほとんどが東京でやられていて。なにもない町と感じていた」という。大学進学とともに故郷を離れ、関東へ。卒業後は、金融機関で働いていた。しかし家族の介護をきっかけに地元仙台へのUターンを考えていた矢先、東日本大震災が故郷を襲った。幸い江川さんの実家は無事。家族とも震災の翌日には連絡がついた。その後、仕事を退職し、4月末には実家に引っ越した。金融機関でのキャリアを生かし、被災地各地で震災復興に取り組むNPOや市民活動のサポートを行う財団法人で活動を開始した。 震災復興に取り組む団体が直面する最大の課題が財政面でした。国内外から集まる寄付などの受け皿となり、支援団体へとつなぐ役割を担っていました」 岩手・宮城・福島の3県にまたがって活動していた江川さん。何よりも驚かされたことが、全国各地からおもしろい人材が東北に集まってきていることだった。 「震災前に実家に帰っても東北に元気がないのを感じていて。さらには震災が起こって、このまま衰退していくんじゃないかと思っていたんです」。しかし各地で出会った人たちによってこの考えが180度変わった。「衰退していくばかりと思っていた故郷が、いつの間にか『おもしろい地域になるんじゃないか』というワクワク感、明るい兆しを感じていたんです」と話す。 現在活動する認定NPO法人底上げをはじめとする気仙沼との出会いも、この財団法人での活動を通じてのものだった。 「助成先団体のヒアリングというかたちで気仙沼には何度も足を運ばせてもらいました。そのたびに感じていたのは、非常にオープンな気質の人が多いなということ。そして団体間や個人同士の仲が良いなって思いました(笑)とってもアクティブで市民のアクションが非常に多く生まれているので、どんどん面白くなっていくのではないかと感じていた」と、初めて気仙沼に出会ったときのことを振り返る。 大学時代にはバックパッカーとしてアジアを旅するなどアクティブに過ごした 復興、まちづくりの現場のより近くで!という想いでキャリアチェンジ 「約3年半、NPOのサポートをしていくなかで、より現場に近いところで働いてみたい」という想いを抱くようになった江川さん。勤めていた財団法人を退職し、しばらくフリーに過ごしていたときに、現在も働いている岩手と気仙沼の団体から声がかかった。 もともと明確に複数キャリアを意識していたわけではない。縁に導かれるように、求められることと、自分自身のやりたいことを、紐付けていった結果が複数キャリア、そして複数拠点という生活スタイルになっていった。 「仕事と暮らしが融合している今のスタイルがとても心地よいんです。その日どこで何をするのか、自分次第」。家で仕事をするのも、カフェで仕事をするのも、趣味であり息抜きだという料理を作るのも自由。息抜きにパソコンを抱えて海外に10日間ほど飛び出すこともある。 仕事のなかに、暮らしが入り込み、暮らしのなかで仕事をする。仕事(ワーク)と暮らし(ライフ)の線引きをする「ワークライフバランス」とは逆行するような働き方。 世間一般でいう「安定」とは程遠い。決まった休みもあるわけではない。それでも、「自由にできるこのスタイルが今はとても気に入っている」という。取材中、彼女は事あるごとに「まあ、なんとかなるかなと思って」と口にしていた。「移住」や「定住」から想起される「決意」といった言葉とは無縁の、考えすぎず、軽やかに、自然体でいること。それがふとしたタイミングで巡ってくるチャンスを掴めた秘訣なのだろう。 「複数拠点、複数ワークは自分の視野を広めてくれる。それぞれの仕事にとってもプラスになっていると思う」と話す 多様な関わり方を応援してくれる町 「気仙沼に来ると『おかえりー!』『今回はいつまでいるの?』とみなさんに声をかけていただける。この雰囲気はとってもあたたかいなって」 かねてから漁師町として、国内外から多様な人々を受け入れてきた町は、「新しい働き方」「自由なライフスタイル」にも寛容なのかもしれない。 仙台から気仙沼は直通の高速バスで2時間半。海も山もある豊かな自然のなかには、コワーキングスペースもあれば、気分転換しながら仕事もできるカフェもある。 「場所を選ばず仕事をできる人は、おすすめの地だと思います。制作に没頭したり、息抜きしながら作業するのにもおすすめなんじゃないかなって」 働く場所ということにおける選択肢はこれまで「都市 or 地方」だった。地方で働くには「移住」という大きなハードルを乗り越えなければならなかった。 しかし、江川さんが実践する複数拠点での働き方は「都市 and 地方」を実現している。 震災から8年を迎えた。復興事業も終わりが見え始め、町は新たなフェーズへと移っていく。江川さんも「この5年から10年が勝負だと思う」と話す。そんな町にあって、「新しい価値観のもとやりたいことをやれること」そして、「チャレンジを応援してくれること」は何よりもの強みになるのかもしれない。 移住するだけが気仙沼との関わり方のすべてではない。多様な関わり方を応援してくれる町。地元住民も、Uターンも、Iターンも、複数拠点のひとつとして関わる人も、みんなで、前に歩みを進める。そんな気仙沼の強さを、江川さんの姿を通じて垣間見えた気がする。 「底上げ」の活動中の一コマ 江川沙織(えがわ さおり)さん 宮城県仙台市出身。1983年生まれ。高校まで仙台で過ごし、大学進学で仙台を離れ神奈川の大学に入学。学生時代にモンゴルへ植林ツアーに行った事をきっかけにNPOとファンドレイズの関係性に興味を持ち、卒業後は金融機関でキャリアをスタート。2011年4月に地元にUターンし、公益財団法人地域創造基金さなぶりにて活動。2015年よりNPO法人wiz(岩手県)と認定NPO法人底上げ(気仙沼)にて複数拠点、複数キャリアのライフスタイルをスタート。 *このインタビューは2018年冬に行ったものです
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【法人様向け】移住支援金の支給対象法人を募集しています!
UIJターンによる人材をお探しの法人様へ -移住支援金の支給対象法人を募集しています- 宮城県では、東京圏への過度な一極集中の是正と県内中小企業等の人手不足解消を目的として、東京圏からの移住者のうち、宮城県が対象として登録した中小企業等に就業した方に対し、移住支援金を支給する事業を開始しています。 < 移住支援金とは? > ■東京23区(在住者または通勤者)から宮城県内に移住し、宮城県に登録された法人に新規就業した方に移住支援金を支給する制度です。世帯移住の場合は100万円、単身移住の場合には60万円が支給されます。 ■移住支援金の支給対象法人となるためには、事前の登録が必要です。 ■登録された法人の求人情報は、宮城県が運営する「みやぎ移住・交流ガイド」と大手民間求人サイトに掲載されます。 < 移住支援金の支給対象法人となるメリット > ■求人情報の作成支援など採用にかかるコストや時間が削減できます。 ・宮城県へ移住・就職を考えている⽅向けの情報サイト「みやぎ移住ガイド」に貴法人の求⼈情報を無料で掲載できます。 ・貴法人の求人内容に関するヒアリングを実施の上、掲載する求人情報の作成支援をいたします。 ・首都圏の移住相談窓口「みやぎ移住サポートセンター」の相談員が、貴法人の魅⼒等を詳しく説明しながら、UIJターン求職者とのマッチングを図ります。 ■登録法人はサイトに登録されたUIJターン求職者情報が閲覧可能です。 ■求人情報は「Yahoo!しごと検索」を始めとする大手民間求人サイトにも掲載されるため、高い広告効果があります。 ■移住支援金受給者の採用活動に対する助成制度(※)があります。 ※就職説明会の開催や募集・採用パンフレットの作成など、移住支援金受給者の採用活動に要した経費に対する助成金です(中途採用等支援助成金(UIJターンコース))。※チラシはこちらから ※制度の詳細はこちらから ※お問い合わせは宮城労働局職業対策課(022-299-8063)まで。情報の作成など採用にかかるコストや時間が削減できます。 *登録申請書類は随時受付ております。本社等所在地の市町村へ直接お問い合わせください* < お問い合わせ > ■対象法人の登録申請について 貴法人の本社・本店が所在する市町村に直接お問い合わせください。 連絡先一覧はこちら(PDF)から 気仙沼市:気仙沼市震災復興・企画課 電話:0226-22-6600(内線316) メール:kikaku@kesennuma.miyagi.jp ■求人情報作成支援・みやぎ移住ガイドへの求人情報掲載について みやぎIJU(移住)ターン就職支援オフィス (営業時間:9時~17時 土日祝日・年末年始除く) 仙台市青葉区中央1-2-3 仙台マークワン18階 電話:022-216-5001
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【11月17日(日)開催】第5回 みやぎ移住フェア
"興味"があるみやぎのまちのこと、暮らしのこと、わからないこと、聞いてみませんか。一緒に移住の不安を解消しましょう! "移住を検討し始めてたものの何をどうしたらいいのかわからない"、 "移住を失敗しないために何を気を付けてたらいいのかわからない"、 "宮城県への移住ってどうなの・・・???" そんな悩みにお応えするのが今回のみやぎ移住フェア! 特徴の分かれる県内4エリアから集まる10の自治体とみやぎ移住サポートセンターが、みなさんのお悩み解決のお手伝いをさせていただきます。 また、今回は移住経験者の方からもお話を聞くことも出来ます。 当日は気仙沼市から移住・定住支援センターMINATOの千葉可奈子も参加します! どんな小さな悩みでも構いません、なんでも聞いちゃってくださいね。 みなさんとお会いできることを楽しみに、お待ちしております! <開催概要> 【日時】2019年11月17日(日)16:30~ 【主催】宮城県【開催場所】ふるさと回帰センターセミナールームCD(東京都千代田区有楽町2-10-1 交通会館8階) 【参加対象】どなたでも参加できます 【参加市町村】 仙台市・気仙沼市・白石市・登米市・栗原市・川崎町・大和町・美里町・女川町・南三陸町 【プログラム】 16:30~ オープニング 16:35~ 「不安解消セミナー」移住経験者からのお話 ゲスト:佐藤謙輔さん 17:20~ 「参加市町村との個別相談会」疑問や具体的な話を個別に話そう! 19:00 閉会 <お申し込み> ・電話・メール 問い合わせ先にご連絡下さい. ・FAX : 03-6273-4404 ・チラシ裏面の必要事項を御記入の上、送信してください。チラシはこちら <お問合せ> みやぎ移住サポートセンター(有楽町・認定NPO法人ふるさと回帰支援センター内) 営業時間 : 10時~18時 月・祝定休 TEL : 090-1559-4714(相談員直通)Mail : miyagi@furusatokaiki.net